ロス、実はだいぶこじらせてました。
♛ もう「桜」の季節になってますが ♛
しだれ梅 ロス
♛ だいぶ引きずりましたよ の巻 ♛
日曜日
母のいる施設に行って来ました。
元気な姿を見れて良かったです。
◇
ということで
そろそろ
「桜」が咲く季節になりましたが
今回は
ちょと↑「梅」の話で引っ張りますね。
◇
どぞ、よろしくお願いしまーす。
【 梅 枯れる 】
前回の記事で
(20年以上)ずと大事にして来た
「しだれ梅」の鉢植えを
去年、枯らしてしまいましたよ
という話を
したかと思うのですが
それはとてもショックで
(ほんとうに)残念な事でありました。
この「喪失劇」は
去年の間じゅうずっと
私のメンタルに計り知れないダメージを
ブチ与え続けたのでありました。
悲しさは
まだ完全には癒えてません。
ついこの間まで
枯れてしまった事実を
(私は認めたくなかったんでしょうね)
この木は
まだ生きていると本気で思ってました。
◇
これまで通り毎日毎日水をやりつつ
枯れた事を
誰にも話しませんでした。
なぜなら
枯れてないのだから
誰にも話す必要がなかったからです。
だけど季節が廻り
もう花が咲いてもいい頃になって
蕾すら付かない状況をつくづく鑑みて
やっと「観念」しました。
◇
そして今なら言える。
私の(愛する)しだれ梅は
「枯れたのです」
「事実を認める偉い子」
その流れで
新しい「しだれ梅の苗」を購入。
ネットで見つけた
(奈良の業者さん)から買いました。
【 新しい苗 】
とても良心的な業者さんでした。
すこぶる状態の良い苗を
手慣れた感じで丁重に梱包して
速攻で送ってくれました。
(さすが関西の人は仕事が丁寧)
お値段は
送料込みで5,000円だったんですが
これは(破格の安さ)だと思いました。
いい買い物が出来ました。
↑枯れ木の横に並べてみました。
こんな感じであります。
◇
まだ若い木なので
雰囲気はありませんが、良い木です。
枯れた木は
長年かけて(枝を増やし・根を露出して)
苦心して整形してこうなりました。
この木もこれからまた20年かけて
整えて行こうと思います。
【 花咲けるベランダ 】
今年は「沈丁花」が
どうした事か(花持ち)が良くて
咲いてから2週間近く経つのに
まだ咲いてます。
(香りもあります)
クリスマス前に買った「シクラメン」も
咲いてます。
「ハイビスカス」も咲いてます。
北側のベランダで
「さざんか」も咲いてます。
そして「しだれ梅」も!!
届いた時に既に咲いてた
買ったばかりの「しだれ梅」も咲いてます。
暖冬だったせいなのか
季節の違う花が全部いい加減に咲いてて
季節感がありません。
オンナだって
いろいろ咲き乱れるのだから。
(しかしこれはいかがなものか)
ところで
枯れた梅は
なぜ枯れたのでしょうか?
そこんとこ
まだ話してませんでしたね。
【 誰が枯らしたククロビン 】
枯れた理由は?
去年の6月に
旅行で2週間ほど家を空けた時のこと
いつものように
「自動散水システム」を仕掛けて
留守中でも植木に水をやれるように
設定して行ったんすね。
このシステムは
今まで18回の旅行で使いましたが
百発百中
(しくじりなしの)優秀な散水システム
なのでありました。
◇
が!!
去年
初めて「プラグが抜ける」
というアクシデントが発生しまして
たぶん丸1日?
水を撒けなかったようでした。
そのせいで
(木の大きさの割に鉢が非常に小さい)
しだれ梅(だけ)が
犠牲になってしまったのでした。
帰宅する前後のタイミングで発生した模様。
出来るだけの事はしたんですが
枯れてしまってから
どんなに手を尽くしたところで
覆水は盆には返らず
↑ご覧の通り
8月の(緑濃い)夏の盛りだというのに
枯れ尾花。
◇
不気味な枯れ木のせいで
奇怪な雰囲気に包まれる我が家のベランダは
痛ましい光景になってました。
「ところが…」
【 蘇生した梅 】
↑見て下さい!!
(アメージング)
「若葉が芽吹いた」のです!!
◇
よくよく見てみて下さいね、画面中央
1ヶ月以上も
死んだようにウンともスンとも
微動だにせず
沈黙し続けた
枯れ木だったはずの木に
若葉が芽吹いたのでした。
場所はこの辺り。
◇
まさに奇貨
と言うべきでしょうか?
枯れ木を眺めるたび
事ある毎に
(ハエのように)手をこすり合わせて
願って来た
「ミラクル」が
今、目の前に起こっていたのでした!!
◇
これを見て
私がどれほど舞い上がったか?
あなたの想像を10倍乗せにして
ご想像頂けたらトントンだろうと思います。
季節は「真夏」
蝉しぐれに鎮まる盆の頃でありました。
でもね
ホントは私、気づいてました。
これは、違うんだよって。
「これは違ったんです」
【 しだれ梅の構造 】
園芸植物である「しだれ梅」は
自然界には存在しません。
突然変異を利用して
全て人工的に作られた木なんですね。
もしもこんな風に
枝が下に向かって伸びて行く植物が
根っこから生えていたら?
