たい焼き(鯛焼き、たいやき、タイヤキ)は、小麦粉 、砂糖 、重曹 などからつくった生地を魚の鯛 をかたどった焼き型に流し入れて焼き、片側に餡 をのせて両側を合わせて焼いた焼き菓子 であり、主に日本 で製造・販売されるものである。1909年、東京麹町 の「浪花家」(現在は港区 麻布十番 に店を構える「浪花屋総本家」)の神戸清次郎によって考案された。発売価格は一匹一銭であった。近年では餡の替わりにクリームや抹茶餡などを詰めたものもよく見られ、バリエーションが豊富になっている。
今川焼き (太鼓焼き)から派生した食べ物である。今川焼きを元に、種々の動物などを模した形に焼いた菓子が生まれ、その中で鯛の形をしたものが特に優勢になり現在に至ったと見る説と、「太鼓焼き(たいこ焼き)」という名称から転じて「たい焼き」という商品が考案されたいう説がある。
たい焼きの焼型には、1匹ずつ焼き上げる型(天然物と呼ばれる)と複数匹を一度に焼き上げる型(養殖物)の2種類がある。他の様々な菓子との競争により、手間がかかる前者の焼型の使用は減少を続けており、近い将来に消滅すると予測されている。
マロングラッセ(仏:Marron glacé )は、クリ を砂糖 漬けにした菓子 。
- 固い鬼皮を剥いたクリを煮て渋皮を剥く。
- バニラ で香りをつけた砂糖液(糖度 25度)にクリを漬け込み、沸騰させないように弱火で加熱する。
- 蒸発した水分を砂糖液で補いながら、糖度が35度前後になるまで10日間ほどかけてゆっくりと煮詰める。
- 汁気をきり、表面を乾燥させて仕上げる。
砂糖液に風味付けのためのブランデー やラム酒 を加える場合もある。
もともとフランス語でマロン (Marron)とは、トチノキ科 の木であるマロニエ の実のことだったが、マロングラッセに使うマロニエの実をクリで代用したことから、クリのこともマロンと呼ぶようになった。