…と、その前に不調になった助手席のロックモーターをバラしてみました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240620/02/panducati/ec/74/j/o1080108015453634515.jpg?caw=800)
モーターをバラすと…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240620/02/panducati/ef/20/j/o3024302415453634517.jpg?caw=800)
運転席側と同じですね…
こびり付いてるのはグリスでは有りません。
撮影前に、ティッシュ&パーツクリーナーで拭いてあります。
コミュテーターのベースのプラスチックが溶け出しています。
ストッパーに当たってモーターが回転出来ない状態で通電してるのが主な原因だろうけど…そもそも耐熱性が低すぎるんじゃ無いだろうか?
…中華製だしなぁ。
このモーター何の型式も書いて無いし、色々と検索しても同じ形のモーターが見つからない…中華オリジナルなんだろうか?
マブチのパクリ商品だったら、モーターをマブチに交換出来たろうに(簡単には出来ないけど)
まぁ、対策はした事だし、装着中のロックモーターが壊れてから考えよう。
と言う訳で、リアドアのキーレスの改修である。
運転席&助手席とは構造が違うので、新規作成しなければならない。
と言う訳で、スイッチプレートとベースプレートを新作。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240624/23/panducati/8c/a6/j/o1080108015455598494.jpg?caw=800)
ドリルとヤスリでちまちま製作。
取り付けるとこんな感じ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240624/23/panducati/5c/ed/j/o1080108015455598489.jpg?caw=800)
スイッチ部分の拡大。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240624/23/panducati/a0/ce/j/o1080108015455598491.jpg?caw=800)
ロッドの穴が沢山あるのは、ロッドを付け替えて作動状態の良いレバー比を探る為である。
と言うのも、リアゲートだけロックモーターのメーカーが違うからと言うのが理由の1つである。
そしてもう一つの理由がこちら↓
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230115/17/panducati/f0/4a/j/o1080108015230255151.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230115/17/panducati/4f/49/j/o1080108015230255149.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230115/17/panducati/fe/90/j/o1080108015230247648.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230115/17/panducati/b5/bc/j/o1080108015230247646.jpg?caw=800)
パンダは、本来キー🔑でしかロック出来ない(室内からロック出来ない)システムだが、キーレス化の為にキー🔑とは別体のロックシステムを追加している。
要はドアロックが2個付いている状態である。
キーレスの方は、キーシリンダー外周に巻いたスリーブを回す事で、バックドアのオープナーボタンを押せなくしている。
この機構には『カチャン!』と止まる位置が無い。
ただの筒なのだから仕方ない。
ロックモーターも、電気が流れれば引っ張ったり押したりするだけで、ロック&アンロック状態を保持する機能は付いてない。
なので、走行振動などで勝手にロックモーターが伸びてドアロックが掛かってしまったりする。
それを防止する為に、リンクプレートにスプリングを組み込んで、ロック&アンロック状態を保持する様にしてある。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230204/23/panducati/c1/1a/j/o1080108015238885051.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230204/23/panducati/39/eb/j/o1080108015238885049.jpg?caw=800)
しかし、このスプリングはそんなに強くは無い。
今までは問題無く作動してくれていたのだが…
今回追加したマイクロスイッチにはスプリングが内蔵されていて、反力がある。
つまり、ロック状態になってもスイッチがレバーをアンロック方向に押し戻す力が加わってしまうのである。
それを踏まえて、調整出来る様にロッド穴をたくさん開けたのである。
と言う訳で…いざ作動テスト!
