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概要
もはや「中流」ではない。「下流」なのだ
「下流」とは、単に所得が低いということではない。コミュニケーション能力、生活能力、働く意欲、学ぶ意欲、消費意欲、つまり総じて人生への意欲が低いのである。その結果として所得が上がらず、未婚のままである確率も高い。そして彼らの中には、だらだら歩き、だらだら生きている者も少なくない。その方が楽だからだ。(「はじめに」より)
「下流社会」とは具体的にどんな社会で、若い世代の価値観、生活、消費は今どう変わりつつあるのか。マーケティング・アナリストである著者が豊富なデータを元に書き上げた、階層問題における初の消費社会論。
人々を一概にパターン分けする事は出来ない。
しかし、この作品はそのパターン分けに挑戦している。
文章中にちりばめられて多くの的確なグラフにより説得力を上げている。
自分は最初のアンケートで下流層という結果が出た。
気分は悪くなったが頑張って読んでみた。
上流層が上流層を生み続けるという部分には納得だった。
下流層が上流層になれるのか?と考えるとそれはYESだと思う。
自分も上流層になるべく、意識を高く持ち努力を続けて生活を送って生きたいと思う。
マーケットの分野ではかなり高い実力を持った方が書いた作品なのではないだろうか。
★★★☆☆







