昨日とは一転、寒い日ですね
今週は曇りや雨の日が多く、
24日の東京の予報には
雪マークがついていました
体調を崩さないようにしたいですね
では、今日のコーデです。
◯トレンチコート:バーバリー
◯白ニット:UNIQLO AND LEMAIRE(メンズ)
◯ネイビーストライプワイドパンツ:ユニクロ
◯ブレスレット:フィリップオーディベール
◯バングル:インデアンクラフト
◯スニーカー:コンバース
○バッグ:°73
今日は寒そうなので、
トレンチで。
去年のルメールコラボニット(メンズ)に
去年の店舗限定ワイドパンツを合わせて、マニッシュなベーシックスタイルです☆
足元はコンバース。
バッグは、雨対策で白の合皮トートです。
☆☆☆☆☆☆☆☆
数日読んでいた小説、
「疾走」(重松清、角川文庫)
を読み終えました。
腹にズドーンと重く響くような読後感です。
久しぶりの小説でしたが、
駆け抜けるように読んでしまいました。
この感覚を忘れたくないので、
書き留めておこうと思います。
一言で言ってしまうと、
「とことんツイてない子」
の話なのですが、
それだけで終わってはいけない
重たいものが残ります。
↓一部ネタバレありますので、嫌な方はスルーしてくださいね。
優秀だったはずの兄が精神に異常をきたし、犯罪を犯したことがきっかけで家族は崩壊する。
父親は仕事がなくなり蒸発。
母親は働きに出るようになるが、ギャンブルにハマって借金を抱え行方不明。
主人公のシュウジは学校でいじめられるようになり、友人達との関わりを避け「ひとり」になる。
教会の神父や
同じく「ひとり」の同級生エリ、
ヤクザの情婦となったアカネ
との交流が救いのようだが、
それが悲劇の引き金となる。
シュウジに次々と降りかかる厳しい現実だけでなく、人生を左右するここ一番という場面でも本当にツイてない。
もっと違う選択肢があったのではないかと思ってしまいます。
でも、責められるべきはシュウジではなく、両親。
エリが「ひとり」を選ぶきっかけになったのもそうだが、
周りの大人が弱すぎる。
兄に対して、
無関心を装った父親、
腫れ物にでも触るように扱った母親。
逃げた父母。
親は子どもを守らなければならない。
ものの善悪を教えなければならない。
シュウジは、
頭が良かったし、
足が速かったし、
人望があったし、
優しかったし、
度胸があった。
壊れる前の兄以上に輝かしい未来が待っていたかもしれないのに、
両親がそれを見ようとしなかった。
我が家にも男女ですが、
2人の子どもがいます。
顔は似ているけど、
性格が全然違う。
真面目で素直で優しいムスコ。
年齢的にまだまだ自己主張が強いけど、
お世話好きで時々家族をかばう優しさや
器用な一面を見せるムスメ。
もしかしたら、
まだ気づいていない一面が
あるかもしれない。
2人の姿をしっかり見つめ、
心を寄り添い、
生き抜ける人にして、
子どもを社会に巣立たせたい。
親としてのあり方を
考えさせられる物語でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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