…
…
うーん…思わしくない😓
チャタリングが起きる…
どう言う事かと言うと、
ロックモーターが伸びてドアロックする。
↓
スイッチにより通電OFF
↓
スイッチ内のスプリング半力によりレバーが少し押し戻される。
↓
スイッチがONになる。
↓
ロックモーターに通電しロックモーターが伸びてドアロックする。
これが数回繰り返される。
つまり、キーレスユニットが通電する0.65秒の間、ロックモーターが『ガチャガチャガチャガチャ』と高速で作動を繰り返してしまうのだ😭
となると…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230204/23/panducati/c1/1a/j/o1080108015238885051.jpg?caw=800)
このリンクに付いているスプリングをもっと強いモノに交換するか、このリンクプレートそのものを作り変えてレバー比を変更するしか無い…
しかし、これがとても厄介なのである。
そもそもこのリンクプレートには4本ものロッドが接続されており、その接続はもはや知恵の輪であり、ロッドを取り付ける順番も決まっている。
このプレートASSYをバックドアから取り外すだけでも相当厄介なのである。
そもそも、このプレート自体、バックドアにはこの画像を裏返した状態で取り付ける構造になっていて、取り付けた状態ではリンクプレートもスプリングも、まともに目視出来ないのである。
つまり、スプリングを交換するにしても、プレートを作り直すにしても、最適値になるまで何回も作り直しが必要と思われるし、その脱着作業はとても面倒なのである。
…あんな面倒な作業を、最適値になるまで何回も繰り返すとかウンザリである😩
…
と言う訳で、こんなものを作りましたよ!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240625/18/panducati/c5/fd/j/o1080108015455853981.jpg?caw=800)
下のスプリングにより、レバーが右か左に引っ張られる構造になっています。
これで、マイクロスイッチ内のスプリングの半力を押さえ込もうと言う訳です。
穴が沢山あるのは調整用です。
スプリングの設定が強すぎると、ロックモーターを押さえ込んでしまい、ロック動作そのものを妨げてしまう可能性があるので…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240625/18/panducati/0a/59/j/o1080108015455853985.jpg?caw=800)
ロッドとスプリングの穴を色々付け替え、最終的にこの様なセッティングになりました。
全体図。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240625/18/panducati/4d/e6/j/o1080108015455853979.jpg?caw=800)
こうして見ると、何とも大掛かりなシステムになってしまったもんだ😥
でもまぁ、各ユニットが分散してるおかげで、故障時の修理は意外と楽なはずである♪
と言う訳で、3枚のドアのロックモーターの改修作業が終わった。
1.セメント抵抗による電圧低下。
2.連動スイッチによる無駄な通電(過電流)の排除。
この2つにより、ロックモーターの寿命はかなり伸ばせると思う。
ただ気掛かりなのは…運転席と助手席はトラブルで交換済みだが、バックドアのロックモーターは1年半使ってるがまだトラブルが出ていないのである。
これがメーカー違いによるものなのか…
バックドアだけロック機構が違って、ロックモーターに掛かる荷重が軽かったからなのか…
それとも、もう壊れる寸前なのか…
まぁ、壊れたらまた分解して内部の状態を見て、それから考えるとしよう♪😅
さて…
キーレスは完成したので、
来月は車検だし…左のオーバーフェンダーを作りますか!😤
…まだ作って無かったのかよ😰
まぁ、冬タイヤ(冬ホイール)履かせればたぶん車検通るから、最悪左オーバーフェンダー無くても大丈夫だけどね。
ってか、右オーバーフェンダー作ったのいつだったかブログを見てみたら、2022年の8月だった…
1年10ヶ月も放ったらかしてた😅
終。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240620/02/panducati/ec/74/j/o1080108015453634515.jpg?caw=800)
モーターをバラすと…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240620/02/panducati/ef/20/j/o3024302415453634517.jpg?caw=800)
運転席側と同じですね…
こびり付いてるのはグリスでは有りません。
撮影前に、ティッシュ&パーツクリーナーで拭いてあります。
コミュテーターのベースのプラスチックが溶け出しています。
ストッパーに当たってモーターが回転出来ない状態で通電してるのが主な原因だろうけど…そもそも耐熱性が低すぎるんじゃ無いだろうか?
…中華製だしなぁ。
このモーター何の型式も書いて無いし、色々と検索しても同じ形のモーターが見つからない…中華オリジナルなんだろうか?
マブチのパクリ商品だったら、モーターをマブチに交換出来たろうに(簡単には出来ないけど)
まぁ、対策はした事だし、装着中のロックモーターが壊れてから考えよう。
と言う訳で、リアドアのキーレスの改修である。
運転席&助手席とは構造が違うので、新規作成しなければならない。
と言う訳で、スイッチプレートとベースプレートを新作。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240624/23/panducati/8c/a6/j/o1080108015455598494.jpg?caw=800)
ドリルとヤスリでちまちま製作。
取り付けるとこんな感じ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240624/23/panducati/5c/ed/j/o1080108015455598489.jpg?caw=800)
スイッチ部分の拡大。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240624/23/panducati/a0/ce/j/o1080108015455598491.jpg?caw=800)
ロッドの穴が沢山あるのは、ロッドを付け替えて作動状態の良いレバー比を探る為である。
と言うのも、リアゲートだけロックモーターのメーカーが違うからと言うのが理由の1つである。
そしてもう一つの理由がこちら↓
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230115/17/panducati/f0/4a/j/o1080108015230255151.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230115/17/panducati/4f/49/j/o1080108015230255149.jpg?caw=800)
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230115/17/panducati/b5/bc/j/o1080108015230247646.jpg?caw=800)
パンダは、本来キー🔑でしかロック出来ない(室内からロック出来ない)システムだが、キーレス化の為にキー🔑とは別体のロックシステムを追加している。
要はドアロックが2個付いている状態である。
キーレスの方は、キーシリンダー外周に巻いたスリーブを回す事で、バックドアのオープナーボタンを押せなくしている。
この機構には『カチャン!』と止まる位置が無い。
ただの筒なのだから仕方ない。
ロックモーターも、電気が流れれば引っ張ったり押したりするだけで、ロック&アンロック状態を保持する機能は付いてない。
なので、走行振動などで勝手にロックモーターが伸びてドアロックが掛かってしまったりする。
それを防止する為に、リンクプレートにスプリングを組み込んで、ロック&アンロック状態を保持する様にしてある。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230204/23/panducati/c1/1a/j/o1080108015238885051.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230204/23/panducati/39/eb/j/o1080108015238885049.jpg?caw=800)
しかし、このスプリングはそんなに強くは無い。
今までは問題無く作動してくれていたのだが…
今回追加したマイクロスイッチにはスプリングが内蔵されていて、反力がある。
つまり、ロック状態になってもスイッチがレバーをアンロック方向に押し戻す力が加わってしまうのである。
それを踏まえて、調整出来る様にロッド穴をたくさん開けたのである。
と言う訳で…いざ作動テスト!
