育児の合間に前から興味があった映画を配信で観た。「そしてバトンは渡された」だ。


そしてバトンは渡された 


バラバラのパズルのピースが話が進むに連れ、一つになる。その完成形を予想しながら観るのが楽しかった。

↓そしてこのあとは軽いネタバレも含むので読む方は気をつけてね☺

私ごとですが、40過ぎて子を授かった為「これから子育てが始まるからこの子の為にも健康で長生きしなきゃだよ」と若くして子を産んだ同期に発破かけられた。

そりゃ健康で長生きしたい。勿論するつもりだ。
だけど人生そんな順風満帆じゃないときもある。

「そしてバトンを渡された」に出てくる少女は幼い時に母親を亡くし、父親と二人暮らし…でもある時母親ができる。

私も主人も40歳過ぎてる。もし、どちらかがいなくなったら再婚できるかな?石原さとみちゃんみたいな可愛い顔ならイケるけど、オバちゃん自信ないわ〜(ToT)

映画の中では様々な親の元を転々とする少女。だけどどの親も少女に実の子以上に愛情を注ぐ。親は前の親から受けた愛情というバトンを落とさないように繫いでいく。そして少女は立派な大人になる。

子育てのバトンがあるなら私の場合は
実の親の私達は勿論、最初はNICUの先生看護師さん達、次は手術した病院の先生看護師さん、また戻ってNICUの先生看護師さん、退院後は私達夫婦、義両親、訪問看護師さん、かかりつけの病院の先生達、地域の保健師さん、助産院の方々…
そしてこれからも色々な方にお世話になる。
映画みたいなドラマティックなバトンじゃないけど、小さなバトンが私達の周りにある。それを繫いでくれる人に感謝しなきゃ。

時々泣き止まない息子に対して「もうっ!」という気分になる。力まかせに揺さぶる等ふと頭をよぎる…でも、私がそんなことしたら、周りにバトンを渡す人に失礼だ。
今度この人に会う、元気な息子を見てもらいたい。その為に、ケガしないようにさせないようにしなきゃ。
子育てはひとりじゃない。皆が見ている。
プレッシャーだけど、息子にももっと色々な人に関わってほしいと思うから。

そして映画のなかで…
子供は周りを元気にしてくれる。子育ては生きる希望を与えてくれる。
というようなセリフ(そんなニュアンスのセリフ)
があった。

ウチの子は障がいあるけど…
でも周りを元気に笑顔にしてくれるし、私達夫婦の生きる希望になってる。

いずれ、私は息子のバトンを誰かに託さなきゃならないときがくるかもしれない。それまで頑張ろう!