最初は泥と塗装の剥がれとサビで汚かったタンク。

スクレーパーで泥と剥がれかけの塗装を削ぎ落とし、
サンポール溶液に漬けてはワイヤーブラシで擦るを繰り返し…

ここまで綺麗になりました!
黒い塗装が残っていますが、これはまだしっかりと食い付いており、塗装の下がサビてる訳じゃ無いので、無理に剥がすのはやめました。
赤サビの進行を少しでも食い止める為にこちらを塗ります。

毎度お馴染みレノバスプレー。
吹いて少し経つと…

残ったサビ部分が反応して黒サビになってます。
とりあえず、ちゃんと赤サビと反応してくれるので信頼しています。
某ホ○ツの製品は、錆びてもいない…と言うか塗装の上にはみ出して塗った部分も黒くなる=金属とかサビとか関係無く、ただ時間が経つと黒くなる塗料でしたからねぇ。
次は穴を塞ぐパーツを作っていきます。






穴塞ぎパーツ一式。

真ん中に3mmほどの穴が空いてるのは…
こんな感じに溶接する為です。

裏側。

コイツにシール剤を塗って…

タンクの内側から貼り付けます。

溶接します。

酷い溶接痕っすね…(ー ー;)
まぁ、こうなる事は想定済みです。
そもそもタンクの鉄板が0.8mm厚しか無い上に、錆びて薄くなってる訳ですから、半自動溶接機を最弱にしても一瞬で溶け広がってしまうので、一発ずつ点付けしていくしかない…
溶け広がる事を想定して、裏側に大きめの鉄板を取り付けたんですから。
上からシール剤を塗り込みます。

見えませんが、裏側からもシール剤を塗りこんであります。
そしていよいよ…
コイツの出番です!

真打ち登場!!
タンクコーティング剤です。
タンクに流し込み、内側に塗膜を形成し、穴や隙間を根こそぎ塞いでしまうと言う頼もしいヤツ!!
そしてコイツはその中でも、サビ止め効果もあるバージョンです!
コイツを外側にも塗っていきます。

そしてガラスクロスを貼り込んでいきます。

塗膜の上に、もう一層重ねて行く訳です。
これは、塞いだ穴の保護の為ですが、飛び石等の対策でもあります。
しっかり塗装されてるはずのタンクがサビ、塗装が剥がれてしまったのは、飛び石で禿げた塗装がきっかけだと思うので、FRPでガードしようと言う訳です。
最初はガードするゴムを貼り付けようかと考えたのですが…
ゴムとタンクの隙間に水が溜まってしまう可能性があり、そうなるとむしろサビを加速させてしまうので、この方法にしました。
タンクの下半分は全面にガラスマットを貼り込みました。

そしてガスバルブが入る丸穴ですが…

ガスバルブは壊してしまったので、塞ぐために鉄板を当てて溶接したのですが…
口金ごと外れました(泣
この口金、ロウ付けされてました…
ロウ付けと言うのは簡単に言うと『半田付け』です。
そりゃ、溶接の熱に晒されたら、溶けて取れるわな(^_^;)
ロウ付けは自信が無い…と言うかほぼやった事が無いので、確実性に欠けるので、ここは接着にします。
こちらを使います。

コレで接着した後、コーティング剤を塗り、ガラスマットを張り込みました。

次は内部のコーティングです。
この穴から200ccほど流し込み…

底とサイドに満遍なくシーラーが行き渡るようにタンクを動かします。
フューエルポンプの取り付け穴と、この穴のおかげで、ほぼタンク内部が見渡せるので、シーラーをきっちり行き渡らせる事が出来ました!



画像3枚目の長方形はこの部分です。

しっかりと塗り込められています。
念には念を入れて、この後もう一度コーティングを施しました。
その昔、バイクのタンクに施工した時は、給油口からはほぼ内部が見えず、感でタンクを動かしてどれくらいのコーティングされたか分からず仕舞いでしたねぇ…
次はこちら。


穴を溶接した後、裏側に鉄板を当て、外周を一回り大きくし、溶接跡と細かい穴を耐ガソリン接着剤で埋めました。


鉄板で塞いだ箇所は表から、裏は全面にガラスマットを張り込み、補強も行いました。
次はこちら。

フューエルポンプ取り付け金具です。
サビと汚れが酷い…
こちらはサンポール&ワイヤーブラシでピッカピカ✨

隣のゴム板は、最終コーティング用の穴塞ぎ用。
タンク修理も大詰めになってまいりました!
続く。

スクレーパーで泥と剥がれかけの塗装を削ぎ落とし、
サンポール溶液に漬けてはワイヤーブラシで擦るを繰り返し…

ここまで綺麗になりました!
黒い塗装が残っていますが、これはまだしっかりと食い付いており、塗装の下がサビてる訳じゃ無いので、無理に剥がすのはやめました。
赤サビの進行を少しでも食い止める為にこちらを塗ります。

