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妊活中のため、これまでにも何度か「妊娠と薬」のことを先生に質問しています。
今回は、妊娠に気づく前(受精~着床~妊娠検査薬が反応する前)の薬や化粧品の影響を聞いてみました。
私「メーカーから妊娠中には使わないで下さいと言われているレチノール(ビタミンA)の入った化粧品を使っていますが、これはどの時点でやめた方がいいですか?
妊娠が発覚した時点?
排卵日?
それとも着床したと思われた頃?
どの辺りから影響があるものですか?
それから抗生物質の目薬をさしているんですが、それも同じくどうですか?」
すると先生は分厚い本を開き始めました。
それを見ながら説明してくださいました。
「このガイドラインによると、妊娠3週までは影響がないとされていますね。
妊娠4週~7週末までが、胎児は医薬品に対して感受性が高いですね。
だから妊娠検査薬(※多分早期妊娠検査薬のこと)が反応した時に薬をやめても問題はありませんね。」
私「ちょっと鬱の調子が悪くて覚えられないのでメモさせてください……」
と一生懸命メモしていると、
「これ、写真に撮ってもいいですよ。
患者さんの質問に正確に答える時に、こういう説明をすると決められたガイドラインなので。」
ということで遠慮無く。
妊娠周期とこのガイドラインにある薬の影響を、わかりやすいように照らしあわせてみました。
生理周期は28日で考えています。
■妊娠0週(生理開始日~6日)
⇒生理中
⇒薬の影響なし
■妊娠1週(7日~13日)
⇒生理が終わって1週間
⇒薬の影響なし
■妊娠2週(14日~20日)
⇒14日頃に排卵(タイミングをとれば受精)
⇒薬の影響なし
■妊娠3週(21日~27日)
⇒着床、hCGホルモンが出始める
⇒薬の影響なし
■妊娠4週(28日~34日)
⇒本来なら生理予定日、妊娠検査薬に反応し始める
⇒医薬品に対して胎児の感受性が高い!
■妊娠5週(35日~41日)
⇒生理予定日1週間後、通常の妊娠検査薬が反応する、心拍確認
⇒医薬品に対して胎児の感受性が高い!
■妊娠6週(42日~48日)
⇒医薬品に対して胎児の感受性が高い!
■妊娠7週(49日~55日)
⇒医薬品に対して胎児の感受性が高い!
ふむふむ。
もっとざっくりと言うと、生理周期が28日ならば、生理予定日までは薬を飲んだり、レチノール(ビタミンA)の入ったクリームを塗っても大丈夫ということだそうです。
こうして病院のガイドラインをしっかり見せてもらえると、神経質になりすぎずにとても納得できます。
ただ、このガイドラインにもありますが、ごく一部の医薬品は体内に長期間蓄積されるそうなので、妊娠3週以前の投与でも催奇形の可能性が完全には否定出来ないそうです。
ちなみに、皮膚への塗り薬と目薬、どちらが吸収しやすいと思いますか?
先生によると、「皮膚の方が吸収しやすい」んだそうです。
それでは、今回とこれまでに先生に聞いたことを一緒にまとめます。
「NEW」とあるのが、今回新しく聞いた情報です。
【産婦人科医の話】
・排卵前の服薬は影響なしと思われる
・そもそも卵巣にはもともと卵子があるんだから、薬を飲んで卵子にダメージが出るのであれば、排卵に関係なく他のすべての卵子にも影響が出ることになる
・服薬が影響するとすれば、着床後
・受精後1週間で着床するが、着床すると母体から受精卵に血液が送り込まれるので、薬の影響があるかもしれない(同じ条件下での実験結果がないから断言は出来ない)
・妊娠3週末までは服薬(ガイドラインを読むと長期間体内に残るごく一部の医薬品は、完全に否定出来ないそう)によって胎児に影響を起こさないNEW
・妊娠4~7週は胎児への影響が大きいので避けるべきNEW
・目安としては、生理予定日頃に妊娠の結果がわかる早期妊娠検査薬の反応が出たら服薬を中止すれば良いNEW
・皮膚の塗り薬と目薬を比べると、目薬のほうが吸収されにくいNEW
【眼科医の話】(目薬はクラビットという抗生物質)
・目薬を指して目頭を10秒押さえる。そうすると目にしか薬が行き渡らないので、妊活中や妊娠中でも目薬が使える
・押さえ方のコツは、目頭を抑えるとコリコリした管が見つかるのでそれを押さえることNEW
【薬剤師の話】(目薬はクラビットという抗生物質)
・目薬を刺した直後に目頭を抑えると、鼻や体内に薬が行き渡らない
【皮膚科医の話】
・妊娠中や妊活中でも塗り薬は使える
・皮膚から血液に薬が行くことは殆ど無く、行ったとしても微量
・もしも胎盤に届いたとしても微量なので、影響はないと考えられる
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