
コタキナバル旅行も今日で7日目になりました。
昨日は午前中ツアーに行った後、旅行の疲れと2週間以上の外食で胃の痛みがピークに。
本当は軽いもの(中華、マレーシア料理以外)を食べたいと思っていたけど、義理の両親との家族旅行は本当に簡単ではなくて…。
中華系だからか、いまだに家長制度みたいな感じで、お父さんが食べたいものが優先されます。
その結果、昨日の夜はどうしてもシーフード(中華)を食べると言うことになり、旦那さんを部屋に呼んで、体調が悪いから私だけ行かないことは出来ないか聞いたのですが、答えは
「Rが行かないなら皆(義理の両親)も行かないって言うよ」
と言うもので、あー自分のせいで他の人も美味しいシーフードが食べれないんだ(すでに1回食べに行ってるけど)…って思い、「じゃあ、自分達の車で運転してレストランまで行っても良い?(レンタカーを借りてる)」と聞くと、
「渋滞してて、駐車場を探すのが大変だから、grabで行こう」
このシーフードレストラン、ホテルから近いところと、支店の遠いところがあって、それならせめて近い方にしてくれないか頼んだけど(メニューは同じ)、
「支店の方がGoogleのレビューが良いから」と遠い支店に行くことに。
…。
胃薬とソラナックスを半錠のんで準備したけど、もう嫌な予感しかせず…( ω-、)
頼んだgrabもなかなか来なくて、30度以上あるなか外で15分も待ち、不安は最高潮に。
運悪く、乗ったgrabの車の窓に凄く密度のある遮光ネットがはられていて、外がほとんど見えなくて閉塞感が半端なく、車が動き出して2分で予期不安を通り越してパニック発作。
普通なら発作が起きてもコントロール出来るけど、あまりに辛くて、つい車を止めて貰えないか頼むも、ここで降りたら再度乗るのに、倍以上の勇気が必要になるので撤回し、ひたすら目をつぶって、額から滴る汗を感じながら深呼吸。
長く感じたけど、実際はたったの10分で目的地に到着。
この時点でソラナックスが大分効いて来ていて、食事は少しながら食べられたし、途中からは薬の影響でいつも以上に元気な状態になり、帰りのgrabは大丈夫だったけど、精神的なダメージは想像以上に大きくて、この旅のハイライトだった、離島行きのスピードボート(たった15分)に乗る勇気が今日はどうしてもどうしても出ず…
結局行かないことに。
そんな落ち込んでて、胃もまだ痛いのに、朝からホテルから車で20分の飲茶を食べに行きたいと義理の両親(お父さん)が言うので、それは流石に断って、今一人でホテルにいます。
このホテル(民泊)は離島に行くフェリーターミナルから歩いて2分の距離にあるんです。
離島に行くフェリーが絶え間なく行き来するのを見ながら、今年の年末もマレーシアに帰ろうと思っていたけど、私はオーストラリアに残ろうと決めました。
我儘かもしれないし、義理の両親を悲しませるかもしれないけど…。
でも、あまりにも無理をする場面が多すぎて、マレーシアに帰って来るとほぼ100%パニック発作を起こしてしまう。
私の場合は一度発作が起きると、少なくとも数ヵ月は日々の生活のなかで不安にさいなまれることが多くなり、本当に辛くて…。
マレーシア滞在中、90%は義理の両親や彼のために、食べたくないものも食べ、頻繁に親戚づきあいもし、全く興味のない、行きたくないところにも行ってるのに、残りの10%の自由(体調が悪くても)も許されないとか、「あなたがいかないって言うなら、皆も行けませんけど?」って言われるのは、やっぱりおかしいと思う。
こういう風に不満って少しずつ心に蓄積していくんだろうな…。
コタキナバル旅行、昨日までは凄く順調で、ソラナックスも飛行機に乗る時とシュノーケリングに行く時しか飲んでないくらいだったのに…。
今は悲しい気持ちでいっぱいです。