娘が先日初潮を迎えました。


体重も41kgになり、背も160cmを越えたので、そろそろかな……と思ってたし、本人にも「たぶんそろそろだと思うから、いつなっても良いように、パットや万が一のために生理用ショーツの予備を準備して学校に行くんだよ~」と伝えていました。


たまたまアレルギーによる蕁麻疹で学校を休んでいる時に始まったので、家で、わりと落ち着いて、その日を迎えることが出来たようです。


予想外だったのは、娘の生理痛が思ったよりもひどかったこと。


私は全く生理痛がないので(たまーにお腹が鈍く痛いことや、だるさがあることもあるけど、通常はほとんど痛みなし。貧血は結構ある)、なんとなく娘もそうなんだろうな……って思い込んでいたところがあるんですね。


初日は夜中に泣きながら、お腹が痛いと部屋にやって来て、あまりに泣くので、オーストラリアの常備薬、パナドール(私は魔法の薬と呼んでいる)を通常量の3分の1スプーンに出し飲ませ、それでもお腹が痛いと言うので、娘の部屋に付き添い、眠るまで背中を擦ること1時間。


パナドールは結構早く効くので、20分くらいで落ち着いたけど、泣きながら部屋に入って来た時は痛みでパニック状態になっていて、呼吸も荒く、終いにはぶるぶる震えだすしで、内心私も動揺……。


でも、ここで私まで動揺するとまずいだろうと思い、何とか冷静に対処できました。


表面上は母として頑張って娘に対処したわけですが、背中を擦っている最中、「吐き気がする」とか、「こんなにお腹が痛いのは、人生で初めて」という娘に、内心「いやいや、生理痛ぐらいで、そんなにお腹が痛いことってないだろー」とか、「生理痛ごときでそんな泣いてたら、これからなん十年も付き合っていくのに大変だよ?」という、心ない言葉が次から次へと沸き上がって来てですね……。


なりたくないとずっと思っていた、全てにたいして理解がない、実家の母のようで、自分でも驚きました。


私って、表面上はつくろってても、根本的に優しい人ではないんだろうなぁ。


言葉に出したらさすがに母としてはまずいだろうと思って、言いはしないけど、彼には次の日(娘がいないとき)ちょっと愚痴ってしまいました。


大袈裟だよなーとか、一人っ子だからかなーとか、アテンションシーカーだとか。


口に出したら少しスッキリ。


幸い、次の日は生理痛はそれ程ひどくなかったようで、一安心。


身体の変化に対応できず、ちょちょしたパニックを起こし、痛みを助長したのかな……?


あと、娘はいまだに薬を錠剤で飲むことが出来ないので、念のため痛み止めを学校に持っていかせようと思ったけど、これがシロップだから難しくて……😑💦


これを機会に、錠剤を飲ませる練習もさせた方が良いのかもしれません。


まぁ、控えめに言っても素晴らしい、理解がある母とは言えない私ですが、生理のことをオープンに相談して来たり、聞いてくれたりするのは助かります。


彼に対しても、恥ずかしがることがなく、初めての生理を迎えたことを報告できるところは、オーストラリアの教育の違いなのかな。


私は父に生理について話したことなんて、なかったと思うから。


生理にたいして、恥ずかしいという思いがあまりないのは良いことだと思いました。


これから生理となん十年もお付き合いしていくことになるから、娘が出来るだけ快適に生理期間中を過ごせるよう、サポートしていきたいと思います。


とりあえずは、レッドベルベットケーキ(日本ではお赤飯ですかね?)でも買って、週末にお祝いをしてあげようと思っています!