朝、長男を保育園に連れていく
街路樹の歩道に、
エスエスブロン錠3瓶（と3箱）が
転がっていた。
朝からダメ、ゼッタイ！
もしかしたら夜中のゴミかも
しれないけれど。
ブロン錠は有名な
アレなお薬なのは知ってたので
周りに変な人がいないか
乳幼児を２人連れて歩いていると
私1人で守らないといけないから
すごく冷や冷やする。
長男は
「あ！こんなところに
ゴミちゅてたらアカンのに！
ゴミちゅーちゅーちゃ行っちゃった…」
と散乱してるブロン錠を指差す。
将来自分の子供が
手を出してしまったとき
親として
どうしてあげればいいんだろう。
とふと考えた。
精神的に弱くなるのは
生まれつきの性質と
生まれ育った環境に左右されるので
精神的にタフな子供に育てるには
家族環境、特に母親の役割が
大事だと思っている。
私が元々の気質が
頑固で意志が強い性格だから
実家の環境があんなに悪くても
精神的にタフでいられたけど、
姉と弟は
どうも精神的に弱い。
そりゃあんな家庭環境じゃ
「なにくそ」精神がなきゃ
精神が落ち込んでしまう。
それほどまぁまぁ酷かった。
親として
母親として
子供を育てることが
如何程に難しいか
改めて考える。
でも結局は
朝からぐずつく長男に
「もう知らんからね！」
と怒ってしまう未熟さも悲しい。
そんな自分を責めないように
次に生かしたい。
閑静な住宅街に
狂気を感じた朝なのであった。