ミルクケーキは、加糖練乳 にカルシウムを加え、板状にした菓子ケーキ と称されるのにも関わらず、バー 状でガチガチに固いのが特徴。山形県 で生産が開始され、販路が確立するまでは、山形地区限定だったため、山形名産の土産菓子 として売られるようになり、全国に知られるようになった。

概要

1919年山形県 高畠町 にある日本製乳 (現在では森永乳業 の子会社)が国産初の「粉ミルク 」(おしどり粉ミルク)を生産。粉ミルク生産の際に出る副産物に加糖したところおいしかったので、商品化したのがミルクケーキ(おしどりミルクケーキ)である。(オシドリ は山形県の県鳥 である。これは県鳥を公募したときに日本製乳の社員が組織票を入れたからだといわれている。事実おしどり票の1位が山形市、2位が高畠町からの票であったと公表された)

発売当初は味はプレーンしかなかったが、イチゴ 味、ヨーグルト 味や、山形名産のサクランボ 味、ラフランス 味など現在では 11 種類ある。日持ちがするため、山形以外の観光地でも、別のメーカーが生産したミルクケーキが販売されている。

日本製乳の生産による OEM 商品が、アカチャンホンポトイザらス小岩井農場 などで販売されている。

山形県出身の伴淳三郎 が山形弁で歌った CM は、実年世代以上の山形県民の心に焼き付いている。

ちんすこう金楚糕きんそう糕)は、沖縄県 の伝統料理菓子 の1つである。琉球王国 時代から作られており、小麦粉、砂糖、ラードを使った焼き菓子。沖縄の土産 品として有名であり、土産店で箱詰めにして売っている。


ちんすこう


来歴

琉球王国 の後期に、包丁役(台所奉行)であった者達が中国菓子と日本菓子を学び、琉球独自の菓子として作り上げたもの。

廃藩置県後、尚コウ、尚育王尚泰王 の三代に包丁役(台所奉行)として仕えていた新垣筑登之淑規や新垣淑康から琉球菓子の作り方を伝授されたのが四世新垣淑扶である。明治41年に沖縄初の菓子司として新垣菓子店を興し、今日の「ちんすこう」を販売する。 もともとは中国 南部で作られていた、小麦粉、砂糖、ラードをこねて蒸したカステラ のような蒸し菓子であったが、沖縄の気候、原料に合わせてアレンジされ、新垣淑扶がレンガ釜で焼いたことから現在のような焼き菓子に変わり、素材も の粉から小麦粉 へと変化している。

元来は琉球王国王族貴族 のみが、祝い事などの時に食べることの出来るものとして珍重されていた。

お馴染みギザギザ型の外見も戦前は菊型だったが、戦後に米軍 食堂向け用クッキー抜型を二次利用することにより編み出されたものらしい。

ちんすこうショコラ

チョコレート でコーティングしたものである。コーティングするチョコレートは甘さを抑えている。1996年宜野湾市 のファッションキャンディという業者が考案したものである。

ちんすこうは焼菓子であり、食べるときに欠片がこぼれたり、独特の粉っぽさを持つ欠点があった。ちんすこうショコラはこの欠点をも解消したため、ファッションキャンディだけでなく他業者にも広まり、地元スーパー等にも普通に置かれるようになった。また、現在はホワイトチョコレートなどのちんすこうショコラも発売されている。

沖縄ではポピュラーであるものの、旅行者は伝統的なちんすこうを選ぶ傾向にあるため本土ではあまりなじみがなかったが、沖縄県人の手土産や知花くらら がマスコミで紹介したことなどにより、近年になって知名度は上昇しつつある。

その他の亜種

ちんすこうショコラの成功により、最近は味のバリエーションが広がる傾向にある。チーズ 味、紅芋 味、パイナップル 味や 味など、多岐にわたる味のちんすこうが発売されている。

また、戦後の定番である細長い形状にこだわらず、球形や花をかたどったちんすこうなども発売されている。 形状が男性のシンボルで、子宝祈願という付加価値をつけた「子宝ちんこすこう 」。シーサーの形をした「サクサクちんすこう」なども存在する。

レシピ

ちんすこうは簡単な材料で作ることの出来る焼き菓子であり、自宅で作ることも充分に可能。ここでは簡単な作り方を紹介する。ただしあくまで参考であり、最初は少ない分量で試すことをお薦めする。

大きさにもよるが、分量はおよそ20個分~

  1. ラード 、もしくはショートニング (100g)を常温に戻し、ボウルに入れて薄力粉(200g強)をふるってクリーム状になるまでよく混ぜ合わせる
  2. 1に砂糖(上白糖 または三温糖 100g)を入れ、さっくりと混ぜ合わせる。この際にダマにならないよう注意する。
  3. 整形してオーブン(170℃で15~17分)で焼く。

通常の砂糖の代わりに黒糖 を用いても面白い。また抹茶 などを入れると一風変わった味が楽しめる。 風味が重いと感じた場合はラード(ショートニング)と砂糖の量を減らすとよい。

東京ばな奈(とうきょうばなな)は、東京土産菓子株式会社グレープストーン が製造、販売している。「東京バナナ」「東京ばなな」は誤りである。

東京ばな奈「見ぃつけたっ」は1991年 に発売され、老若男女誰にでも喜ばれる味ということでバナナ が採用された。スポンジ生地は一旦焼いてから蒸すことでソフトな食感を出し、クリーム にはバナナを裏ごしにしたバナナピューレを使い、自然なバナナの風味を生かしている。年間売上は約40億円。

東京ばな奈シリーズ

  • 東京ばな奈「見ぃつけたっ」
たっぷりのバナナカスタード をふんわりとしたスポンジ生地で包んだバナナ型の菓子。賞味期限は6日。
  • 東京チョコばな奈
チョコレート の中にバナナクリームが入っている。夏季(5月中旬~9月中旬)限定で、バナナミント味の「夏チョコ」となる。
  • 東京ばな奈パイ
バナナ味のビスケット 生地とパイ 生地を折り重ねてある。
  • 生シュークリーム
生クリーム とバナナカスタードのシュークリーム
  • レーズン
ラム レーズン を練りこんだバナナガナッシュ を、バナナの香りのクッキー にサンドしてある。
  • 和菓子になった東京バナナ
しっとりとした皮の中にバナナあん入り。
  • しっとりクーヘン
3層の生地を重ねてしっとり焼き上げたバウムクーヘン
  • しっとり生クーヘン
  • バウムブリュレ
  • ロールケーキ チョコバナナ
  • ゴーフレット
  • アイスモナカ

黒ベエ

  • 東京ばな奈の黒べエ
たっぷりのバナナカスタードをほろ苦い黒ココア のスポンジ生地で包んだ菓子。
  • チョコレートパイ
328層に折り重ねたココア味のパイ生地に、チョコレートを巻き込んである。
  • しっとりクーヘン
チョコバナナ生地と黒糖 ココア生地の2層からなる。
  • どらやき
  • 黒ごまパイ