その他の「掛川」しだれ梅園など | 青筋番長 おぴんぴんブログ(シャワールームで捕まえて)

その他の「掛川」しだれ梅園など


♛ 先月の18日 その他の掛川 ♛
しだれ梅園
♛ などを観光 の巻 ♛




先月の18日
「掛川花鳥園」に行ったのですが

本当の目的は
「梅園」を見るためでした。




今夜はそんなお話であります。




何度も言いますが
「掛川」があるのは静岡県でした。

新幹線の「こだま」以外が止まらない所です




コチラが目的の
「しだれ梅園」であります。




園は、龍尾(たつお)神社という所の
裏山にありました。



なぜわざわざ
「しだれ梅」などを見に行ったのか

と言うと?




【 梅園に行った理由 】

実は私、去年

20年以上
大事に育ててた「しだれ梅」の鉢植えを
枯らしてしまいまして

ずっと落胆しておりました。



それで
見かねた内ヨメ様が

私を元気付けようと
この冬は積極的に梅園巡りに出掛けて

あちこち一緒に
「しだれ梅」を見て回ってたのであります。

そしてここの
梅園では(苗木)が売られてるかも?

て事も考えてくれてたみたいです。

(ありませんでしたが)






去年、私が失なった物の中で

最もショックだった筆頭が
↑この愛すべき「しだれ梅」でありました。

(気に入ってたのに)




「掛川のしだれ梅園」

先ほども言いましたが
掛川・龍尾神社の「しだれ梅園」は

神社の裏山にありました。



残念ながら

結論から言うと

ここは私の目で見て「ちょっとどうかな」
といった感じの園でした。

いい梅園いっぱい見てますからね
辛口の批評になってすみません。




評判だったんで行ったんですけど

山を造成しないで
そのままの地形の上に(手作りで)
作られているので

まず、見て回る歩道が
傾斜地のいびつな起伏ばかりで足元が悪く
高齢者は来れないなと思いました。



元々適地ではない単なる山なんで
水が乏しく土が痩せてるのを補おうと
谷間を中心に拓いたんすかね?

そのせいで
雑木の陰になって日当たりが悪く
撒いた肥料も傾斜を流れてしまうんでしょう

どの木も痩せてて肥えた木がなく
精気に欠けてました。

また周囲がこんだけ藪(やぶ)だと
「害虫」にも悩まされるんだと思います。

場が狭すぎて
映えポイントもなかったです。




梅は(園芸植物)なので
自然過ぎる環境だと負けちゃうのかな?

全体として
リッチな感じはしませんでした。

でも見た目以上に
維持費はかかってると思います。




(入園料が600円)だったんですが
その価値はどうなのかなと。




龍尾神社。

鳥居の右手の(丸い石の像)は
キャラ物ですね?

あコレコレ、あったあったと
並んで「記念撮影」してる人いましたが

私、こうゆう物
ほんとうに苦手なんですよねぇ。



この神社でご朱印もらいました。




遠州特産「おはたき餅」
てのが売ってあったんで買いました。

私は地域独自の
隠れた「特産品」に弱いのです。

製法は餅であるが
素材は「うるち米50%」なのだそうです。




「ところ変われば品変わる」
ですね

「うるち米」を少しでも混ぜた餅は
我が地元では
粗悪で下品な食品の代名詞となっていて

食べるのは恥とされて来ました。
これを人に食べさせる事は悪意を表します。



神社から下山して
「農協」のショップへ行きました。




農協のショップには
ここ掛川の「産物」が並んでいました。

面白かったです。




さっきの「おはたき餅」の
(草餅)がありました。




輪切りにする前の「塊」もあったので
それを購入しました。




ショップから出ると右手の岡の上に
建物が見えました。

物置小屋のような
小さな「お城」でした。

「掛川城」であるようでした。




そっちへ向かって行くと
ちょとカッコいい建物がありました。




入って見物したかったんですが

「宗教施設かな?」
と思ったので

怖くなって近寄りませんでした。




替わりに「昔のお金ちの家」に
入って見ました。

入場料は200円くらいでした。




後で聞いた話なのですが
(ここではなくて)さっきの建物

宗教施設だと思った建物は
実は「二宮金次郎」の記念館で

とても「いい建物」だったみたいです。




怖がらないで
そっち入れば良かったなと思いました。

お金持ちの家は普通の家でした。




さらにお城に近づくと




お城の
「御殿」的なものがありました。




(何らかの理由で)クラッシュした建物を
幕末に、再建したんだそうです。

幕藩体制が崩壊するギリ前

「武家」のために建てられた建物は
実に質素で
細部まで格式の高い造りでありました。
(寺院の建物とは違うのです)

侍は
貧しい事を恥じず
プライドに命を賭けたそうですが

武士って「やっぱカッコいっスね」




幕末と言えば
どの藩も経済的に疲弊し切ってた時代
であるにもかかわらず

(小ぢんまりはしてますが)
よくそんなカネが小藩に残ってましたね?

掛川藩は5万石だったそうな。

(これを維持して来た町の人も偉い)




間近に見える「城山」に登りました。




ここは階段がメチャ登り辛かったです。

昔の石段をそのまま残してるのか
登り辛いを通り越して「危険」なレベル
でありました。




私ね
「階段」とか、スロープとか
そうゆう施設は

(デザイン性&伝統)< (使いやすさ)
だと思ってるんですね。

どんな場所でも
歩道・車道・橋梁・エレベーター的な物は
誰でも皆んなが快適に使えてナンボ
みたいな?

箸や、茶碗や
生理用品と同じレベルの(フィット感)を

気付かせないほど自然に提供すべき
だと思ってるんで

メインゲートですが
史実に忠実なので

足の悪い人は来なくていいです
という場所は
誰も行かなくていい場所に思えてしまいます




さっき物置小屋と言いましたが

この城は
史実に基づいて
忠実に木造で再建された城だそうですね。

史実は
遠くから眺めるに限ると思いました。



この後タクシーを呼んで
「掛川花鳥園」に向かいました。








【 お土産 】



今回、買った物は
こんな感じでありました。




【 豆皿 】

掛川花鳥園の売店で売ってた
鳥の絵柄の豆皿。

石川県の「九谷焼」ですね。




同シリーズの皿が
これで会わせて5枚となりました。

どれも色んな観光地で購入した土産物です。



細かい蘊蓄を言うと

これは九谷焼「徳田窯」の、博物館級の品の
ダウンサイズ・レプリカであります。

とても良く再現されてます。




【 いわし粉 】

「静岡おでん」に
ブッカケすんだそうです。




【 おはたき餅 】

切ったのと、切ってないの。




農協で買った(切ってない方の餅)が

次の日、早速
盛大に(カビ)てました。

「無添加食品」の証拠ですね。



↑表面をピーラーで削りました。

こんなことしても
カビの根っこが芯まで行ってるから
ダメなんだそうです。

(ベロ毒素・かかって来いや)




それを輪切りにして




焼いて




砂糖醤油であぶって




食ってみました。



お味は?








んー

ここは冗談でも美味しかったと言うべき
なんでしょうが

餅の味がぜんぜんしないよ~ ><;

これはカビのせいではなくて
この餅の素材がうるち米50%のせいです。

餅と、ご飯
どっちの良さもなくて

せんべいの
残念なやつみたいな感じでした。

もっと他に
おいしい食し方あるんでしょうか?



尊い地元の隠れた名産品は

このまま隠れてミステリアス・ゾーンから
「掛川を守ってて欲しいな」

そんな風に思うのでした。




無理やりな締めですが

以上



ありがとうございました。