毎度お馴染みレノバスプレー。
吹いて少し経つと…

残ったサビ部分が反応して黒サビになってます。
とりあえず、ちゃんと赤サビと反応してくれるので信頼しています。
某ホ○ツの製品は、錆びてもいない…と言うか塗装の上にはみ出して塗った部分も黒くなる=金属とかサビとか関係無く、ただ時間が経つと黒くなる塗料でしたからねぇ。
次は穴を塞ぐパーツを作っていきます。






穴塞ぎパーツ一式。

真ん中に3mmほどの穴が空いてるのは…
こんな感じに溶接する為です。

裏側。

コイツにシール剤を塗って…

タンクの内側から貼り付けます。

溶接します。

酷い溶接痕っすね…(ー ー;)
まぁ、こうなる事は想定済みです。
そもそもタンクの鉄板が0.8mm厚しか無い上に、錆びて薄くなってる訳ですから、半自動溶接機を最弱にしても一瞬で溶け広がってしまうので、一発ずつ点付けしていくしかない…
溶け広がる事を想定して、裏側に大きめの鉄板を取り付けたんですから。
上からシール剤を塗り込みます。

見えませんが、裏側からもシール剤を塗りこんであります。
そしていよいよ…
コイツの出番です!

真打ち登場!!
タンクコーティング剤です。
タンクに流し込み、内側に塗膜を形成し、穴や隙間を根こそぎ塞いでしまうと言う頼もしいヤツ!!
そしてコイツはその中でも、サビ止め効果もあるバージョンです!
コイツを外側にも塗っていきます。

そしてガラスクロスを貼り込んでいきます。

塗膜の上に、もう一層重ねて行く訳です。
これは、塞いだ穴の保護の為ですが、飛び石等の対策でもあります。
しっかり塗装されてるはずのタンクがサビ、塗装が剥がれてしまったのは、飛び石で禿げた塗装がきっかけだと思うので、FRPでガードしようと言う訳です。
最初はガードするゴムを貼り付けようかと考えたのですが…
ゴムとタンクの隙間に水が溜まってしまう可能性があり、そうなるとむしろサビを加速させてしまうので、この方法にしました。
タンクの下半分は全面にガラスマットを貼り込みました。

そしてガスバルブが入る丸穴ですが…

ガスバルブは壊してしまったので、塞ぐために鉄板を当てて溶接したのですが…
口金ごと外れました(泣
この口金、ロウ付けされてました…
ロウ付けと言うのは簡単に言うと『半田付け』です。
そりゃ、溶接の熱に晒されたら、溶けて取れるわな(^_^;)
ロウ付けは自信が無い…と言うかほぼやった事が無いので、確実性に欠けるので、ここは接着にします。
こちらを使います。

コレで接着した後、コーティング剤を塗り、ガラスマットを張り込みました。

次は内部のコーティングです。
この穴から200ccほど流し込み…

底とサイドに満遍なくシーラーが行き渡るようにタンクを動かします。
フューエルポンプの取り付け穴と、この穴のおかげで、ほぼタンク内部が見渡せるので、シーラーをきっちり行き渡らせる事が出来ました!



画像3枚目の長方形はこの部分です。

しっかりと塗り込められています。
念には念を入れて、この後もう一度コーティングを施しました。
その昔、バイクのタンクに施工した時は、給油口からはほぼ内部が見えず、感でタンクを動かしてどれくらいのコーティングされたか分からず仕舞いでしたねぇ…
次はこちら。


穴を溶接した後、裏側に鉄板を当て、外周を一回り大きくし、溶接跡と細かい穴を耐ガソリン接着剤で埋めました。


鉄板で塞いだ箇所は表から、裏は全面にガラスマットを張り込み、補強も行いました。
次はこちら。

フューエルポンプ取り付け金具です。
サビと汚れが酷い…
こちらはサンポール&ワイヤーブラシでピッカピカ✨

隣のゴム板は、最終コーティング用の穴塞ぎ用。
タンク修理も大詰めになってまいりました!
続く。