地上に出たばかりの場所から
枝は再び地面の中に向かって伸びる事しか
できません。
「落花生」じゃないので
これでは植物として成立しないのです。
なので
程よい高さの(普通に)
上に向かって伸びる梅の木の先端に
「しだれ梅」の枝を
(接ぎ木)して作られてるんですね。
そうする事により
下駄を履いた丁度いい場所から枝が下がる
植物が完成するのです。
↑こんな感じであります。
(全部が同じ木じゃないんですね)
なので「↑ここ」は丁度
親木(普通の梅)の上端の「節目」であり
「しだれ梅」が
芽吹いた訳ではないんだろうなと
私は思いました。
もしもこれが
「しだれ梅」であるなら
枝はエレガントに
(下に向かって)伸びて行くはずです。
はい
上に向かって一直線に伸びました。
(こらもうダメっすわ)
「しだれ梅」の部分は死んでますね。
◇
あんなキレイだった子を
こんな「ゾンビ」みたいな姿にしてしまって
「死体蹴り」もいいとこ。
伸びた(馬鹿げた)枝を根元から切り落とし
梅の木に
「ごめんね」と言いました。
私は何をしてるんでしょう?
「君を失って辛かった」
だけど自分の寂しさに耐えかねて
僕は君に何をしてしまったんだろうね?
長年の君との思い出を
笑い飛ばすみたいに軽々しく扱って
ゴメンね
ちゃんと真正面から供養するね。
枯れ木の替わりに我が家にやって来た
シン・しだれ梅は
ベランダの
新しいメンバーとしてラインナップに鎮座。
◇
そしてその横には?
「仙台しだれ桜」が!!
【 仙台しだれ桜? 】
これは去年の秋ごろ
寂しさにもてあそばれるようにして
フラフラとホムセンの植物コーナーを巡回
その時に気まぐれで購入していたのが
この「しだれ桜」でした。
「梅」が発見できなかったので
「桜」でありました。
(処分価格1,000円で購入)
◇
【 仙台枝垂桜 】
名前に「仙台」と付いているのに惹かれて
買いました。
何となく、かっこ良いから。
もしも「仙台」と付いてなかったら
買いませんでした。
これも蕾が膨らみつつあります。
◇
などといった経緯を経て
現在に至っている我が家のベランダです。
私の(ベランダ園芸マインドの深遠さ)
ご理解いただけたでしょうか?
以上
◇
ありがとうございました。
しだれ梅 ロス
♛ だいぶ引きずりましたよ の巻 ♛
日曜日
母のいる施設に行って来ました。
元気な姿を見れて良かったです。
◇
ということで
そろそろ
「桜」が咲く季節になりましたが
今回は
ちょと↑「梅」の話で引っ張りますね。
◇
どぞ、よろしくお願いしまーす。
【 梅 枯れる 】
前回の記事で
(20年以上)ずと大事にして来た
「しだれ梅」の鉢植えを
去年、枯らしてしまいましたよ
という話を
したかと思うのですが
それはとてもショックで
(ほんとうに)残念な事でありました。
この「喪失劇」は
去年の間じゅうずっと
私のメンタルに計り知れないダメージを
ブチ与え続けたのでありました。
悲しさは
まだ完全には癒えてません。
ついこの間まで
枯れてしまった事実を
(私は認めたくなかったんでしょうね)
この木は
まだ生きていると本気で思ってました。
◇
これまで通り毎日毎日水をやりつつ
枯れた事を
誰にも話しませんでした。
なぜなら
枯れてないのだから
誰にも話す必要がなかったからです。
だけど季節が廻り
もう花が咲いてもいい頃になって
蕾すら付かない状況をつくづく鑑みて
やっと「観念」しました。
◇
そして今なら言える。
私の(愛する)しだれ梅は
「枯れたのです」
「事実を認める偉い子」
その流れで
新しい「しだれ梅の苗」を購入。
ネットで見つけた
(奈良の業者さん)から買いました。
【 新しい苗 】
とても良心的な業者さんでした。
すこぶる状態の良い苗を
手慣れた感じで丁重に梱包して
速攻で送ってくれました。
(さすが関西の人は仕事が丁寧)
お値段は
送料込みで5,000円だったんですが
これは(破格の安さ)だと思いました。
いい買い物が出来ました。
↑枯れ木の横に並べてみました。
こんな感じであります。
◇
まだ若い木なので
雰囲気はありませんが、良い木です。
枯れた木は
長年かけて(枝を増やし・根を露出して)
苦心して整形してこうなりました。
この木もこれからまた20年かけて
整えて行こうと思います。
【 花咲けるベランダ 】
今年は「沈丁花」が
どうした事か(花持ち)が良くて
咲いてから2週間近く経つのに
まだ咲いてます。
(香りもあります)
クリスマス前に買った「シクラメン」も
咲いてます。
「ハイビスカス」も咲いてます。
北側のベランダで
「さざんか」も咲いてます。
そして「しだれ梅」も!!
