人は社会性の動物であって、人同士の協力が必要不可欠だ。
特に現代人が一人で生きていこうとするのは困難に思う。
私たちが身に着けている衣服、食べ物、インフラ、どこを見ても、逆に人の手が入っていない部分を探すほうが困難だ。
好むと好まざる関係なく人はなんらかの人の協力を受けている。
人は協力する動物、一方で人は人同士争い合う動物なのも事実だ。
人の敵はけっきょくは人、私たちはこの矛盾するような関係性の中で生きている。
私は人が怖い。
もちろん人は愛すべき存在なのも事実。
私だって人のお腹から生まれてきたんだから。
でも人間について、知れば知るほど人が怖くなってくる。
人の歴史を学べば学ぶほど人が怖くなってくる。
イジメやパワハラも大嫌いだ。
でも人との交流が無かったら、人生とはなんて味気なく退屈なものだろうか。
それも事実。
通勤途中、様々な働く人を見る。
こんなクソ寒い中、こんな朝早い時間から外仕事をしておられる人。
怒鳴られている人。
早起きし、満員電車に揺られながら、虚ろな面持ちの人たち。
逆に夜勤を終え家路につく人たち。
あんたらみんなエライよ。
もちろん、食べて生きていくため仕方がないことは分かってる。
でも、毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎
定年が終わるまで、もしくは定年が過ぎても、毎日眠い目をこすって同じことを続けていく。
労働は決して楽しいことばかりではない。
むしろ苦痛と感じている人のほうが多いだろう。
これがまた、働かなければ働かないで、その持て余した時間で将来のことなどの不安、もしくは生きることの意味などをネガティブに考えてしまい、労働による苦痛と同等、もしくはそれ以上に苦しみ病んでしまうことも珍しくない。
人間とはなぜかそのようにできているのだ。
ここまでくると思う。
人は生きているだけでエライ!
なんでそこまでして生きていくのかは知らんが、とにかく人は死なないように頑張って生きている。
盲目的に・・・
理由は分からんがエライ!
私はこのような人たちの中で、傷つき傷つけ、協力し、愛し合いながら生きているのが怖い。
健康、病気、税金、保険、育児、物価、年金、老化、別離、失業、事故、天災、犯罪、戦争、飢餓、いじめ、将来生きる上で心配しなくてはならないことが山ほどある。
仏教では「生老病死」といって、人間に必ずやってくる4つの苦しみがあると教えている。
「生まれ、老いて、病気になり、死ぬこと」の4つだという。
というか、「生まれ」の時点でもうすでに苦しみなんだね?
キリスト教でも、人は「原罪」という罪を生まれながらに背負っているというし(キリストによって贖われたとはいえ)。
「人が生きる」って時点で、すでにハードル高すぎへん?!
生きているってだけで金メダルやん。
私は人が怖い。
というか、人が生きていくための「巨大な社会システム」の存在がすでに怖い。
人が築いたこの「巨大な社会システム」に個人で抗うことなんてできない。
好むと好まざると人はシステムの「歯車」だ。
でもみんな知ってか知らずか、頑張って生きている。
それだけで、尊敬に値する「同志」であるのも事実だ。
怖いけど、もう少し頑張ってみるか。