物が捨てられない利用者さんがいます。
ゴミ屋敷というわけではなく
キレイ好きでお部屋はきちんと整っているのだけど
ある部屋の押し入れだけが
箱・包装紙・缶・紙袋でぎっしり!
銘菓の箱、花瓶や器が入っていた桐箱、
そしてチョコやキャンディが入っていた可愛い缶。
見たところ、昭和の頃からずっと大切にしまってきたような気配があります。
『ねぇ、ちょっと見て。物が多くて捨てたいの』
『わ、すごい量ですね。もし使わないなら、思い切って処分します?』
『え〜、こういう箱はもう手に入らないと思うの』
『そうなんですね。じゃあ残しておきます?』
『え〜、でもこんなにあったら片付かないのよ』
このやり取りを何度も繰り返してきました😂
最終的に
『本当は全部好きで、捨てたくないんですよね?』
とお聞きすると、静かに頷かれます。
そして、やっぱり一つも捨てずに終わるのです
人から見たら「取るに足らない物」でも、
ご本人にとっては価値がある大切な物たち。
木彫りの置き物は、民芸品展が好きだったご主人と一緒に出掛けて買った思い出の品だそう✨
物には思い出が詰まってたりします。
ヘルパーの私が勝手に判断して捨てることはないけれど、
『入院中、子どもやお嫁さんに色々捨てられてしまった』そんな話を時々聞きます。
以前、飲み口が3ヶ所も欠けてるマグカップを使っている、ある利用者さんに『飲んでて唇をケガしないか心配です』と言ったら、大事な人に貰った品らしく、『余計なこと事は言わなくていい』と言われたこともあります😅
使うには理由があるんですね💦
実家の片付けを手伝うときも、
やっぱり“親の私物”であることを忘れずに、
一つひとつ確認しながら進めたいと思います🍀
