12月に更新して以来、ほったらかし~・・
していました
さて、少しずつ・・続きを
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ニューヨーク行きフライトの前に立ち寄った母校。
ちょうど、ピアノ科の卒業試験の真っ最中でした。
新しく立派なホールのホワイエには、
ドレス姿で楽譜をかかえ、
緊張した様子の学生さん達が、ちらほら・・
ああ、わかるわかる・・
その横で、カジュアルな格好で階段に座り込み、
おにぎりをかじりながら、楽譜を書いている若者もあり、
妙な発声練習をしながら、トイレでうがいをしている
そんな美女もあり・・
そうそう、わかるわかる・・
そして、連絡通路を、
エレキベースを方からさげた
サングラスの青年が、
勢いよく走って行った。
おお!時代は変わったなあ・・。
さて、
プログラムの切れ目に、
そお~っと扉をあけてホールに入ると、
公開試験のわりには、人は少なく、
数えるほどしか聴いていない。
針一本落としたって響きわたるような
すんごい緊張感漂う空間。
静かだ・・。
ホール真中より、やや後方には、
教授陣がずら~りと・・。
今となっては、本当に懐かしい先生方ばかり。
学生の時にお世話になって、
この歳になっても、昨日のことのように思い出す
数々の場面。
その時の「お言葉」や、
音楽空間や、
音そのものの記憶は、
けっして色あせることなく
身体にしみ込んでいるから不思議。
学生時代のあのとき、
先生!
としか見ていなかった方々も、
先生であると同時に、
現役の演奏家であり、
家庭人であったり、
一人の生身の人間である。
ということが、
未熟者の私にも、多少は見えてきた感じで、
人生の深み
とでもいう「音」の扱いに、
さらに、それぞれの先生方の偉大さを感じる瞬間でもありました。
そんな、あらたな出会い多き母校訪問。
午前の部の試験終了後、
恩師と昼食をとることに・・
先生と学食でお昼って、
何年ぶりかな??
ドキドキ・・