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ラミナリアの痛みを最大限排除した方法はこちら
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死産してから思うこと。
死産後の心のケア……グリーフケアが充実していない、ということ。
驚くほど少ない!!!
この情報化社会に、
「死産 カウンセリング」
「死産 心のケア」
「死産 グリーフケア」
などと検索しても、求めている情報が殆ど出てこない。
(※グリーフケアとは、大切な人を失った時に起きる心身上の問題のケアのことのようです)
もっとたくさん出てくるかと思ったのに。
私が出産した病院の入院中の心のケアは、良かったと思います。
入院した病棟の看護師さん・助産師さんの心身のサポートが、とても充実していました。
死産・流産患者が入院する病棟でもあるので、言葉のかけ方・寄り添い方・気遣い方・フォローの仕方などを日頃から徹底して訓練されているように感じました。
でも退院したら基本的にはそのケアも、もう終わり。
後は自分で何とかしていくしかないんですよね。
夫と私は入院中に「カウンセリングを受けたい」と強く希望しました。
一度ではなく、何度も伝えたと思います。
そして今、出産した病院の精神科でカウンセリングを受けています。
強く何度も希望したから、今カウンセリングを受けられているのかも、と思います。
でも、流産や死産を経験した方のブログを読んでいると、カウンセリングを受けたいのに受けていない方って結構多いようですね。
産婦人科でも、心のケア部門にもっと力を入れてもらえるとなぁと思います。
人生で体験をしたことのないくらいの深い喪失感を味わっているんだから。
需要が少ないのはわかりますが、悲しいことに死産を経験してしまう人は、一定数は必ずいるんですもの。
では、死産後の心のケアが充実していない現代、どうしたら良いの!?
考えてみました。
1)出産した病院(総合病院であれば)にある精神科・心療内科を紹介してもらう
2)出産した病院の医師・看護師・助産師に、精神科やカウンセリングを紹介してもらう
3)死産・流産経験者の集まりに参加する
4)死産・流産経験者のブログや本などを読む
5)赤ちゃんに手紙を書く
6)宗教施設で宗教的観点から心の救いを求める
まぁどれを選んでも、こちらが強く希望したり積極的に動いたりしないといけません。
一番良いのは、1)。
出産した病院が大きければ、そこの精神科や心療内科を紹介してもらうことだと思うんです。
同じ病院内だったら話しも早いですし。
私の場合はこれです。
その時のブログは下記をご参照下さい。
「精神科とカウンセリング」
「カウンセリング2回目」
小さな個人病院の場合は、2)。
医師・看護師・助産師らに、精神科やカウンセリングが受けられるところを紹介してもらうのがいいような気がします。
医療関係者なので、一般の人よりは精神科の先生やカウンセラーの知り合いがいるのではないでしょうか?
「うーん、そういった知り合いはいないですね」
と簡単に言われちゃう場合もあると思います。
その場合は、聞く相手を変えてみる。
医師がダメなら助産師さん、とか。
3)の死産流産の集まりは、地方ではわかりませんが、大きな都市だとあるようですね。
死産・流産の体験者が集まって、体験談を聞き、自分も話す……ということをするそうです。
私は集団が苦手なので、これは検討中です。
そして一番簡単なのが 4)ブログや本を読む。
私も今まさにやっています。
同じ境遇の人が、どのように生活をしているのか、どのような気持ちで過ごしているのか、を読むだけでも何かが違うような気がするんです。
自分がブログを書くことによって、赤ちゃんの記憶も残せますし、じっとしていられない気持ちを少し発散することが出来ます。
死産・流産を経験した、天使ママ・天使パパのブログは、下記に沢山乗っています。
私も最初はこのサイトから見ました。
↓↓↓
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5)の赤ちゃんに手紙を書く、というのはカウンセラーの方が推奨されていました。
自分の中に落としこむ作業というのが必要だそうです。
それには手紙を書くのが良いんだとか。
これなら誰でも出来る!
私の場合はブログをしているので、手紙の代わりになっているかもしれませんね、と言われました。
6)は宗教。
宗教というと、言葉の響きだけで「ないわ」と思うかもしれません。
でも「困ったときの神頼み」って、結構効果的だと思うんですよね。
(こんな時だけ頼って神様ごめんなさい、かもしれませんが。)
宗教的観点から「死」にどう向き合うのか、「死」とはどういうものなのか、輪廻転生、死んだ後に行く所……などの話しを聞くだけでも、知りたいことのヒントに繋がると思うんです。
少なくとも占いや霊媒師さんよりは、宗教者の方が神様仏様に近い所にいると思うので説得力はあると思います。
私たち夫婦は今も昔も無宗教ですが、挙式したカトリックの教会に救いを求めました。
疑問や想いを神父さんにぶつけ、話しを聞かせてもらい、娘の為に祈ってもらいました。
今もいただいた祈りの書を、毎晩娘のために読んで祈っています。
娘のために何かしてもらっている・してあげられている、というのは大きな救いになります。
最も、お寺にしても教会にしても神社にしても新興宗教にしても、宗教に頼ることのアレルギーを持つ家族がいても不思議ではないので、家族とご相談されてからの方がいいと思います。
まずはご先祖様のあるお墓のあるお寺や、これまで縁のあった宗教施設がいいのかも。
私たちが教会に行った時の話しは下記をご参照ください。
「神様……」
死産によって、経験したことのない心をえぐり取られるかのような痛みと、深い悲しみと喪失感を味わっています。
特に心の傷というのは目では見えません。
心の傷の深さも進行具合も、周りの人には見えません。
時間が経てば経つほど、周りの気遣いもなくなります。
周りの人から言われた不用意な一言で、傷口を大きく広げられたりえぐられたりすることがあると思います。
死産で傷つき、周囲の言葉で更に傷が深くなる。
本当に辛いことです。
だからこそ、自分にあった心のケアをしっかりすることが大切だと思います。
もっともっと死産後の心のケアが充実した世の中であればいいのに。
これからはそうなりますように。
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驚くほど少ない!!!
