第6回 あなたのファイルはどこにある? | ぱんぷきんぱいの「パソコンって楽しいなぁ」

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ぱんぷきんぱいが、パソコン初心者のみなさんへ、パソコンの楽しさをお届けします。

こんにちは。
ぱんぷきんぱいです。
久しぶりの更新!
 
みなさんは、パソコンを使っていて、自分のファイルがどこに保存されているか気にしたことはありますか?
今までそんな事なんて気にしたことはない。何も考えずに「保存」のボタンをクリックしているよっていう人も意外と多いと思います。
 
たしかに、普段Excelで表を作ったり、Wordで文章を書いても、保存するという行為をすれば、どこに保存されたか気にしなくても困る事ってあまりないのかも知れません。
たいていは、マイドキュメントというフォルダーに保存されますよね。
 
最近のソフトは親切で、「最近使ったファイル」なんていうメニューもあったりするので、よけいにファイルが保存されている場所なんて気にしなくても困らないんですよね。
 
でも、実際にファイルがパソコンの中でどの場所に保存されているのかを意識しておくということは大切な事だと思うんです。
 
そのためには、まずドライブとフォルダーという概念を理解することです。
 
今回はドライブについて書きます。(ドライブ=記憶装置)

あなたのパソコンで「マイコンピュータ」をクリックして中身を表示させてみると、その中にドライブが何個か表示されると思います。
 
次の図は、私がふだん使っているノートパソコンの「マイコンピュータ」の中身を表示させたものです。OSはWindowsXPです。
 

 
私のパソコンの中には、9個のドライブがあります。

① IBM_PRILOAD(C:)
② Data(D:)
③ DVD/CD-RW ドライブ(E:)
④ DVD ドライブ(F:)
⑤ DVD ドライブ(G:)
⑥ マイキャビ(Z:)
⑦ GMail Drive
⑧ SDExplorer
⑨ インターネットディスク
 
です。
 
①と②はハードディスクで③はDVDドライブです。
私のパソコンにはハードディスクが1個と、DVDドライブが1個内蔵されています。
ハードディスクは1個なのにどうしてマイコンピュータに2つ表示されるのって疑問に思うでしょ。
実は1個のハードディスクを論理的に2つに分けて①と②にしています。
ちょうど一部屋をパーテーションで間仕切りして2部屋にしている感じ。
DVDドライブはそのまま③1個だけです。
 
それでは、その他の④⑤⑥⑦⑧⑨の6個のドライブは何なの?
 
④ DVD ドライブ(F:)
⑤ DVD ドライブ(G:)
の2個は、仮想ドライブのソフトウェアをインストールしたらできていたハードディスクの中の仮想的なドライブです。
 
⑥ マイキャビ(Z:) ← @niftyのネットワークドライブ

⑦ GMail Drive  ← Googleのネットワークドライブ
⑧ SDExplorer  ← Microsoftのネットワークドライブ
⑨ インターネットディスク ← JUSTSYSTEMSのネットワークドライブ
の4個は、インターネット上のサーバーにあるぱんぷきんぱい用の仮想ドライブです。
 
このように、昔と違って自分のパソコンではなく、遠く離れところにあるサーバーに自分用のファイルを保存しておくこともできます。
 
もしかすると、自分のパソコンに保存していたと思っていたファイルが、実はネットワーク上のドライブに保存されていたということもあるかも。
自分のファイルが行方不明になってしまったことはありませんか?
 
会社などでは、サーバーに共有フォルダを作成して、そこにファイルを保存している場合も多いですよね。
で、よくあるのが、共有ファイルを更新したのか自分のパソコンの中のファイルを更新したのかわからなくなってしまい、新しいファイルに古いファイルを上書きしてしまうこと。
その時は、あ~!やっちゃったぁ~って落ち込みます。 
 
そんなトラブルを防ぐためにも、ファイルがどこに保存されているのかをちょっとだけ気にしてみませんか。
 
 
<おまけ1>
マイコンピュータを開いてみたときに、ドライブの英文字(ドライブレターといいます)がA:からでなくC:から始まっているのか気がつきましたか?
どうしてA:とB:がないのかって疑問に思いませんか?
実は、A:とB:はフロッピーディスクドライブに割り当てられているので、フロッピーディスクドライブのない最近のパソコンでは存在しないんですよ。
 
<おまけ2>
ちょっと前までのパソコンはC:ドライブだけのものが多かったのですが、最近のパソコンは、1台のハードディスクを2つに間仕切りしてC:ドライブとD:ドライブの2つあるものが増えてきました。
たとえば、C:ドライブ250GB、D:ドライブ250GBのパソコンがあったとします。
ファイルの保存先を特に指定しない場合は、C:ドライブに保存されます。
C:ドライブはデータの他に、Windowsそのものや、アプリケーションソフトがインストールされているので、空き容量がどんどん減っていきます。

ところがD:ドライブは何も保存されていなくて250GBがまるまる残っているってこともよくありますよ。
知らないからず~っと未使用状態。
もったいないですよね。
このことを知ってると知らないとでは大きな違いが.....(×_×;)
 


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