シンプルなバターロール、ホームベーカリーで生地作り | パンと焼き菓子・パンもり屋

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元保健室の先生パン焼人の、地味で真面目なパン・焼き菓子と日々のあれこれ。

のぞいてくださりありがとうございます❀

 

ちょっと久しぶりのブログです。

というのも、ついに凸子も無事32週を迎え、先日、出産に向けて田舎の実家に帰ってまいりました。

 

移動や引っ越しのことでばたばたしておりましたが、帰省して4日目の今日、やっと落ち着いたので実家の設備でパン作りをしてみました。

 

ちなみに、出産に向けた里帰りですが、わたしが所持する製菓製パン道具は使いかけ材料も含めてほぼ持参しています。大きな段ボールに詰めて食パンの型まで持って帰ってきております。親がびっくりしてました。

 

さて、大阪の我が家では、捏ねは手ごねor大正のレディースニーダー、焼きは10年物の日立のオーブンレンジを使っておりましたが、田舎の実家の設備は07年製のナショナルホームベーカリー(製産終了)と日立の「ヘルシーシェフ」というオーブンです。オーブンは大阪で使っているものよりも新しくて庫内も広く、スチーム機能付きということでわくわくします。

 

第一回目の今日は、ホームベーカリーで生地作りを試してみました。

「パン生地」という、捏ね~一次発酵までを担ってくれるコースです。

 

試作なので、シンプルにバターロールをつくることにしました。

 

つくりかたは、ホームベーカリーのケースにドライイースト以外の材料…強力粉、砂糖、塩、スキムミルク、水、卵、バターを入れます。ドライイーストは別に専用の入れる場所があり、そこに単独で入れます。

 

ホームベーカリーの捏ね方は少し面白いです。

 

手・機械捏ねのときはバター以外の材料すべてを混ぜて捏ね、あらかた生地を作ってから最後にバターを練り込み仕上げるのですが、ホームベーカリーでは、イーストを除くすべて(バターも)が先に練られ、生地があらかたまとまってからイーストが入ります。

具体的には、

 

練り①→イースト投入→ねかし→練り②→発酵

 

という行程を経ます。

レーズンやクルミなどの副材料が入るときは、このねかしのあとに入るようです。

 

取扱説明書を読んで、???が浮かびました。

 

…最初からバターも入ってグルテンがつながるのか?

…こんだけまとまった生地の上にイーストふりかけて、きちんと分散するのか?

…ねかし?(・ω・)

 

頻回に蓋をあけながら生地の仕上がりを見守ること一時間半。

途中からうっかり寝てしまっておりました…

が、機械に呼ばれて蓋を開けてみると、しっかりと、ふかふかに発酵した生地が出来上がっていました。

ちょっと急いだほうがいい感じなくらいの発酵。

生地はすぐ、粉を振った台にあけて分割・丸めてベンチタイム、成形。

ロールパン成形、ほぼやったことがなかったので練習に。

ヘルシーシェフの「スチーム発酵」なる機能を使って発酵をとり、焼成。

刷毛を持ってきていなかったため、綿のハンカチでドレ(塗り玉)するという荒業を経ましたが、なんとか焼けました。

春よ恋とカメリア半々で作ったバターロールはもっちりひきがあります。

しっかり捏ね&発酵も取れているのでふかふか。

味はまずまず(*´▽`*)

表面の焼き色もわりときれいにつきました。

 

今回試作して、課題が浮かびました。

実家の設備でも自由にパンがつくれるよう…凸子が生まれるまでの間、どんどんチャレンジしていきたいと思います(*^^*)

 

 

***

 

新型コロナウイルス対策のため、通常は34週に里帰りするのですが、32週で田舎の実家へ帰ってきました。

大阪のかかりつけ婦人科でPCR検査を受けて陰性結果はもらったのですが…それでも、二週間は実家で待機し、それから地元の病院を受診してくださいとのこと(´・ω・`)

 

予定日までまだ二か月あるのですが、

 

帰ってきた=ついに出産

 

という感じで、なんだか緊張します。

新規感染者数は減ってきているものの、我が凸子の予定日にはきっとまだ立ち合い出産・面会禁止は解除されないだろうし、今は実家にいるのですが…なんとなく不安でさみしい感じがします。もりオットも仕事と引っ越し作業が忙しく、電話はするものの会えるのは一か月以上先になるとのこと。

…さみしいです(´へ`)

 

そういったネガティブな気持ちを紛らわせるためにも、長いようで短い、最後の2か月をなんとか充実させたいなあと思う今日です。

 

***

 

 

ありがとうございます、またお願いします!

 

 

↓実家のオーブン。50g弱のロールパンが一度に八個焼けました。