
ゴルフをする者にとって一度はラウンドしてみたい代表格の廣野ゴルフ倶楽部。
ベールに包まれていた超名門コース。
土質、地形、景観、戦略性などどれをとってもゴルフ場として完璧と言われる圧倒的存在感の廣野をラウンド出来る機会に恵まれました。
世界的なコースとしての評価も高く
セントアンドリュースを手掛けたコルトの弟子アリソンが手掛けた廣野のオリジナル設計は
名匠・井上誠一のバイブルとなり自宅応接間に飾られていたとか。
正門の真ん前が駅、歩いて1分でクラブハウス。
もちろん開場後にメンバーが鉄道を誘致したわけです。
手押しカート3バッグというスタイルも日本でここだけ。
4人プレーの場合は1人は自分で担ぐようです。

10番 333yard
インスタート、緊張の1打目は左サイドのラフに
右のバンカー群を避けて手前から寄せワンならずボギー発進
東京ゴルフ倶楽部 朝霞コース設計の為に来日していたアリソンをこの地に招いたところ、豊かな森林と豊富な水、ホール毎に趣の異なる地形などゴルフ場に最適な土地であったことから、設計を快諾し
神戸のオリエンタルホテルに籠もり設計図を書き上げたとか。昭和7年に開場

12番 567yard
低く出した3打目を樹に当ててしまい、寄らず3パットの痛恨トリプル
左サイドからスライスかけ狙うか随分迷ったけど、
こういうところが廣野の奥の深さかと
平成になってグリーンは1グリーンに改造されていますが、レイアウトはほぼアリソンのオリジナルが残ります。

13番 149yard
地形のスペクタクル!とても絵になるショートホールでカラーから2パットで初のpar(^_^)ノ
人力だけで造ったなんて奇跡としか言いようがありません。
14番336yard
フェアウェイ全体がものすごい左傾斜で3人とも左ラフエリアへ
右サイドのラフ方向へ行かないとベストポジションにいかないホール
手応えあるアイアンも風に流されアリソンバンカーに刺さりボギー

15番496yard
のフェアウェイ左サイドの松
私がバイブルとしている『名門ゴルフ場&名物ホールの秘密』という本の
日本代表の18ホールを決定する!
という特集の中で4ホールがエントリーされているいる廣野
18ホール、どのホールをとってもそのコースの名物ホールになり得るような仕上がり。
特にこの15番は日本一のロングホールとまで謳われるホールであり
名物の松の左サイドのポジションキープ

ムリせず大事にレイアップしてカラーから寄せワンに成功してpar(^O^)
2つのシグネチャーホールで見せ場を作れました。
地溝を巧みに利用した井上誠一のレイアウトもこのホールが原点なのかと感じました。

クラブハウス横にはプレーヤーを見守るように乾理事長の胸像とJGAゴルフミュージアムがあり、
井上誠一がコース設計時に愛用した傘やステッキチェアなど
大谷光明のブレザーや、赤星兄弟のクラブ
中部銀次郎のウェアやアイアン、スパイクなど往年の名プレーヤーのクラブ
ゴルフを愛するプレーヤーにとっては
ゴルフ史に輝く人物に触れ合えるような
まさに日本のゴルフ殿堂と言える貴重な品々の展示で
プレー後のひとときを楽しませてくれました。
額に掛かっていた文豪・吉川英治の色紙
『不達不入』
達せずんば入らず
英訳すると never up never in
とても印象的でした。

2番410yard
バンカー群がフェアウェイを横切りアゲインストの風でタフなホール
バンカー越えましたが

6番394yard
左サイドのマウンド超えに成功して
後半唯一のparで気を良くしラスト3ホールへ

7番171yard
悪魔の爪痕と称されるアリソンバンカーが待ち受ける最後のショートホール
残り3ホールなので
果敢にピンを狙い攻めるも、無情にも右サイドへ

グリーンを外して右側の谷底に落とした絶望感は記憶に残りますね
バンカーに転げ落ち4オン2パットの6

9番491yard
フェアウェイが微妙な傾斜ありフェアウェイウッドがなかなかクリーンヒットせず
3打目会心のショットもラフから止まらず
グリーン奥に転げ落ち寄らず2パットのやっとこさボギーで終了

イン44 アウト47 91(35P)
41位タイにて予選落ちです。
ドライバーが好調だったのに、par4つ
トリプルボギー2つが響き、目標の90切りならず悔いが残るも
一生の思い出になるであろう、記憶に残るラウンドになりました。
福島いわきから参戦の方は、全国津々浦々どころか、なんとセントアンドリュースで2ラウンドされているとか。見事に予選突破されていました。
名コース談義も楽しいラウンドになりました。

英国風のクラブハウスも独特な空虚感を醸し出していて、ロビーの雰囲気も川奈のような重厚感あり、ロッカーも新しいものになっていました。
名画モナリザの魅力と同じように、言葉で説明するのは難しく、実際にプレーしてみて初めてわかるコースの秘密や魅力がふんだんに溢れていて、会員にとっても飽きることのなく
風向きやピンポジションによって、いろんな攻め方があると思われます。
コースとして評価が高い理由でしょう。
この日は願いを込めて、廣野同様リスペクトしている軽井沢ゴルフ倶楽部のポロシャツを着てプレーしましたが、
ラウンド後に三田市の心月院へ。
境内にはツツジが咲き誇っていました。
ここには軽井沢の名物理事長だった白州次郎と正子夫人の墓があり、
いつか軽井沢ゴルフ倶楽部でプレーできますようお願いしてきました。
