P様番長 神々の花嫁ブログ(シャワールームで捕まえて)


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訃報


♛ ほんとうに悲しいです ♛
訃報
♛ 山田五郎さんが亡くなりました ♛




山田五郎さんが亡くなったそうですね。

心から
ご冥福をお祈りします。



私、この方大好きでした。

二年くらい前に
ご自分がステージ4Bの癌である事を告白され

それを聞いたとき私
目の前が真っ暗になったのを覚えてます。

ずっと心配でなりませんでした。




山田さんのご専門は
西洋美術史、時計(機械式時計)の歴史
および街づくり
とAIでは出て来ましたが

特に西洋美術史の知識は大変なもので
こうゆう教養に溢れた方の早いご逝去は
全く残念でなりません。



私は山田さんのYoutube番組

山田五郎 オトナの教養講座

コチラの方、欠かさず見てました。
本当に面白かったんですね。




美術の知識が豊富な方というのは
探せば他にも
掃いて捨てるほどいるとは思うんですが

でも
いくら知識が豊富であっても
杓子定規で話に広がりがないみたいな方が
本当に多い中

山田さんはひと味違ってたんですね。

あんな風に面白おかしく
(我々素人の)興味を惹きつつ語れる人
というのは
そうそういなかった

「西洋美術史」をですよ。

稀有な方だったと思います。



何が違ってたのか?

それは
まず山田五郎さんご本人が
面白いと感じて
それを伝えようとしてたからなんだろうな
と思います。

【 面白いと感じてらっしゃった 】

面白いと思うから
話に膨らみが生まれるんだろうなーと。

ただ知ってるだけじゃなくて

博識ゆえの仮定による考察が
ふっくらと広がる
そうゆう感性を「教養」って言うんだろうな
と私は思ってるんですが

山田さんは
そうゆう話ができたんだと思います。




【 歌 】

山田五郎さんの「面白がり」な所は
交際してた人を見ればわかると思うんですが

若い頃から特に仲の良かったサブカル仲間
みうらじゅんさん
との間柄は有名でしたね。

みうらさんが青春時代に作った歌
「青春ノイローゼ」の中の曲(なのかな?)

「愛らしく」を

↓山田さんが弾き語りされてるんですが
これが私ものすごく好きで

(五郎さんが歌うと特にイイ)

この歌の「透明感」と「純粋さ」には
あなたも絶対

泣きます




ダイレクトに
こんなにハートが伝わって来るのは

この歌の面白さに惚れた
山田さんの愛が籠もってるからだと思います




【 映画 】

私、1つ映画の話をしますね。

その映画はもうだいぶ前

ガキの頃見た映画なんですが
古い映画、深夜の地上波で見たもので

【フィラデルフィア】

という映画であります。



【あらすじ】

主人公はフィラデルフィア随一の
弁護士事務所に勤める生え抜きの敏腕弁護士
そんな彼が人生の絶頂期に
HIVに罹患してしまうんですね。

主演はトムハンクス。
まだHIVが不治の病だった時代に
偏見から→アウティング→不当解雇となり
訴訟し→法廷闘争に入ります。

容体が悪化し衰弱する中で
主人公はオペラの話をするんですが

「アンドレア・シェニエ」の第三幕
La mamma mortaを
伝説のソプラノ歌手マリア・カラスが歌い
その歌声が朗々と流れる中

彼はいかにこの歌が素晴らしく
美しさの極みであり
自らの魂に響くかを切々と語るんですね
(やや狂気を帯びた陶酔感の中)

そのシーンが圧倒的で
ガキだった私の心に強く響いたのでした。

この人は亡くなろうとしている
と同時に
私が知り得ないほど至高の
知識や、感性や、教養を、何もかも全部
持ち去ろうとしている。

何て事だろう

勿体ない話だなと思いましたね。

それがトラウマのように
ガキだった私の心に刺さったのでした。




山田五郎さんは亡くなられました。

若い頃はヨーロッパに美術留学
されてた様ですが
以降はずっと、美術にまつわるお仕事されて
らっしゃったようですね。

次から次へと面白いお話が
泉のように湧いて来るあのトーク

数々の美術をご覧になって来たお話を
もっともっと聴きたかったのに

たくさんの知識と教養と感性を
全部持ったまんま旅立たれてしまいました。


合掌

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