届いた時に既に咲いてた
買ったばかりの「しだれ梅」も咲いてます。
暖冬だったせいなのか
季節の違う花が全部いい加減に咲いてて
季節感がありません。
オンナだって
いろいろ咲き乱れるのだから。
(しかしこれはいかがなものか)
ところで
枯れた梅は
なぜ枯れたのでしょうか?
そこんとこ
まだ話してませんでしたね。
【 誰が枯らしたククロビン 】
枯れた理由は?
去年の6月に
旅行で2週間ほど家を空けた時のこと
いつものように
「自動散水システム」を仕掛けて
留守中でも植木に水をやれるように
設定して行ったんすね。
このシステムは
今まで18回の旅行で使いましたが
百発百中
(しくじりなしの)優秀な散水システム
なのでありました。
◇
が!!
去年
初めて「プラグが抜ける」
というアクシデントが発生しまして
たぶん丸1日?
水を撒けなかったようでした。
そのせいで
(木の大きさの割に鉢が非常に小さい)
しだれ梅(だけ)が
犠牲になってしまったのでした。
帰宅する前後のタイミングで発生した模様。
出来るだけの事はしたんですが
枯れてしまってから
どんなに手を尽くしたところで
覆水は盆には返らず
↑ご覧の通り
8月の(緑濃い)夏の盛りだというのに
枯れ尾花。
◇
不気味な枯れ木のせいで
奇怪な雰囲気に包まれる我が家のベランダは
痛ましい光景になってました。
「ところが…」
【 蘇生した梅 】
↑見て下さい!!
(アメージング)
「若葉が芽吹いた」のです!!
◇
よくよく見てみて下さいね、画面中央
1ヶ月以上も
死んだようにウンともスンとも
微動だにせず
沈黙し続けた
枯れ木だったはずの木に
若葉が芽吹いたのでした。
場所はこの辺り。
◇
まさに奇貨
と言うべきでしょうか?
枯れ木を眺めるたび
事ある毎に
(ハエのように)手をこすり合わせて
願って来た
「ミラクル」が
今、目の前に起こっていたのでした!!
◇
これを見て
私がどれほど舞い上がったか?
あなたの想像を10倍乗せにして
ご想像頂けたらトントンだろうと思います。
季節は「真夏」
蝉しぐれに鎮まる盆の頃でありました。
でもね
ホントは私、気づいてました。
これは、違うんだよって。
「これは違ったんです」
【 しだれ梅の構造 】
園芸植物である「しだれ梅」は
自然界には存在しません。
突然変異を利用して
全て人工的に作られた木なんですね。
もしもこんな風に
枝が下に向かって伸びて行く植物が
根っこから生えていたら?
地上に出たばかりの場所から
枝は再び地面の中に向かって伸びる事しか
できません。
「落花生」じゃないので
これでは植物として成立しないのです。
なので
程よい高さの(普通に)
上に向かって伸びる梅の木の先端に
「しだれ梅」の枝を
(接ぎ木)して作られてるんですね。
そうする事により
下駄を履いた丁度いい場所から枝が下がる
植物が完成するのです。
↑こんな感じであります。
(全部が同じ木じゃないんですね)
なので「↑ここ」は丁度
親木(普通の梅)の上端の「節目」であり
「しだれ梅」が
芽吹いた訳ではないんだろうなと
私は思いました。
もしもこれが
「しだれ梅」であるなら
枝はエレガントに
(下に向かって)伸びて行くはずです。
はい
上に向かって一直線に伸びました。
(こらもうダメっすわ)
「しだれ梅」の部分は死んでますね。
◇
あんなキレイだった子を
こんな「ゾンビ」みたいな姿にしてしまって
「死体蹴り」もいいとこ。
伸びた(馬鹿げた)枝を根元から切り落とし
梅の木に
「ごめんね」と言いました。
私は何をしてるんでしょう?
「君を失って辛かった」
だけど自分の寂しさに耐えかねて
僕は君に何をしてしまったんだろうね?
長年の君との思い出を
笑い飛ばすみたいに軽々しく扱って
ゴメンね
ちゃんと真正面から供養するね。
枯れ木の替わりに我が家にやって来た
シン・しだれ梅は
ベランダの
新しいメンバーとしてラインナップに鎮座。
◇
そしてその横には?
「仙台しだれ桜」が!!
【 仙台しだれ桜? 】
これは去年の秋ごろ
寂しさにもてあそばれるようにして
フラフラとホムセンの植物コーナーを巡回
その時に気まぐれで購入していたのが
この「しだれ桜」でした。
「梅」が発見できなかったので
「桜」でありました。
(処分価格1,000円で購入)
◇
【 仙台枝垂桜 】
名前に「仙台」と付いているのに惹かれて
買いました。
何となく、かっこ良いから。
もしも「仙台」と付いてなかったら
買いませんでした。
これも蕾が膨らみつつあります。
◇
などといった経緯を経て
現在に至っている我が家のベランダです。
私の(ベランダ園芸マインドの深遠さ)
ご理解いただけたでしょうか?
以上
◇
ありがとうございました。