先日、なんとなくYouTube見ていたら「この夏に、みるべきドラマNo.1『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(略称「かぞかぞ」)」とあったので観てみた。 

(以下ネタバレ有り?)

このドラマは、昨年BSで放送していた岸田奈美さん(作家)のエッセイをもとにした家族のトゥルーストーリーである。

三軍お笑い系女子高校生のヒロインを「ふてほど」で話題になった河合優実さんが演じている。


さて、関西のノリで明るい家族だが…

お父さんはヒロインが中学生の時に他界、お母さんはヒロインとダウン症の弟を養う為に整体院で働いている。第一話は、お母さんが整体師の資格試験を受験する前日に倒れた。大動脈解離による下半身麻痺となり車椅子生活になる。

ここで駆けつけて、孫の面倒をみるおばあちゃんがでてきます。この5人の家族の物語。

全10話だそうだ。これからどうなるか?


私が一番力を入れて観ていたのはダウン症の弟さんのこと。ウチはまだ赤ちゃんだから、この先のことがよくわからない。

ドラマではダウン症の弟さんが…

一歩間違えれば万引きもしかねない?

いつも行くお店の人の協力が必要?

そして、ある程度お買い物行けそうになったら「初めてのおつかい」みたいにこっそり後をつけたくなる?ある程度したら、後つけるための変装グッズも必要かな?という感じで観てた!! 


そして、きょうだい児という感覚。私はダウン症の母でしかない。でもきょうだい児は幼い頃から一緒にいる大切な家族なんだ。だから特別とかそんなことなく、ただ「愛する家族」であること。


ドラマでは、彼氏や友人と対峙した時に言うセリフに感動した。


そうそう、今まで私が見たドラマって、障がいのある当事者を演じる健常者ばかりだったけど、このドラマはダウン症の俳優の吉田葵さんが出演している。

ダウン症の俳優さんっているんだ…ダウン症の人々は色々な可能性を秘めている。もう、昔のグループホームや作業所にただ通うだけの人生ではなくなっている?(偏見で失礼しました。)


ドラマを見て目からウロコがポロポロ…

いや、それは涙やないかい?!  

家族に様々な問題が降りかかっても、明るくユーモアたっぷりに前向きに過ごす!私もそうなりたいな。


7月9日夜10時から始まりましたNHKのドラマ。ちなみに今日13日の土曜日も再放送があるとな!

観てない方にオススメ!

もしくはNHKプラスというサイトでも観れるそうです。