百物語とは……
日本の伝統的な、怪談会の形式である……
百本のローソクに、灯をともし……
語り手が、怪談を1話終えるごとに……
1本ずつ、灯を消してゆく……
そして……
最後の、1話が終わって……
ローソクの灯が、消えたとき……
漆黒の、闇の中に……
本物の、物の怪が現れると言う……
恐怖は、感染する……
畏怖……if……
一度、始めたら……
決して、戻ることはできない……
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#10~アメリカ版☆蜘蛛の糸⁉️✨
昔、ある知人から……
悪田 川柳之介(あくた せんりゅうのすけ)
と言う、ジャズ好きの小説家が……
行きつけの、ジャズ喫茶で……
常連客たちの、やり取りを見ていて……
小説の筋書きを、思い付いたという……
そんなエピソードを、聞いたんだ……
~🎷デクスター・ゴードン
~「A Night In Tunisia」(チュニジアの夜)
出かしたぞ、権藤さん❕
『穴糸イン・12時や』なんて……
なかなか、思い付かないぜ……
悪田 川柳之介、という作家は……
悪ふざけと、川柳が何より好きなのさ……
そう言えば……
ジャズの巨匠で、気の短いピアニストが……
気になるんだけど、名前が思い出せない……
こんなエピソードを、聞いたことがある……
ある日の、セッションのライヴで……
ベースのメンバーが、何と……
コントラバスでは無く、セロを持ち込んだ……
コントラバスとセロは、音域が違うので……
セロとピアノは、音が上手く噛み合わない……
~「'Round Midnight」🎬
この名曲を作った、ピアニストなんだが……
短気な彼は翌日、セロに文句を言ったのだ❕
名前が、確か……
セロに……明日……文句……❔
あっ❕ セロニアス・モンク❕
~🎹セロニアス・モンク
~「Blue Monk」🎬
そう言えば、アメリカにも……
『蜘蛛の糸』に似た、エピソードを……
聞いたことが、あるぞ……
利己主義selfhoodは、呪いdamnationであり
真理truthは、祝福である……
地獄とは、何だろう? それはエゴチズム
(利己心)に外ならず、ニルバーナ(涅槃)は、
公正な生活 a life of righteousnessだ……
~🎙️ニルヴァーナ
~「Smells Like Teen Spirit」🎬
アメリカの、ある田舎町に……
一軒の、古びたジャズ喫茶があった……
その常連客が、クリスとトーマスだった……
この2人は、正反対の性格であった……
~🎹チック・コリア
~「Crystal Silence」
クリスの心は、水晶のように綺麗だった……
欲のない、物静かな男だった……
~🎷ソニー・ロリンズ
~「St. Thomas」
一方の、トーマスは……
品のない男であり、ジャズ喫茶でも……
1セントでも、値切ろうとする……
貪欲で、ケチな男だった……
ある日のこと、トーマスは……
駅のホームから、落ちそうになった……
と、そこへ特急電車が来たのだ❕
あっ、危ない❕ すると……
そのとき❕ 奇跡が、起きた❕
天から、大きなロープ? いや……
蜘蛛の糸が、垂らされたのだ❕
トーマスは、蜘蛛の糸にしがみついた❕
誰が、助けてくれたんだ❔
あっ❕ スパイダーマンだ❕
こうして、助けられたトーマスは……
心を入れ替えて、姿を変えた……
皆に嫌われていた、トーマスは……
昔、一度だけ良いことをしていた……
駅のホームで、蜘蛛を踏みそうになった時、
蜘蛛の命を、助けてやったことがあった……
月日は流れ、年の暮れになった……
ある雪が降る日に再び、奇跡が起きた❕
機関車に生まれ変わった、あのクリスが……
トーマスに、会いに来たのである❕
クリスとトーマス、その日は……
Christmas、であった……
~🎙️フランク・シナトラ&ビング・クロスビー
~「White Christmas」
Christmas……
逃れられない……
蜘蛛の糸……



























