パニック障害【完治】専門カウンセラーの三木ヒロシです。
「広場恐怖」
と呼ばれるひとつの症状があります。
これはどこかの広場が怖くなってしまうということではなく、ある特定の場所が苦手になってしまい、そこに行くのを避けるようになってしまう状態のことです。
例えば、電車やバスや飛行機といった交通機関や、美容院やデパートなどの場所、または仕事で用いる会議室や休憩室、映画館やデパートなどの空間、身動きできなかったり狭いところ、などですね。
特にパニック発作が起きた場所や体調が悪くなってしまったところが「広場恐怖」につながることは多いものです。
あなたも行動を振り返ってみると、なにか苦手な場所があるかもしれませんね。
これは、その場所で起きた恐怖体験(不安体験)を身体が覚えていることから起きてしまうことなので、ある意味しょうがない状態とも言えます。
ですが、苦手な場所をどんどん避けていくと、まったく関係のない場所や状況にたいし苦手意識の共通点を見つけてしまうようになり、行動範囲がどんどん狭くなってしまう、ということも起こり得てしまうんですね。
ではいったい、このような状態から抜けだすためにはどうすればいいのか?
それは、
「改善のための目標設定をし経験を積んでいく」
という方法が有効です。
最終的な目標としては、苦手な場所や嫌だと感じるところになに不自由なく行けるようになる、怖さや不安をその場所で感じなくなる、ということですね。
経験を積んでいけばいくほど成功体験から身体と気持ちは慣れていき、だんだんと怖さや不安を感じなくなるのですが、ひとつだけ注意があります。
それは、目標設定しだんだんと慣れていくことをせず、一気に慣れようとして行動すると、怖さや不安という感情が強まってしまう可能性があるんですね。
慣れるために行動したのに、逆の結果になってしまったらツライし、モチベーションも下がってしまいます。
大切なことは焦らない。徐々にその場所に慣れていく、ということです。
徐々にその場所に行く頻度を増やし、何も起こらないことを経験しながら改善していくというのが望ましい取り組みかたなんですね。
ちなみにこの方法は、「段階的暴露療法」「暴露法」と呼ばれるものです。
次回は、実際の目標設定のしかたや実際の方法などをお話しますね。
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