『邪道ティラミス』が

なぜ

『邪道』なのか。

のお話です。



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世の中のイタリアンレストランで出されている

これぞティラミス!!!


という
『王道ティラミス』は、


マスカルポーネが使われていることが主となっています。


スポンジにエスプレッソを浸して
その店独自の味を施したマスカルポーネをのせ
仕上げはココアパウダーで飾る。


美味しいのです。
間違いなく。



でも。

たくさん食べれない。


途中でどうしても飽きてしまうんです。
口の中が。



なぜ、口の中が飽きてしまうのか。



当時イタリアンのスイーツ担当をしてた若かりし店長が
そこに着目し、考案したのが




『邪道ティラミス』でした。




まず、何が邪道かと。


マスカルポーネを使っていません。

オーストラリア産のクリームチーズを使っています。

少し酸味があります。



そして。

スポンジとクリームチーズの間に
凍らせたラズベリーをクラッシュして挟んでます。


程よい酸味をここでも追加してます。




酸味のあるクリームチーズに
酸味のあるラズベリー。


この酸味をプラスすることによって
日本のジメジメした湿度の高い気候の中では
とてもメリハリがついて
美味しく食べられるのです。



だからほら。

疲れてたり、暑かったり、ジメジメしててぐったりしてる時って
柑橘系の香りを嗅いだり
酸味のあるレモネードとか飲んだりすると
はぁ~ってホッとしたりしません?




湿度が少ないイタリアの気候には
マスカルポーネのずっしり感がある『王道ティラミス』は
とても合っていて美味しいのです。





でも。

日本は湿度が高く、ジメジメしてるので
『王道ティラミス』は重たく感じるんですね。
(注※個人差あります)




『王道ティラミス』は代表的に王道なので
美味しいのです。



そんな『王道ティラミス』を
もっと美味しくするために

さらには
日本の風土に合った、
日本人の口に合うティラミスって…


そうして生まれたのが
『邪道ティラミス』でした。










そして
命名したのは隊長。





私のネーミングセンス、
最高。







という
秘密のお話でした。






隊長




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これが自慢の『邪道ティラミス』です。