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知人と話していて、とても心に引っかかった言葉があります。
雑談から、今癌で闘病中の有名人の女性の話題になりました。
ご主人が歌舞伎役者としてとても有名な方です。
その知人には言っていませんが、私は毎日のようにその闘病中の女性のブログをチェックしています。
自分の大変だった状況と重ねて、彼女の前向きに頑張る姿に励まされましたし、どうか元気になってほしいと、心から願っています。
知人が言いました。
「あの人の病気は、ご主人の日頃の行いが悪すぎて、それが全て奥さんにいってしまったからのような気がする。」
「本来ならば本人に向かうべき罰が、奥さんに病気という形で、罰がいってしまったんじゃないかな。
それだけご主人の今まで犯してきた罪は大きいと思う!」
とても心に引っ掛かりました。
歌舞伎役者のご主人の行いが悪いから、奥さんが癌になって今苦しんでいる?
そんなバカな。
非科学的だし、医学的でもないし、根拠なんて全くないし、そもそも因果関係が全く証明できない話しです。
知人は私が死産したことを知っています。
その理屈が歌舞伎役者夫婦に特別に当てはまらず、世間一般的にまかり通るものならば、私が死産になったのも
「日頃の行いが悪すぎるから罰が当たった」
ということになるの?
と、少し飛躍しすぎではありますが、極論として思ってしまいました。
もちろん知人はそんなことは思っていないと思います。
それだけ親身になって私の状況を知人なりに受け止め、思いやってくれていると感じています。
だけど、その歌舞伎役者ご夫婦は、知人からしたら全く知らない赤の他人。
(私からしても赤の他人ですが)
そんな赤の他人、だけど有名人というだけで有る事無い事含めた色んな情報が自分に入ってくるため、名前の知らない一般人よりは親近感がわき、色んな憶測をしてしまうのでしょうか。
全くの他人だからこそ、人の生死に関わるかもしれないことでも面白おかしく憶測が出来るんでしょうか。
死産してから特に思います。
「本人から直接聞いたわけでもなく、事実関係をしっかりと自分で調べて事実を断言できるほどでもないのに、憶測で面白おかしく他人の噂話をするのは気持ちのいいものではない。」
と。
例え自分には関係のない有名人であっても、です。
さらに言うなら、そんな面白おかしく広げた憶測話しを聞くのも、気持ちのいいものではないなと思います。
そういう話題は大抵建設的ではなく、批判めいた方向に行く場合が多いですし。
そんな建設的ではない憶測話しばかりで盛り上がっていたら、だんだん見えない泥沼にはまって抜け出せなくなりそうだし、心に垢が溜まっていきそうな気がします。
ということで知人にその話をふられたとき、私は返事をせずに流しました。
理由は、
「そう言われたらそうなのかな。」
と、少しでも同調することが、闘病生活を頑張っている歌舞伎役者のご夫婦やご家族を自分の中で汚すような行為になるように感じたし、
「そういう考え方もあるんだね。」
という大人の対応も咄嗟に出来なかったからです。
この知人と話していて、世間は怖いなと思いました。
私の死産が、私のことを快く思っていない人に知られたら、「日頃の行いが悪いからだ」、「昔こんなことをしたからだ」、「あんなことを言ったからだ」、と思われたり言われたりする可能性があるんだと改めて思った出来事でした。
あの闘病中の女性の1日も早い回復を心から願っています。
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私はまだ精神状態が不安定で、人に気が使える状態ではありません。
このブログは、死産・流産・不妊などで悩んでいる方が多く読んでくださっているかと思います。
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