
阪急電鉄・宝塚から2つ目の逆瀬川で降りるとコース内を天然のハザードとして何度も効果的に横切る仁川があり
川に沿った県道を上っていくクラブバスで15分ほど。宝塚ゴルフ倶楽部のすぐとなり
昭和30年開場、井上氏47歳の時に関西では初めて手掛けたコース。
ただの荒廃地だったという場所が、井上誠一氏の技量と熱意で、変化に富んだ地形を山あり川あり谷ありの期待を裏切らない見事にレイアウトされたコースでした。

↑12番334yardミドル
フェアウェイ左サイドの大きな樅の木の右狙いでグリーンは打ち上げになります。
出だし好調で3連続パーの好発進
この日はカート内の温度計が41℃を示す程の猛暑で
全く雨が降らない天候なのでコース管理も大変でしょう。早朝から撒水作業に追われているとか。
コース内もスプリンクラーの届かないエリアは芝も茶色くなりがちで気の毒でした。

↑16番 443yardミドル
200yard地点に仁川が横切るので、キャリーで230yard以上でないとクリークは越えません
最難関ホールも12メートルのロングパットを沈めてパー
14番OBトリプルボギーのあと15番のベタピンバーディと併せて西宮CCでの見せ場でした。

川幅もかなりあるので、ロングヒッターでないとなかなかクリーク越えは狙えないかも
刻んでも2打目はウッドで左右ともOBだし風向きによっていろんな攻め方が求められる素晴らしいレイアウトだと思います。

↑17番グリーン
打ち上げ砲台グリーンから振り返ると爽快な風景が。
兜の形をした甲山(かぶとやま)がコース内で何度か観られ、市街地ビル群も併せての景観美も楽しめる井上誠一ならではのレイアウト
2006年にベントのワングリーン化改修が行われています。

↑名物ホールの18番564yard左ドッグのロング
山裾より左のOBライン越えでフェアウェイ右サイドのベストポジションへ。
しかし3打目風に負けてショートしてボギー
もっと左を狙って2オンを狙うもよし
チャレンジしがいのあるホールです。
ただし2オン狙いだと2打目は左足下がりになります。
食堂は老舗西洋料理店のアラスカが入っていて、暑さしのぎのビールも格別でした。

↑3番148yard 池越えショート
左サイドは池なので安全に右サイドにワンオン
20メートルを2パットで切り抜けました。

↑5番384yardミドル
第2打はかなりの打ち上げで斜めに横切るハザード越えになります。
橋を渡る時の一服の清涼感は忘れられません。
自然の川を巧みにレイアウトに組み込んでいて、ティーショットの落としどころにより全く違った印象になると思います。
寄せワンならずボギーでした。

↑7番572yard 右曲がりのロング
どこへ打っていいのかわからない景観で
右サイドの樅の木を230キャリーでいくとベストポジションに出ますが、右林は即死でOBゾーン
左サイドに引っ掛けて、グリーン周りバンカーでホームランするし痛恨の8でした。
赤い木造橋なのは井上誠一の指示なのか、ここ西宮カントリーにもありました。
渡る時、印象に残ります。
目の錯覚でフラットに見えるけど、第2打は打ち上げが多いので全体的にショートしがちです。寄せワンならずボギーでした。

昭和初期には西宮を始めとする阪神間や宝塚線沿線には既にモダンな文化生活圏が形成されていた地域だけに、
仁川沿いの住宅地には建坪の大きな邸宅が並んでいるの印象でした。
芦屋カンツリーとのダブル会員さんが多いようです。

スコアはイン41 アウト46の87
OB2つ、パー7つ、バーディ1つ。
茶屋のバナナジュースで元気をもらいましたがさすがに終盤は暑さでバテました。
名門コースでも一度回ればもういいや。
というコースはいくつもありますが、井上誠一氏のコースにはそれがない。
またチャレンジしたくなる!
ゴルフコースとして
色んな魅力に満ちているからファンも多いのかと思います。
これでいよいよ井上誠一コンプリートまであと1つ、札幌由仁で9月には達成予定です。
ゴールが近づいてくると不思議と寂しさもありますかね。
プレー後は30年ぶりくらいの甲子園球場へ
球場周辺も駅もすっかり様変わりしていたけどグラウンドの雰囲気はそのまま
やっぱり野球は空の下でやるものです!真夏のナイター観戦
ビール片手に浜風と観客のヤジや声援も、観客のいでたちも東京とは違うし。
明るく賑やかで心地よく
試合より周りで飛び交う関西弁の方が楽しかったです。



