飲食、小売店などの商売をしている人で「ABC分析」を知らない人はいないと思います。
しかーし、ここで今一度「ABC分析」について話しておきましょう。(基本中の基本)
ABC分析とは、簡単に書くと累計構成比を3つ(4つ)に重要度順にクラス分けして分析する方法ね。
その各ABCの線引きはモノによっても違うし決まりはない。
ただし、分析の一手法であってそれが全てでもないし、他の分析方法を併用するなどで多面的な見方をしないといい結果は得られません。
そーっすねー、方法例として弁当専門店でも考えてみましょう。(1ヶ月単位)
弁当専門店で10種類の弁当を扱っていたとします。
その販売個数をみてみた。(左から販売個数、構成比、累計構成比)
から揚げ弁当 |
200 |
30% |
30% |
ハンバーグ弁当 |
125 |
19% |
49% |
海苔弁当 |
88 |
13% |
62% |
シャケ弁当 |
75 |
11% |
74% |
日替弁当 |
66 |
10% |
84% |
幕の内弁当 |
40 |
6% |
90% |
カキアゲ弁当 |
25 |
4% |
94% |
あなご弁当 |
20 |
3% |
97% |
ワカメ弁当 |
18 |
3% |
99% |
激辛弁当 |
5 |
1% |
100% |
|
662 |
100% |
|
グラフにするとこんな感じ。(ちょっと簡単に作りすぎたか)
折線が累計の%ね。
こう見ると主力商品がないことが分かります。
ふむふむー。
しかーし!ここで販売数だけに目を奪われてはいけません。(当たり前)
販売単価が同じとは限らないし。
利益率の高い商品=原価率の低い商品はどれ?(それによっては順位は入れ替わるでしょ?)
売上高で一番高いのはどれ?(販売価格は一緒じゃないでしょ?)
仕込みに時間がかかるのはどれ?(人件費にも影響)
そして、曜日別の売れ行き、天気別での売れ行き、お客様別・・・・多面的に分析しないと意味ない。
たまたま激辛弁当は一人の人が買ったかもしれないし、その月は休日が多い月で家族連れのお客が多かったかもしれない。
季節、気温によっても売れ行きに違いがあるかも・・・・
分析は一つだけだと意味ないことが多い。
多面的にみる一つの手法として覚えておきましょう。
・・・パレートの法則に似てるでしょ
