「何が何処に在るのか、自分なりに判っているんだから、何一つも動かさないでくれ」

部屋を散らかしている人が、好く、こんな風に言っているのを聞きますね。

僕も散らかしている方ですが、、、、何が何処に在るのか、殆ど認識してませんけどね。順って、下手に動かされても、それが自分の記憶違いなのか、捨てられたりしてしまったのか、洞察し切れないので、大概、泣き寝入りです(身勝手なのは同じ)。

泥棒が入ったとしても、電子辞書以下の大きさの物だったら、盗まれたところで、申告できないでしょう(考えてみれば、小物で、価値の有る物なんか所有してないな)。それより、部屋の汚さを見られたくなくて、警察に通報するのを躊躇うかも・・・。


警官「これは、かなり荒らされましたね。プロの空き巣は、こんなにはしませんから、、、、素人の仕業ですね」
僕 「まあ、確かに、、、、元から、こうですから・・・」
警官「あ、そうなんですか。とすると、泥棒の方も大変だったろうな・・・」
僕 「目当ての物を探し出すのに、ですか?」
警官「いや、抜け出すのに・・・」


人の部屋を“蜘蛛の巣”みたいに言いやがって! まあ、妄想に、腹を立てても仕様が無いけど・・・。

さすがに、キノコなんかを生やした事は無い、、、、でも、そろそろ片付けないとな・・・。ん? こ、これは、、、、蜘蛛の死骸? 蜘蛛も棲めないとか、、、、ヤバすぎる!

いやいや、そうとは限らないっしょ? ・・・しょ?
母親の馬鹿でかい声が響いている。

実際、電話の相手が居る所までも届きそうなくらいの甚だしさなのだ。

かといって、目の前に居る相手にさえも音量の調整を誤って、声を無駄に張り上げる。

常に苛立たされている。

冗談じゃなく、それを注意して、返ってくる侘びの言葉自体が大声なのだ。

ただ、これの一つを取り上げて、存在を不必要とは思えない。しかし、これの一つを取り上げて、存在を不愉快に思える。

道路工事、飛行機、音楽、、犬の遠吠え、選挙カー、、、、世の中で、“騒音”と称されるものが、然程、気にならない。

母親が言う。「あんたが赤ん坊の頃、本当に、よく泣く子供で、うるさくて、仕方無かったんだよ」

それは、屹度、あなたの声が耳障りだったから、懸命に抗議してたのに違いないよ。

他人の悪口を言う時には、声を潜めるんだよな。その相手がTVの向こうの芸能人だったとしても・・・。