この情報化社会に、
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などと検索しても、求めている情報が殆ど出てこない。
(※グリーフケアとは、大切な人を失った時に起きる心身上の問題のケアのことのようです)
もっとたくさん出てくるかと思ったのに。
私が出産した病院の入院中の心のケアは、良かったと思います。
入院した病棟の看護師さん・助産師さんの心身のサポートが、とても充実していました。
死産・流産患者が入院する病棟でもあるので、言葉のかけ方・寄り添い方・気遣い方・フォローの仕方などを日頃から徹底して訓練されているように感じました。
でも退院したら基本的にはそのケアも、もう終わり。
後は自分で何とかしていくしかないんですよね。
夫と私は入院中に「カウンセリングを受けたい」と強く希望しました。
一度ではなく、何度も伝えたと思います。
そして今、出産した病院の精神科でカウンセリングを受けています。
強く何度も希望したから、今カウンセリングを受けられているのかも、と思います。
でも、流産や死産を経験した方のブログを読んでいると、カウンセリングを受けたいのに受けていない方って結構多いようですね。
産婦人科でも、心のケア部門にもっと力を入れてもらえるとなぁと思います。
人生で体験をしたことのないくらいの深い喪失感を味わっているんだから。
需要が少ないのはわかりますが、悲しいことに死産を経験してしまう人は、一定数は必ずいるんですもの。
では、死産後の心のケアが充実していない現代、どうしたら良いの!?
考えてみました。
1)出産した病院(総合病院であれば)にある精神科・心療内科を紹介してもらう
2)出産した病院の医師・看護師・助産師に、精神科やカウンセリングを紹介してもらう
3)死産・流産経験者の集まりに参加する
4)死産・流産経験者のブログや本などを読む
5)赤ちゃんに手紙を書く
6)宗教施設で宗教的観点から心の救いを求める
まぁどれを選んでも、こちらが強く希望したり積極的に動いたりしないといけません。
一番良いのは、1)。
出産した病院が大きければ、そこの精神科や心療内科を紹介してもらうことだと思うんです。
同じ病院内だったら話しも早いですし。
私の場合はこれです。
その時のブログは下記をご参照下さい。
「精神科とカウンセリング」
「カウンセリング2回目」
小さな個人病院の場合は、2)。
医師・看護師・助産師らに、精神科やカウンセリングが受けられるところを紹介してもらうのがいいような気がします。
医療関係者なので、一般の人よりは精神科の先生やカウンセラーの知り合いがいるのではないでしょうか?
「うーん、そういった知り合いはいないですね」
と簡単に言われちゃう場合もあると思います。
その場合は、聞く相手を変えてみる。
医師がダメなら助産師さん、とか。
3)の死産流産の集まりは、地方ではわかりませんが、大きな都市だとあるようですね。
死産・流産の体験者が集まって、体験談を聞き、自分も話す……ということをするそうです。
私は集団が苦手なので、これは検討中です。
そして一番簡単なのが 4)ブログや本を読む。
私も今まさにやっています。
同じ境遇の人が、どのように生活をしているのか、どのような気持ちで過ごしているのか、を読むだけでも何かが違うような気がするんです。
自分がブログを書くことによって、赤ちゃんの記憶も残せますし、じっとしていられない気持ちを少し発散することが出来ます。
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自分の中に落としこむ作業というのが必要だそうです。
それには手紙を書くのが良いんだとか。
これなら誰でも出来る!
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6)は宗教。
宗教というと、言葉の響きだけで「ないわ」と思うかもしれません。
でも「困ったときの神頼み」って、結構効果的だと思うんですよね。
(こんな時だけ頼って神様ごめんなさい、かもしれませんが。)
宗教的観点から「死」にどう向き合うのか、「死」とはどういうものなのか、輪廻転生、死んだ後に行く所……などの話しを聞くだけでも、知りたいことのヒントに繋がると思うんです。
少なくとも占いや霊媒師さんよりは、宗教者の方が神様仏様に近い所にいると思うので説得力はあると思います。
私たち夫婦は今も昔も無宗教ですが、挙式したカトリックの教会に救いを求めました。
疑問や想いを神父さんにぶつけ、話しを聞かせてもらい、娘の為に祈ってもらいました。
今もいただいた祈りの書を、毎晩娘のために読んで祈っています。
娘のために何かしてもらっている・してあげられている、というのは大きな救いになります。
最も、お寺にしても教会にしても神社にしても新興宗教にしても、宗教に頼ることのアレルギーを持つ家族がいても不思議ではないので、家族とご相談されてからの方がいいと思います。
まずはご先祖様のあるお墓のあるお寺や、これまで縁のあった宗教施設がいいのかも。
私たちが教会に行った時の話しは下記をご参照ください。
「神様……」
死産によって、経験したことのない心をえぐり取られるかのような痛みと、深い悲しみと喪失感を味わっています。
特に心の傷というのは目では見えません。
心の傷の深さも進行具合も、周りの人には見えません。
時間が経てば経つほど、周りの気遣いもなくなります。
周りの人から言われた不用意な一言で、傷口を大きく広げられたりえぐられたりすることがあると思います。
死産で傷つき、周囲の言葉で更に傷が深くなる。
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