【NY2010】母校から再出発 そのⅡ | かよこらぼ

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kayokoの~今日も笑顔で♪ ありがとう☆~日々のあれこれを、つれづれなるままに~ たじま加代子のブログです。

12月に更新して以来、ほったらかし~・・

していましたパンチ!


さて、少しずつ・・続きを 照れ

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ニューヨーク行きフライトの前に立ち寄った母校。

ちょうど、ピアノ科の卒業試験の真っ最中でした。


新しく立派なホールのホワイエには、

ドレス姿で楽譜をかかえ、

緊張した様子の学生さん達が、ちらほら・・


ああ、わかるわかる・・


その横で、カジュアルな格好で階段に座り込み、

おにぎりをかじりながら、楽譜を書いている若者もあり、


妙な発声練習をしながら、トイレでうがいをしている

そんな美女もあり・・


そうそう、わかるわかる・・



そして、連絡通路を、

エレキベースを方からさげた

サングラスの青年が、

勢いよく走って行った。


おお!時代は変わったなあ・・。


さて、


プログラムの切れ目に、

そお~っと扉をあけてホールに入ると、


公開試験のわりには、人は少なく、

数えるほどしか聴いていない。


針一本落としたって響きわたるような

すんごい緊張感漂う空間。


静かだ・・。



ホール真中より、やや後方には、

教授陣がずら~りと・・。


今となっては、本当に懐かしい先生方ばかり。


学生の時にお世話になって、

この歳になっても、昨日のことのように思い出す

数々の場面。


その時の「お言葉」や、

音楽空間や、

音そのものの記憶は、


けっして色あせることなく

身体にしみ込んでいるから不思議。


学生時代のあのとき、

先生!

としか見ていなかった方々も、


先生であると同時に、

現役の演奏家であり、

家庭人であったり、

一人の生身の人間である。


ということが、

未熟者の私にも、多少は見えてきた感じで、


人生の深み


とでもいう「音」の扱いに、

さらに、それぞれの先生方の偉大さを感じる瞬間でもありました。


そんな、あらたな出会い多き母校訪問。



午前の部の試験終了後、

恩師と昼食をとることに・・


先生と学食でお昼って、

何年ぶりかな??



ドキドキ・・ドキドキ