演習(5) | ユーカリのブログ

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小出昭一郎他 電磁気学演習 より[1. 11]

 

電気双極子p_1とp_2が距離rだけ離れて置かれているとき、その位置エネルギーUは

で与えられることを証明せよ。

 

(解)

(昔これを初めて見たのは、パノフスキーでだが、チンプンカンプンだった)

 

二つの電気双極子がある場合の位置エネルギーだが、その前に電気双極子について簡単にいうならば、+qと-qという電荷がdという非常に短い距離に置かれているとする。このとき

 

を電気双極子モーメントという。

dのベクトルは、負の電荷から正の電荷に向かう方向である。

このとき、片方のこの双極子によってrの距離での電位は

となる。

U=qVであるから、この場所にもう一つの双極子の各電荷による位置エネルギーは

-qの位置が(x, y, z)、+qの位置が(x+Δx, y+Δy, z+Δz)とするならば、第一近似で

となる。

ここで、Δxなどのベクトル和はd(ベクトル)なのである。

だから勾配とのスカラー積に直せる。

grad vの計算は微分のuv公式と同じで、θとφがないので、rだけの微分になる。

この片方の電場にもう片方の双極子モーメントを掛けてあげればいいのである。

ところで、Δxなどをどちらに付けてもかまわない。

dの負号が変わるから結果は同じである。