『何か美味しいものがたべたい』
って利用者さんによく言われますが、
美味しいものってなんですか?って聞くと
『何かわからないけど、美味しいもの』という。
昔から、昆布と鰹節でダシを取り
全て一から手作りで食卓を囲んできた利用者さん。
冷凍食品🟰体に悪い
出来合いの惣菜🟰添加物まみれ
カット野菜🟰栄養素なくてスカスカ
そんなイメージをお持ちでした
台所に立つと、こだわりのお鍋や包丁
レシピ集など、どれだけ料理に愛情を注いできたのかがわかります。
病気で気力が落ち、調理ができなくなって
ヘルパーが支援に入る事になったのですが
食へのこだわりが強く、最初3ヶ月は大変でした。
服薬のためにヨーグルトやバナナでもいいので
朝食を軽く召し上がるようお話ししても
『そんなのは朝食と言えない。ご飯に味噌汁に焼き魚がなきゃ』なんて仰っていました。
それが半年ほどして、宅配弁当、コンビニやスーパーの惣菜も召し上がるようになり
『もう諦めた。変わっていくしかないのよね』と
少しずつ今を受け入れていかれました。
訪問介護ヘルパーが
タサン志麻さんのように
短時間で激ウマ料理を何品も作れたら最高なんですけどね😅
支援中は
昆布や鰹節でダシをとってる時間はないので
茅乃舎のダシを使って調理をしています。
主婦歴26年なのですが
超料理上手な利用者さんのお口に合う料理を作るのは、なかなかプレッシャーです
でも、『1人で食べてるから美味しくないの。
アナタと一緒にいると何食べてても美味しいのよ』って言ってくださって

今日はお鍋を作りましたが、心まで温まりました✨
