以前住んでいた家を出ることになった。
次に住むとこなんか決まってない
焦る焦る。
5月1日。人生初めての家出
苦しかった。親でもないひとの顔を見ていたくない。あの日を思い出す顔。苦手だ。
私には大切なひとがいる。
ヤス(仮名)。
付き合いはじめてまだ5ヶ月。もともと親友だったからかなり仲良しさん
この家出をきっかけにあたしの日常は形を変える。
深夜24時。私は横浜の公園でひとりブランコをこいでいた。
心配してわざわざ実家からあたしを探しに来た。
遠いのによくやるわ。
鬼ごっこをはじめた。
私を捕まえたら帰ってもいいと。
今思えばこのときすでに、解離は始まっていた気がする
鬼ごっこを開始して一時間、ヤスの隣にいた。
捕まった。ものすごくあっさりと。
どうしても帰りたくないと駄々をこねる。ヤスは一緒にいてくれた。
ふたりで泊まる場所まで歩いてる途中だったはず。
私はいきなり倒れ、過呼吸発生
ヤスは慌てただろうな。
5年間突き通してきた嘘は
今日崩壊したのだ。
日常の終わりだった。