ヨガへの入口は人それぞれ
私も最初は"ヨガ=エクササイズ"だと
思っていました
全米ヨガアライアンス RYT200
養成講座ではヨガ哲学も学びます
「ヨガ哲学も」ではないですね
哲学こそがヨガなのだと思います
哲学を語る上で外せないのが
パタンジャリのヨーガ・スートラ
スートラは「糸」の意味
インドの文法学者パタンジャリが説いた
短い詩句を糸のように連ねた
ヨガのバイブル
196ある詩句の中の第1章 2つ目にある
YOGAS CHITTA VRITTI NIRODHAH.
(ヨーガス チッタ ブリッティ ニローダ)
心の作用を止滅することが、ヨーガである
ヨガの最終目標は"解脱"
苦しみや悲しみを手放し
完全なる自由に到達すること
パタンジャリはヨガの正しい方法として
『八支則』を教えています
①ヤマ(禁戒)
してはならないこと
②ニヤマ(勧戒)
勧んで行うべきこと
③アサナ(ポーズ・姿勢)
ヨガのポーズを練習すること
④プラーナーヤーマ(呼吸)
呼吸をコントロールすること
⑤プラティヤーハーラ(制感)
感覚を制御すること
⑥ダーラナー(集中)
心を一つの場所に縛りつけておくこと
⑦ディヤーナ(瞑想)
ダーラナーが持続している状態
⑧サマーディ(三昧)
ヨガの最終目標。梵我一如。解脱。
八支則については
追々書いていきたいと思います
ヨガスタジオやスポーツジムで行なわれている
"ヨガ"は③アサナ
アサナに入る前に、まずは自分の心を育てる。
心がざわついていたらアサナに集中する事ができません
アサナで集中が深まった所から
段階的にサマーディへ入っていくのです
どんなきっかけからでも
"ヨガ"への一歩を踏み出した方々へ
アサナの方法だけではなく
この難しい哲学を、私自身の言葉で
伝えられますように。。。
そんな想いを込めて更新します
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