いよいよ春がやってくるのにまだ冬のように寒い。
「不用になったストーブが白っぽく錆びる」ことはまだ先の話になりそう。昨日もストーブに灯油を入れた。
暖かい。


少し前に都内のショッピングモール(死語?)に出かけたが、自分の服装や容姿などに嫌気がさして気分が落ち込んだ。東京は疲れる。僕はあの街には住めないと改めて思った。眩しすぎる。





自分のまるめろという曲を聴いている。ありし日のうたの最初に収録した曲。


この曲は「まるめろの実が落ちる頃」という詩を繰り返し歌う。
マルメロとはカリンのような黄色い果実。
熟してくると良い香りを漂わせる。
そのマルメロには、花言葉の一つに「幸福」がある。



僕は宗教も神様も信じていない。
けど死について、幸せについてずっと考えていた時期があった。


まるめろの実が落ちてしまった時
つまり、絶望がやってきた時
僕はどうやって生きていこうか


そうやって自分に問い続けて出来た曲が、このまるめろだった。


この曲のお陰で自分の表現したいもの(大袈裟に言えば世界観)が分かって救われた気がした。
だから僕にとって、とても大切な曲。




まるめろが熟すまで生きられるか
落ちてしまっても生きるのか
それとも腐ってしまうのか

あなたはどうですか