今回は、私が経験した婚活についてお話したいと思います。
私が結婚したのは、1996年の3月です。今から23年前になります。その前、約2年ほど婚活をしました。
当時は、婚活という言葉もインターネットもない時代でした。自分が婚活に本気で取り組むようになったのは、30歳を過ぎて会社の後輩が先に結婚したことに触発されたことによります。当時、某通信会社の技術系部署に所属していたためほとんど女性が在籍していませんでした。
社内でお相手を探すのはほぼ無理だと思い、まず始めたのが近所の結婚相談所に行きました。普通の一軒家でちょっとお年を召した感じの良い奥様でした。
桜茶を頂き、いろいろお話をお聞きしましたが、やはり入会金、成婚料が高い(確か入会金 5万、成婚料 20万くらい)ことがネックとなり入会しませんでした。
当時は、インターネットはありませんでしたのでお相手を探すには、分厚いA4ファイルで各ページに切手くらいの大きさで顔写真や全体写真のコピーが何枚もあったのを覚えています。
他の相談所はどうだろうと思い、もう一軒、別の相談所に行きましたが、ここも普通のご自宅で最初の相談所よりやや若い奥様とお話していましたが、話の最中、突然ご主人が一升瓶を持って来て、”やい若造、一杯飲むか”と言われてびっくりしたのを覚えています。この時のイメージが悪かったので結婚相談所でお相手を探すのを止めました。
しかし、実家の両親も私の結婚を心配してくれていて、お見合いの話を何件かもって来てくれました。
実際に何件がお見合いをしました。当時も指定された日時、場所にややラフな服装で仲人を立てず、二人だけで会うお見合いでした。
久しぶりに実家に帰ったこともあり、そこそこに話は盛り上がりますが次がありません。今のようにメールやLINEがなく電話だけではなかなか気持ちを続けるのは難しかったように思います。
結局、お相手を探す手段は、まだそれほど流行っていなかった某社のコンピュータマッチングサービスを利用しました。
利用方法は、現在とそれほど変わりませんが、インターネットがありませんでしたのでお相手の情報は、A4サイズの紙で郵送されて来ました。
顔写真も白黒のため、写真と実際にお会いしたお相手のイメージにかなりの違いがあり、がっかりしたことも何度かありました。
マッチングしたお相手とはできるだけ合うようしましたが、やはりデートが2度目、3度目に続くことがなかなかありませんでした。
当時は一人暮らしをしていたため話し相手がなく、相当凹みました。心の穴、空洞を初めて感じました。結婚が、はるか高い登り切れない山であるように思い、また自分は、女難の相があり一生独身の運命かとも思い、さらに、すれ違う女性は、自分の敵のようにも感じました。この時、もし誰かに相談できる人が居たらもう少しは気が楽になったのではと思います。
それで自分がとった最後の行動は、マンションを買うことでした。マンションを買っても独身ならこれは、本当に自分の運命なんだ、ここまでやって結婚できないのであればその運命(独身)を受けざるを得ないなと腹をくくりました。
それからしばらくしてコンピューターマッチングサービス会社の人から電話があり、”こんな感じの女性がいるけど会ってみない”という話を頂き、お会いしたのが今の私のお嫁さんです。
お相手が決まって、そのコンピュータは、何をマッチングしていたのかと思いました。やはり人の感覚によるお相手探しの方が優れているのではないのかなと思いました。
マンションを買ってお嫁さんが付いて来たという感じになりましたが、結婚して子供ができたことでこのマンションを売りました。子育てするにはとても良い環境ではなかったからです。そこで生活したのはわずか2年でした。
今度は、マンションを売却するのにとても苦労しました。今でもあのマンションを買わなければもっと良い家に住めていたのにとお嫁さんから非難を受けていますが、
自分としては、腹をくくって買ったこのマンションのおかげでお嫁さんと結婚できたと感謝しています。
本日は、こんなところで終わりたいと思います。
最後までおつきあい頂きありがとうございました。