映画「seesaw」 | PANGオフィシャルブログ「Irie feeling」 Powered by Ameba

映画「seesaw」

先日、埼玉の川口にて行われている「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2010」に行って来たまりおたん
実は、幼馴染みの男の子が監督・主演を務めた映画が、ノミネートされたという事でキラキラ
凄いの、世界中から集められた648作品の中から選ばれた、13作品のうちの1つビックリ

子供の頃、毎年のように一緒に海に旅行に行っていた彼の名は、完山京洪(かんやまけいひろ)君。
久し振りの再会やった。
そして、ノミネートされた作品は「seesaw」
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「30代の恋愛」そして「喪失感」というものをテーマに描いた作品やった。

昔から知っているせいか、スクリーンに映っている彼を観ていると、正直、身内感覚が勝ってしまい、なかなか映画に入り込めずあせる
俳優である姿を観るのが初めてで、何だか不思議な感覚で。
「うわ~、頑張っと~な~、凄いな~」なんて、たかが1つしか歳が変わらへんのに、姉のような気分で……。
でも、観るほどに、いつしか引き込まれて行ったアタシがいた。

同棲している男女。
彼の方は、友人の結婚を機に、自分も結婚をしたいとアピールし始める。
でも、彼女は、今の仕事に精一杯で、しかも、今ひとつしっかりしていない彼を見ていると、なかなか結婚を意識出来ない。
そんな中、彼女に妊娠の兆候が。
日に日につわりもひどくなり、彼に打ち明けられないストレスも増す。
そして、いつまでたってもフワフワしている彼と喧嘩をしたある日……。


「喪失感」というものをテーマにしているだけあって、とても悲しい事が起こる。
でも、描き方が徹底していた。「うわ、そう来たかぁ」という。
例えが適切かどうかは分からないが、子宮をえぐられるような寂しさに襲われたアタシがいた。
女性の監督が撮ったのかと思うほど、女心をよく分かっている映画だなと思った。

人は、何か1つでも頑張れるものがあってこそ、前に進める。
支えてくれる人がいてこそ、上を向いて歩ける。
なのに、それを失ったら……。

劇中で使われるシーソーがまた、人間関係を上手く表現していた。
相手がいないと楽しめない遊具。
自分が上がったり下がったりする事で、相手も上がったり下がったりする。
2人のバランスを上手く保ちながら、楽しむ乗り物だ。

と、内容がバレ過ぎないように、かなり抽象的に書いたけど、大切な人に無性に会いたくなる映画だな、と。
何て事ない日常に隠れている、目には見えない相手の感情を、もっと大事にしながら生きて行きたいと思える映画だな、と。

評論家でもない自分が、えらそうに、そう感じた作品でしたsao☆あせる
実は、今日の17:00から、またSKIPシティで上映されるみたい。
当日券、残っとんかな。
お時間ある方は、ぜひおんぷ
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SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2010 HP右矢印http://skipcity-dcf.jp/ja/
seesaw HP右矢印http://seesaw-movie.jp/
完山京洪 Blog右矢印http://ameblo.jp/kkeihiro/