優しさが仇となり… | 徒然なるままに…

徒然なるままに…

未診断とはいえ、絶対ADDの私。
夫もアスペルガーだろうから、
息子は発達障害のサラブレッド!
そんな私の日々の小さな喜びや躓きを
思いつくままに書いてみています。

 

母はお世話好きだ。

私がいるとなにかとお世話したがる。

リクライニングシートに座っていると、

ベッドで横になれと何度も言い、

いらないと言っても掛物をかけたがる。

 

疲れていたので、

お行儀悪いけれどお菓子を

母がいるベッドの上に置いて、

隣のリクライニングシートから

手を伸ばして食べていた。

寒いだろうと掛物をかけたり、

私に着せようと洋服を出してきたりするので

いいと言っても、彼女は聞かず、

あくせくと動こうとしていたら、

そばにあったお菓子の袋に当たって

落としてしまい、食べ始めたばかりの

海老のおせんべいを

全部ばら撒いてしまった。

 

「だから、『いい。』って言ってるでしょ。

 いらないって言ってるのに…

 無理にやろうとするから

 こういうとになるでしょ。」

とイラっとした声で言って片付け始める私に、

「あーあ。」としょんぼりして

フローリングを拭いている母。

 

母は純粋な優しさなんだけど…

相手のニーズに合っていないから

空回るんだよね。

そして注意力散漫だし…

 

 

まあ、「気持ちはありがとう」だよね。

そう思って、

「言い過ぎてごめんね。

 ありがとう。

 でも、欲しい時は欲しいって言うから

 大丈夫だから。」

と言った。

 

昔の私も

こんな感じだったのだろうと思う…