ベルセルク展 行って来ました | 青筋番長 おぴんぴんブログ(シャワールームで捕まえて)

ベルセルク展 行って来ました


♛ これほどとは ♛
大ベルセルク
♛ 作家のとてつもない画力 ♛




あなたより半周遅れで
「大ベルセルク展」見て参りました。




羽子板のような剣「ドラゴン殺し」を肩に
不敵に笑うガッツ先輩。




これが原寸大の
「ドラゴン殺し」だそうですよ。




なんじゃこりゃー!!

でか。

これを
片腕・隻眼(せきがん)の身でぶん回す
ガッツ先輩の体
一体何で出来てるんでしょうか?




鷹の団時代のグリフィスの甲冑。




今回のこの展示は

作家の画業32年の軌跡として
貴重な直筆の原稿やカラー原画が多数
展示され

スタチューやジオラマで飾られてました。



たくさんの原稿や原画は私
(ほぼ全て)どこの場面かわかりました。

これらを生で拝見したんですが
やはり凄かったすよ。

「よくこんな絵が描けるな」
としか言いようのないほどのド迫力で
とてつもない「画圧」でした。

見開きの大きな絵が多数あって
1枚1枚に釘付けにされてしまいましたね
引き込まれました。

もう作家の画力の高さに只々
圧倒された感じです。




いつもより圧倒的に
濃い目メイクのグリフィスのスタチュー。






昨年5月に急逝された三浦健太郎先生

展示物には先生の仕事場のデスクを再現した
特設コーナーもありました。

主を失ったデスク
見てて、せつなかったです。



この展示の企画は
三浦先生のご存命中から計画されてた事
だったようで

館内で上映されてた動画の中で

ご自身の言葉でこの展覧会への意気込みや
展示品に関する見解を
楽しそうに語ってらっしゃいました。

亡くなるなんてことまるで考えられない
気さくな笑顔で

今そこにおいでになるかのように自然に
熱く語ってらっしゃるの拝見して

とても胸に迫るものがありました。

(先生は私ちょっとイケでした)




動画の中で先生は

1,ベルセルクは現在
6~7割の所まで話が進んでいる。

2,ここから先のストーリーは
何人かでパーティーを組んで「冒険」をする
といった流れではなくなる

3,広げた伏線を一つ一つ回収して行く
という事になるだろう

4,髑髏の騎士については
ちょっと掘り下げて詳しく描くつもりでいる

5,アニメの主題歌を歌う平沢進さんは
自分が最初に見つけて唾つけといた音楽家で
いいもの見つけた感がある

などとおっしゃってました。




現在は、現時点での「完結編」としての
「最終号」も出されましたが

これはご本人の手で描かれた部分の
作品の終了であって

別の人の手によって
ストーリー自体はこの先も続きます。




この先のストーリーを

やはり「お弟子さん」が引き継いで
継続して描いてく事が決定したみたいすね。

今年の春頃そんな話を耳にしました。

これは
三浦先生が亡くなってすぐに
私が予想した通りの展開であります。

お弟子さんは
何もかも全て聞いて知ってるそうですからね
画風もそのまま踏襲できるでしょうし

首尾よく行ってくれたらいいな
と思っています。






この「大ベルセルク展」

なかなか入場料お高めでした。




一般の入場料は、1,700円でしたが

記念グッズAが付いたチケットは、4,900円
記念グッズBが付いたチケットは、2,400円

2枚で7,300円でありました。




↑コチラが、記念グッズBの
「ドラゴン殺し」のピンバッチであります。




そしてコチラが




記念グッズAの「ペーパーナイフ」

これね、わざとなんでしょうけど
もんーのすごく重くて普通に使えねーわ
になってました。

だいぶウケました。




あと、グッズ販売コーナーで
図録と「絵」を2枚ほど買って来ました。




「絵」は思ったより沢山置いてあって
楽しく選べました。




公式イラストレーションブック
THE ARTWORK OF BERSERK(白泉社)

3,850円




F6キャラファインボード ベルセルク【D】
(410mm×318mm)

4,510円




これね
キャンバズ地っぽいのに印刷してあって

何だかまるで描き下ろしの原画風で
素敵なのですよ。




裏から見ると
パネル仕立てになってていい感じ。

これは額に入れない方がカッコいいので
このまま飾ろうと思ってます。




あと、複製原稿【Q】(297mm×370mm)

1,650円

左から、「朔」以降のグリフィス
髑髏騎士、ゾットが描かれた見開きのコマ
であります。

構図すご過ぎ!!






あとですね
ここのグッズ売り場

どうゆう訳か変な話で
「一度出たら再入場は禁止ですよ」

みたいな事になってましてね。




私、欲しい物は全部買ったつもりで
一度外に出てしまってから

買いそびれた物があったこと、ふと
思い出しちゃいましてね

出てすぐの所で急いで引き返して
その旨伝えたんですが

「杓子定規」に断られました。

何なんでしょう?



転バイヤーが何度も出入りするのを
取り締まるつもりの決め事なんでしょうが

決め事の趣旨が理解できてないから
応用も利かないんでしょうね。

転バイヤーかどうかを見分けるつもりがない

バイトなんてこんなもんです。




そもそも「グッズ売り場」に入れるのが
入場者限定だったんですけど

そうゆうグッズ売り場というのも
あんまり聞いた事がないです。

転バイヤー対策なら
一回出たらダメとか窮屈な事しなくても

チケットの日付けを確認するだけで
事足りるんじゃないですか?

買える個数制限も設けてある訳だし。



客いなくてガラガラでしたからね売り場

バイトいっぱい雇ってるけど
採算取れるんでしょうか?

ダメなのが仕切ると
こうなるんだと思いました。




私こうゆう場面で
(穏やかに)ゴネるの得意なんですけど
今回はしませんでした。

何だか急に購買意欲が消失してしまい
欲しくなくなりました。

こんな「物欲の塊」なのに。




10年前に私が作ったベヘリット。




ということで
「大ベルセルク展」堪能して参りました。


手作りお面2

ありがとうございました。