こんにちは
aikoの代表曲の一つ「カブトムシ」
バラードの名曲として2000年前後における最高峰といっても過言ではないと思います。
いや、歴史的な最高峰の一つかもしれない。
少なくとも、松任谷正隆氏は自身の番組「FUN」で本曲を絶賛し、aikoをゲストに迎えた回で「カブトムシ」をCDショップへ買いに行ったことを告白。人生で初めて購入した邦楽でもあると語っている。数十年に一度の名曲だとおっしゃっているらしいです。
またこの曲はカップリング曲として制作されたが、プロデューサーの助言で表題曲に昇格。また、aikoは本来夏の虫であるカブトムシを冬の虫だと勘違いしており、冬の情景をイメージして作られた ということです。
本日、aikoの大阪城公演年末ライブのチケットを取ろうとして、取れなかったイサです。
そりゃそんな甘くねーわな。でもいつか必ず取りたいな。
いまさらですけど、この曲、いつ聴いてもすごいよね。
aikoの曲、外れが少なくて名曲・良曲が多い数少ないアーティストだと思うけど、その中でも「カブトムシ」はさらに名曲中の名曲だと思います。
どんなすごい好きなバンド・アーティストでも絶対に外れ曲ってあると思うんですけど(特にアルバムみたいに収録曲が多いと)、そのなかでもaikoの良曲・名曲を作る打率はずば抜けていると思うんですよね。
なんならその1曲単位の中でさえ、Aメロ、Bメロ、サビとかがあって、サビは外れだけど、Aメロはこの曲最強だよなってことよくありませんか?
そんなのしょっちゅうですよね。
曲の構成すべてに捨て部分がない曲のほうが珍しい。
そのすべてに捨て部分を感じられない曲の1つにこの「カブトムシ」がくると思います。(もちろん人の感性によってさまざまだけど)
イントロ、Aメロ、Bメロ、サビ、すべて最強!
そして肝心なメロディーライン、他に比べられなく最強!
歌詞、いつ聴いてもマジ涙出る。
♪少し癖のある あなたの声 耳を傾け
深い安らぎ 酔いしれるあたしはかぶとむし
琥珀の弓張り月 息切れすら覚える鼓動
生涯忘れることはないでしょう
生涯忘れることはないでしょう
めっちゃ胸にくる。
またこの曲、ハモリがない(aikoの曲には多いのかもしれないけど)。
ハモリは曲を作る上でメロディーを豊かに聴かせるので、ぜひ取り入れたいところだけど、この曲はやっていない。
しかしそれがかえって、aikoの甘い歌唱力を引き立たせ、説得力?が深まり、世界に引き込まれる。
小手先の技術はいらないし、むしろ邪魔になるといったところか。
それだけ曲のメロディーと歌唱力が秀逸なのだと思う。
なかでもコード進行とメロディの親和性が、分けわからんくらいに良い。
特にサビ。
サビが本当に飽きることなく、めちゃくちゃ良い曲って、実はそんなに他にないのではないかと思ってて。
サビに単調じゃないものを持ってこれるのって、実はむっちゃ難しいことだと私は思ってます。
サビってけっこう単調で分かりやすいものになりやすい。
でもこの曲は、サビが一番複雑で、心に何度も刺さってくる。
なんでこんな、特別なんだろう。
実はサビのコード進行の技巧もすごいみたいですね。
特に「生涯忘れることはないでしょう」
のところの、「生(しょう~)」の部分のコード進行、「Am」これがどうやらキーが「Eb」の場合、普通では使われない進行のようです(しかもメロディーにもその音が使われている)。
昔からここの部分でハッと目が覚めるかのような、違和感(良い意味で)を感じていたんですが、コード進行に異色的な部分があるようです。
ゆったり、まったりとした甘い進行から、ハッとさせられる。他にいつも聴いてる曲のような曲転回とは違う。
編曲者の島田昌典さんによれば、このコード進行の部分をaikoが持ち込んできたとき、普通なら修正するのかもしれないけど、島田さんは修正しなかった、それが英断だった、それがこの名曲を生んだといっても過言ではないそうです。
調べてみたら、「カブトムシ」について解説している動画がいくつかあって面白いです。
凡人が作ったバージョンのaikoの「カブトムシ」のサビはどうなるかとか。
などです。
参考にさせてもらいました。
aiko、いまさらですが、歌詞の才能もヤバイですね。
『ああ、あなたのいない世界には、あたしもいない。』
これを曲の冒頭にもってくるなんて、泣きそうになるやん
「くちびる」という曲の中の歌詞ですが、こんな聖典に出てきそうな歌詞思いつく?