美しがらなくちゃならない

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電車に乗り、大久保のひかりのうまに向かっている。

乗り降り乗り降り乗り降り、人がかわる。
雨が上がって、夕焼けがいい感じ。
降りたことのない町の景色もオレンジに染まると懐かしい。いつかみた気がする。
こんな風景をいつまでも見ていたい。



先日、サンシモンさんと山田かまち美術館に行ってきた。四年ぶり。


かまちの予備校時代に書いた長文のラブレターが展示されている。その内容がとても強烈なんだけど(途中からロックについて熱く語り始めたりする)


最後の「きみは幸せにならなくちゃいけないんだ」って一行が毎回グッとくる。
愛のある言葉だなって思う。




山田かまち美術館には訪れた人がメッセージを残せるノートがある。
老若男女、それぞれがかまちに対する想いや、いま抱えている悩みは苦しみを書いていく。

ぱらぱらめくっていたら四年前の自分を発見してなんだか恥ずかしくなった。


短い文章を書いた。
数年後の自分が発見するかな、なんて思いつつ。




その日の夜はサンシモンさんを自宅に招き、お酒を飲んだ。調子の悪いレコードプレーヤーで吉田拓郎、井上陽水、加川良をかけながら。

サンシモンさんは驚くほど優しい人だ。
そしてすごく誠実な人。人間にも音楽にも。

そのうちサンシモンさんが住んでいる福生の街を散策したい。





ひかりのうまに着いてリハーサルが終わったら、気になってる喫茶店で珈琲を飲もう。





いつもなにか素敵なことが

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もう少しで2018年が終わる。

平成最後の年末。
ストーブの前でお酒を飲みながら紅白を見ている。


2018年は僕の音楽人生の中でとても充実した年でした。

大久保ひかりのうまや、前橋の水星に定期的に出演させてもらい沢山のアーティストに出会うことができた。

5月には大好きな世田谷ピンポンズさんとツーマンを演らせていただいたり、8月には憧れのたまの石川浩司さんのオープニングアクトを演らせていただいたり。
自身初の個人名義音源集を群馬の鬼才、須田洸さんにレコーディングしていただいて、9月にはみずほ台おとなりでレコ発企画をやらせていただいた。

色んなアーティストにも出会えたが、特にかわずたいがさんサンシモンさんの二人は僕の曲を理解してくれる大切な仲間に出会えたことがすごく嬉しかった。



数年前には、こんな素晴らしい未来がやってくるなんて想像できなかった。


音楽を辞めなくて、何より生きていて良かったなと本当に思う一年だった。大袈裟ではなく。



2019年も素晴らしいことがやってくる。
僕にもあなたにも。




幸町団地

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ここ数日は大久保ひかりのうまで二回共演した島崎智子さんの幸町団地ばかり聴いている。
団地の子どもの賑やかな描写とは裏腹に歌の主人公の虚しさ哀しさみたいなものが浮き上がって少し泣きそうになる。似たり寄ったりの同じような歌をうたうシンガーにつまらないなって思う時があるけど、島崎さんの歌は無二だなと思う。

ありのままの最期というドキュメントをみた。
医師として僧侶として生きて、病と闘い、そして自身の骨になった姿までもうつしたドキュメント。理想の死であったかなかったかなんて本人でなければ分からない。延命するべきか眠らせてあげるべきかなんてのも大切な人がそんな状態にならなきゃ分からない。温い場所からの外野がどうこう言えることではない。火葬場まで行けずに泣き崩れる奥さんの姿が焼き付いて離れない。


一昨日くらいからかなり寒くなってきた。
ようやく冬がやってきた。年々寒さに弱くなっている。心も同じであってはならないと強くおもう。温かくして、風邪には気をつけて。穏やかに。