A:「最近、物忘れが激しくてさぁ~、困ってんだよなぁ~!」

B:「・・・そりゃあ、ある程度、齢を重ねてれば、誰にでも思い当たる事なんじゃないか?」

A:「え? 何?」

B:「それなりの齢なんだし、仕方ないんじゃないの!」

A:「あぁ・・・! まぁ、そうなんだろうなぁ! 加えて、よく眠れなくてさぁ、ちょっとした物音で、夜中、目が覚めたりして、その後、もう眠れないんだ・・・!」

B:「ふーん、、、、でも、又、それは、別の事なんじゃないか? 精神面での何か・・・」

A:「あ? 何?」

B:「・・・何で、さっきから、そんな大声で話すんだよ!」

A:「あぁ、ゴメン、ゴメン! ここ二、三日、耳の調子が悪くて、何か、音が聴き取りづらいんだよ!」

B:「心配だな! 一度、医者に診て貰った方が良いんじゃないか?」

A:「いやいや、これは平気だって! その内、治るし、大丈夫だ!」

B:「こっちが、全然、大丈夫じゃないから、、、、あっ!」

A:「ん? どうした?」

B:「・・・お前の、その、耳の穴に入ってるやつは何だ?」

A:「耳の穴?(耳の穴を探って、それを取り出す) あ! これ、耳栓じゃん!?」

B:「・・・あぁ、間違いないな! ・・・耳栓だ! ・・・反対側にも入ってるぜ!」

A:「あ、本当だ! そうか、、、、よく眠れるように、対策として、寝る前、耳栓を入れたんだった! 確か、二、三日ぐらい前・・・! 外すの、忘れてたよ!」

B:「じゃあ、一安心だな?」

A:「いやぁ、これに関しては、元々、心配してなかったから・・・!」

B:「ところで、、、、もう、大声で話さなくても良いんじゃないかな?」

A:「あぁ、そうだな! で、話の続きなんだけど、、、、最近、物忘れが激しくてさぁ、困ってんだよなぁ・・・」




最近のカツラは、強力らしい。特殊な接着剤を使用していて、気触れたりもしないし、又、剥がす時に、万が一にも、皮膚が裂けたりはしないようだ。


CMとかで見掛ける、あの、「引っ張っても大丈夫」って感じ・・・。


唯、多くを望むのなら、それも不自然で、多少、難が有るように、思う。滅多に体験しうる事では無いが、犯罪の嫌疑を掛けられて、人物の特定を行う為、毛髪の提出を求められた場合、無闇に拒んで、下手に疑われたくないし、「分かりました」と、自分の髪を一本、“ぷつん”と抜いて、差し出そうとしても、それが叶わない!(ま、増毛している範囲にも拠りますが・・・)


上記のケースは、正直、屁理屈だし、無視するとして、、、、けど、普通に生活していれば、毎日、50~70本程度の脱毛量は有るらしいので、もしも、カツラを隠して、結婚とかするとなれば、大変じゃないかと・・・。


例えば、奥さんがベットのシーツを替えたりする際、その都度、妙な違和感を抱いて、、、、「そうか、いつも変に思ってたけど、あたし以外の髪の毛が落ちてないんだ・・・!」と気付く。


核心をダイレクトに疑ってくれればいいけど、惚けた奥さんの場合、、、、「あなた、こっそり、夜中に抜け出したりして、、、、浮気してるんでしょ!?」


非常に、ややこしい・・・。


人工毛が自然に抜け落ちるような、尚且つ、それに触れても、本物と見極めが付かない程の、精巧なカツラが開発されればいいけど、現在のところ、技術的には望めないようだ。


だったら、その、行き届いていない点を解消せんが為、メーカー側も考慮し、カムフラージュ用の人毛を提供するような、別途、サービスのオプションを付けるべきだ(ユーザーの地毛と似た毛質のものを継続的に提供する事が前提)。


ユーザー側は、その必要に応じて、偽装工作が為の人毛を、、、、就寝前のベットに“パラパラ”、洗面所に“パラパラ”、入浴の際、湯船の中にも“パラパラ”、念には念を入れて、排水溝にも引っ掛るよう、水分を含ませて“ザザザー”、序でに、普段、使っている櫛にも“グルグル”と・・・。


結論:一緒に暮らす以上、めんどう臭いので、カミングアウトしておくべきでしょう。






目が覚めた際、時間間隔が狂っていて、朝だか夜だか判んなくなる事が有ったりしますけど・・・。

今日、休みだったもんで、調子こいて、昼過ぎまで寝ていたら、起きた際、、、、かと思った・・・。