…
…
うーん…思わしくない😓
チャタリングが起きる…
どう言う事かと言うと、
ロックモーターが伸びてドアロックする。
↓
スイッチにより通電OFF
↓
スイッチ内のスプリング半力によりレバーが少し押し戻される。
↓
スイッチがONになる。
↓
ロックモーターに通電しロックモーターが伸びてドアロックする。
これが数回繰り返される。
つまり、キーレスユニットが通電する0.65秒の間、ロックモーターが『ガチャガチャガチャガチャ』と高速で作動を繰り返してしまうのだ😭
となると…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230204/23/panducati/c1/1a/j/o1080108015238885051.jpg?caw=800)
このリンクに付いているスプリングをもっと強いモノに交換するか、このリンクプレートそのものを作り変えてレバー比を変更するしか無い…
しかし、これがとても厄介なのである。
そもそもこのリンクプレートには4本ものロッドが接続されており、その接続はもはや知恵の輪であり、ロッドを取り付ける順番も決まっている。
このプレートASSYをバックドアから取り外すだけでも相当厄介なのである。
そもそも、このプレート自体、バックドアにはこの画像を裏返した状態で取り付ける構造になっていて、取り付けた状態ではリンクプレートもスプリングも、まともに目視出来ないのである。
つまり、スプリングを交換するにしても、プレートを作り直すにしても、最適値になるまで何回も作り直しが必要と思われるし、その脱着作業はとても面倒なのである。
…あんな面倒な作業を、最適値になるまで何回も繰り返すとかウンザリである😩
…
と言う訳で、こんなものを作りましたよ!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240625/18/panducati/c5/fd/j/o1080108015455853981.jpg?caw=800)
下のスプリングにより、レバーが右か左に引っ張られる構造になっています。
これで、マイクロスイッチ内のスプリングの半力を押さえ込もうと言う訳です。
穴が沢山あるのは調整用です。
スプリングの設定が強すぎると、ロックモーターを押さえ込んでしまい、ロック動作そのものを妨げてしまう可能性があるので…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240625/18/panducati/0a/59/j/o1080108015455853985.jpg?caw=800)
ロッドとスプリングの穴を色々付け替え、最終的にこの様なセッティングになりました。
全体図。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240625/18/panducati/4d/e6/j/o1080108015455853979.jpg?caw=800)
こうして見ると、何とも大掛かりなシステムになってしまったもんだ😥
でもまぁ、各ユニットが分散してるおかげで、故障時の修理は意外と楽なはずである♪
と言う訳で、3枚のドアのロックモーターの改修作業が終わった。
1.セメント抵抗による電圧低下。
2.連動スイッチによる無駄な通電(過電流)の排除。
この2つにより、ロックモーターの寿命はかなり伸ばせると思う。
ただ気掛かりなのは…運転席と助手席はトラブルで交換済みだが、バックドアのロックモーターは1年半使ってるがまだトラブルが出ていないのである。
これがメーカー違いによるものなのか…
バックドアだけロック機構が違って、ロックモーターに掛かる荷重が軽かったからなのか…
それとも、もう壊れる寸前なのか…
まぁ、壊れたらまた分解して内部の状態を見て、それから考えるとしよう♪😅
さて…
キーレスは完成したので、
来月は車検だし…左のオーバーフェンダーを作りますか!😤
…まだ作って無かったのかよ😰
まぁ、冬タイヤ(冬ホイール)履かせればたぶん車検通るから、最悪左オーバーフェンダー無くても大丈夫だけどね。
ってか、右オーバーフェンダー作ったのいつだったかブログを見てみたら、2022年の8月だった…
1年10ヶ月も放ったらかしてた😅
終。