《686》✨クラシックの散歩道✨#21~モデスト・ムソルグスキー✨ | 別天光戸の徒然音楽日記

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60年代~70年代の、オールドロック~ハードロック、プログレッシブロックが好きです。70年代~80年代の、テクニカル系ロック、ジャズフュージョンも好きです。曜日別にテーマを分けて、音楽に関連付けたブログを、徒然なるままに綴っていきます!



西洋音楽において、6世紀から15世紀にかけた

時代の音楽の総称が、中世西洋音楽です✨




単一声部による音楽は、モノフォニーと呼ばれ、

その始まりは、グレゴリオ聖歌を始めとする、

キリスト教の聖歌等であり、9世紀頃に、

ネウマ譜で、記録されております✨




1200年前後になると、ポリフォニーと呼ばれる、

対等な独立した、複数の声部からなる音楽が、

ノートルダム楽派よって、開拓されました✨


 

そして、単一の旋律要素のもとに、

複数の声部が、和声を構築する音楽である、

ホモフォニーが、誕生するのであります☝️




今日、一般的にクラシックと称される音楽は、


1550年頃から1900年頃、の音楽を指します✨
 



さあ、あなたもわたしと一緒に……

これから、西洋音楽の歴史を紐解いて……

クラシックの散歩道を、歩いてみませんか❔



 
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🌿クラシックの散歩道🌿#21

モデスト・ムソルグスキー


モデスト・ペトローヴィチ・ムソルグスキーModest Petrovich Mussorgsky)

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ロシア作曲家で、ロシア五人組の一人✨

「五人組」の中では、プロパガンダ民謡伝統

に忠実な姿勢をとり、ロシアの史実や現実生活を

題材とした歌劇や諷刺歌曲を書きました✨


~ロマン・デミドフ指揮

/ニジェゴロド劇場管弦楽団

ボリス:ヴィクトル・リャウゾフ

~歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』

~「ボリスのモノローグ」🎬️



国民楽派の作曲家に分類され、


管弦楽曲『禿山の一夜』、

ピアノ組曲展覧会の絵』などが代表作です🎵


~ダニエル・ナザレス指揮
/スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団
~組曲『展覧会の絵』(ラヴェル編)
~「第一プロムナード」


増四度を積み重ねる技法や、原色的な和声感覚、

作曲素材の大胆な対比などは、さしずめ……

印象主義音楽表現主義音楽の前触れです☝️


~ワレリー・ゲルギエフ指揮
/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
~歌劇『ホヴァーンシチナ』
~前奏曲「モスクワ河の夜明け」
(ショスタコーヴィチ編曲)


ムソルグスキー作品の目覚しい斬新さは、

20世紀半ばにショスタコーヴィチによって、

作曲者の手法にあたうる限り忠実に、

2つの歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』と、

ホヴァーンシチナ』の管弦楽法が、やり直され

るまで、永らく見過ごされてきました✨


🎦《Fantasia》

~『Night on Bald Mountain』


また、『禿山の一夜』は、ディズニー映画、

ファンタジア』に利用されてから、

広く世間に、知られるようになりました☝️


🎦《Fantasia》

~『Night on Bald Mountain』


想像力に富み最も演奏される作品は、

ピアノのための連作組曲展覧会の絵』であり、

この作品は、友人であった建築家の、

ヴィクトル・ガルトマンの遺功をしのんで

作曲されました✨


~テオドレ・クチャル指揮
/ウクライナ国立交響楽団
~組曲『展覧会の絵』(ラヴェル編)
~「バーバ・ヤガの小屋」
(鶏の足の上に建つ小屋)