最近、もやもやしたり、ピリピリしたり嫌な気持ちを持ち続けて自分が嫌になったりしていた・・・
疲れ果てたときに・・・

或る朝、疲れを癒そうと温泉へ行き、露天風呂に入った。
ふと、顔を上げると陽の光がキラキラと木漏れ日の間から射していた。
風が吹いて、さやさやと揺れる木々・・・
ふと、自分もこの自然の一部であり、太陽の恵みをうけるものたちのほんの一部だと思った。
あまりにもちっぽけであるけれど、私は壮大な自然、地球の一部なのだと思う。
そして、自然の恵みを受けて、今、生きている自分を愛おしく思えた。
「手のひらを太陽にすかしてみれば、真っ赤に流れる僕の血潮」という歌詞を思い出した。
当たり前だけど、今在る存在に「あるがままの自分に」感謝。

そうして、また別の日。
ヨガを初めてやった。
深呼吸して、自分の身体の声を聴くような体操。
そこで、「今日も自分の思い通りに体を動かせたことに感謝しましょう。」と言われた。
当たり前に無意識で行っているようなことだけど、
五体満足の私は気付かないけど、感謝すべきことなのだと思った。

最近、自分の欠点ばっかり目について、もやもやして、自分はダメ人間だと思ったりする。
だけど、原点にもどって、「当たり前」のことに気を付けて観て言ったら、当たり前でも凄いことかもしれないし、感謝すべきことなのかもしれない。