今日は風が強かったので、彼に車を運転してもらって娘を学校に迎えに行った。
私のパニック発作は、ほとんどの場合乗り物に乗って、降りることが出来ない時に起こる。
15年もパニック障害と一緒に暮らしていると、「今日は来そうだな…」って言うのが分かるようになってくる。
嫌な予感通り、娘を迎えに行った車のなかでパニック発作が起きた。
まず、乗る前から胃が痛くて、体調が悪かったこと。
そして、彼が車の中で会社の人に電話をしたこと。
電話している間は静かにしなければならない=具合が悪くなっても、止めて欲しいと言えない=車から降りられない=もし車が走っている間に我慢が出来なくて、飛び出したらどうしようと、普通の人には理解に苦しむ考えが頭のなかをかけめぐって、身体が硬直。
信号でとまるたびに「車から降りたい!」という気持ちで頭の中がいっぱいに。
距離にすると1kmちょっと。
時間にすると、信号が多いこともあって5分くらい。
こんな短い距離でも発作が起こる自分が心底情けなく、やっぱり雨でも歩いていけば良かったと後悔したり、たった5分の間に色々なネガティブな感情で頭がはち切れそうにパンパンになった。
学校の門の前で娘をみつけて、再び車で家に帰るまでも、また辛かった…。
はー…。
何でこんな思いをしなければならないんだろう。
何でこんな普通のことが苦しく感じるんだろう。
15年たった今でも、パニック発作は本当に苦しいし、なれるなんてことは(私の場合は)全くない。
他の人はどうやって前向きに頑張っているんだろう。