プリンターを買うべきか、買うなら何を買うか | 2025年に中学受験する娘と受験に失敗し続けた弁護士パパの奮闘記

2025年に中学受験する娘と受験に失敗し続けた弁護士パパの奮闘記

2023年の中学受験を完了した息子と、2025年(24年2月現在新小学6年生)の中学受験を目指す娘とパパの奮闘記。

 

  プリンターは必要?

毎年この時期(新6年生)になると話題になることの一つに、

 

看板持ち「プリンター買う??」

 

問題があります。

 

我が家では、結論として買うことになり、息子が6年生になった年のゴールデンウィークに、家電量販店に足を運んだのですが、

 

「只今、注文が集中しておりまして、納品は7月になります。」ガーンガーンガーン

 

と通告され、冷や汗をかいた記憶があります。注文が集中した理由までは確認しませんでしたが、中学受験勢の需要がこの時期に集中したことが理由の一つであったことは容易に想像出来ます。

 

結果的に、我が家でプリンターを集中的に使ったのは8月後半以降で、実質的な不都合は生じませんでしたが、中学受験が年々過熱するのに鑑みると、必要と判断するのであれば、想起に入手しておいた方が良いアイテムです。

 

以下では、プリンターを取得するメリット・デメリットについてまとめていきたいと思います。

 

  プリンターを買うデメリット

まずはデメリットからです。プリンターを購入するネックは、費用と場所です。

 

まずは、なんといっても値段です。

 

どのような機種を選択するかにもよりますが、プリンタ本体だけで3万円~7万円の費用が必要になります。

 

また、プリンターに同梱されているインクの容量によっては(お試し程度のインクしか入っていない場合もある)、インクを追加で購入する必要があります。プリンター本体の値段が抑えられている分、純正のインクの値段は高めに設定されていることも多く、インクの費用もバカになりません。全ての色を揃えたりすると、5000円~2万円の追加費用が必要になります。

 

サードパーティー製のインクを利用することも考えられますが、品質が安定しないことも多く、プリンタ自体を駄目にしてしまうこともままあるため、慎重に検討する必要があります。

 

さらに、置き場所にも意外と困ることがあります。プリンターのサイズにもよりますが、A3対応のプリンタ(ましてやコピーも出来る複合機)になると、かなり場所をとります。

 

  プリンターを買うメリット

これに対して、プリンターを購入するメリットは、いつでも自宅でコピーと印刷が出来ることです。

 

これだけだと、なかなかメリットを定量化することが難しいのですが、夏以降に必要なコピーと印刷は、それはそれは想像を絶するものがあります。

 

SAPIXでは、志望校の過去問を基本的に5年分(理科・社会は3年分)を解くことを推奨されます。仮に、純粋な前受け校を除くとしても、7校から10校前後の過去問を5年分コピーすることが必要になります。

 

そして、これは一度だけでは済みません。本命校の過去問は、何度か解くことになります。

 

また、志望順位の高い学校については結局10年分(社会や一部理科の問題はデータが古くなるので、さすがにそこまではやらない)解きたくなるのが人情です。

 

さらに、複数の試験日程がある学校では、これに対応する必要もあり、コピーや印刷が必要な数量は、指数関数的に増えます。

 

入学後の手続などにおいても、印刷した上で、記名・押印して提出するものがそれなりにありますので、プリンターを一台備えておくと以外と便利です。

 

これを全て自宅で行えるというのは、何より、毎日毎日近所のコンビニに出かけて、過去問をコピーする姿を見られないで済むという意味で、体力的・精神的なメリットが大きいです。直前期になって、「明日やっぱり○○年の●●中学の過去問をやりたい!」と子供が言い出しても、いつでも対応出来ます。

 

実際に、コピー・印刷が必要な枚数は、どれだけ増えても1000枚~2000枚の間では収まると思いますので、単純なコピー代だけを考えれば、1万~2万円で済むことになります。

 

  お勧めのプリンター

我が家で使用していたプリンターはこちらです。

 

息子の受験期間約半年間使用しましたが、インクを交換する必要はありませんでした。ちなみに、純正のインク一式は、1万7000円ほどします。

 

我が家では念のため、プリンターの購入と合わせてインク一式を買っておいたのですが、結局入れ替えたのは、息子の中学受験が終わって随分後になってからでした。プリンターに同梱されていたインクで十分乗り越えられました(なお、我が家ではおそらくトータル2000枚弱の印刷・コピーを行いましたが、インクの交換は不要でした。大容量はさすがです。)。

 

 

 

また、購入する際は、二つも用紙トレーは必要ないかなと思っていましたが、実際には、A4とB4二種類の印刷がとても多かったので、二種類の用紙トレーは重宝しました。

 

我が家では、過去問は、声の教育社のものをコピーするのではなく、臨場感を出すために、四谷大塚の過去問データベースからダウンロードしたPDFを印刷して使用していました。

 

WiFiで接続することが可能なので、パソコンと同じスペースにおく必要はありません。また、WiFi接続を通じて、携帯やタブレットからの印刷も出来るので、毎度毎度パソコンに向かう必要はありません。

 

なお、こちらは旧機種(J6997)で、現時点では、新機種(J7500)が出ています。

 

性能面でのアップグレードは、それほどないようなので、安く手に入るのであれば旧機種でも十分だと思います。

 

また、大容量インクではないですが、廉価版(J6983)も入手可能のようで、これであれば現時点で3万5000円ほどで購入出来るようです。

 

  まとめ

参考になりましたでしょうか。

 

四谷大塚の過去問データベースは、PDFファイルをUBSメモリなどに保存しておき、Kinko'sやコンビニのコピー機で印刷するといった活用方法もあるかと思います。

 

いずれにしても、買うのであれば、売り切れる前に是非ご検討下さい!

 

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