人形焼(にんぎょうやき)は、カステラこしあん小倉あん などを入れて焼いた和菓子 である。 のないものは単に餡なしと呼ばれたり、カステラ焼きとも呼ばれる。変わり種としては、抹茶 あん、さくらあんやカスタードクリーム などを入れたものもある。

東京都 中央区 日本橋人形町 が発祥地とされ、東京土産 として有名である。


概要

かたち

浅草名物(雷門や五重塔)、文楽人形七福神 の焼き型を用いたものが伝統的なスタイルであったが、焼き型は時代とともに移り変わっている。戦時色の濃かった時代は戦車大砲 などを模したものもあった。現在でも人形町のごく一部の店舗ではこの焼き型で製造されている。近年では様々なキャラクターを模した型を用いた製品があり、合格を祈念した人形焼もある。

日持ち

浅草寺境内の売店等では、人形焼をその場で焼いて販売しており焼きたての食感を楽しめるが、その日のうちに食べてしまわないと風味が落ちてしまう。一方、鉄道駅や土産物屋で販売されている人形焼は、工場で量産されたものなのでどうしても焼きたての風味は薄れてしまうが、真空脱酸素パックされ1ヶ月程度の長期保存が可能となっており、土産物や進物として人気が高い。

グリフォンgriffon, gryphon)、グリフィンgriffin, gryphin)、グライフGreif)、グリプスgryps)は、 (あるいは )の翼と上半身、ライオン の下半身をもつ伝説上の生物

語源 は、ギリシア語グリュプスΓρυψ)、曲がった嘴の意味。このことから、しばしばギリシア神話 に登場するといわれることがあるが、これは誤りである。しかし、古くから多くの物語 に登場しており(ヘロドトス の『歴史』など)、伝説の生物としての歴史は古い。

鷲の部分は金色で、ライオンの部分はキリスト の人性を表した白であるともいう。コーカサス 山中に住み、鋭い鈎爪で牛や馬をまとめて数頭掴んで飛べたという。紋章学 では、グリフォンは黄金を発見し守るという言い伝えから、「知識」を象徴する図像として用いられ、また、鳥の王・獣の王が合体しているので、「王家」の象徴としてももてはやされた。

グリフォンには重要な役目が2つある。1つは天上の神々の車を引くことであるが、「復讐の女神」ネメシスの車を引くグリフォンは、ほかのグリフォンと違い身体も翼も漆黒である。また、彼らは馬を目の敵にしているが、これはどうも神々の車をひくという役目を横取りされかねないと思っているためらしい。2つめの役目は欲に目の眩んだ人間の処罰である。グリフォンの発祥の地は、数多の財宝(グリフォンの習性として、金銀財宝を集めるというものや、財宝のある場所に巣を作るというものがある。)が眠るとされる中東の砂漠地帯であり、富のためなら命を惜しまない強欲な人間を惹きつけてきた。しかし、砂漠の空を巡回するグリフォンにたいていの者は見つかってしまい、その爪と牙の餌食となっている。長い年月の末、グリフォンの目を掠めることに成功した者達の手によって財宝は掘り尽されたが、グリフォンは今も健在であり、行動範囲を広げているという。そのため、あまり欲張ってばかりいると彼らの処罰の対象になりかねない。

グリフォンと牝馬の間に生まれた、鷹の上半身に の下半身を持つ生物は、ヒッポグリフ (hippogriff)と呼ばれる。


グリフォン
グリフォン
ヒッポグリフ
ヒッポグリフ

ボーロ(ポルトガル語:bolo)とは、焼菓子 の一つであり、南蛮菓子 の一つ。

ボーロとはポルトガル語で「ケーキ」を意味し、小麦粉そば粉片栗粉 も使ったものもある)に砂糖 などを加えてこね、成型してから焼き上げたもの。一般的にはカリッとした軽い歯ざわりと口中でさらりと溶ける食感が特徴であるが、中にはカステラ のようにしっとり焼き上げたものもある。日本には16世紀にポルトガル から伝えられた。

形としては丸めてから平たくしたものや、小粒のものなど様々であり、販売される商品名も「乳ボーロ」「丸ボーロ」「たまごボーロ」「ミルクボーロ」「ベビーボーロ」「そばぼうろ」など様々な名称で広く市販されている。「丸ボーロ」(丸芳露)は佐賀市 をはじめとする九州土産菓子 として有名である。

なお小粒のボーロは離乳食 として用いられることもあり、「衛生ボーロ」という商品名もつけられているが、この名称はボーロを販売したある店が、当時の流行り言葉であった「衛生」を用いたとされている。

沖縄県には「花ぼうる」と呼ばれる焼き菓子がある。本土のボーロと異なり木型を用いた複雑な形をしており、食感もクッキーに近い。この焼菓子は江戸時代薩摩藩 経由で沖縄に伝えられたと考えられており、複雑な形状も江戸時代に日本で作られていたボーロの名残と見られる。


たまごボーロ


たまごボーロ