⚠️⚠️
前編にもまして泥沼なので読まない方が吉🙅‍♀️🙅‍♀️


この抵抗値か1.7Ωしかないリレーのコイル…



どうしてこんな事になっているのか興味湧かないですか?

…普通は湧かないと思うぞ😅

いや、湧いてくださいよ!

と言う訳で…バラしてコイルをほどいて行きたいと思います(爆



因みにこのエナメル線の太さは0.14mmであります。





まず、このコイルの巻線は別に接着とかされている訳では無いので、端をほどくとこの様に勝手に緩んで来ます。

ほどいて行くと…



何ヶ所も切れてました。
「ほどく時に強く引っ張ったからきれたんじゃないの?」と思う人もいるかも知れませんが、細いとは言え銅線ですから、そうそう切れるものでは有馬温泉♨️

画像には1cmくらいの切れ端もあります。
人差し指と親指で銅線を1cm摘んで引きちぎるのは人間には無理です。





そしてほどき進めて行くと…銅線がくっ付いていてほぐれて来ないのが何ヶ所もありました。







軽く引っ張ると『プチ』って感じでほぐれ始めます。
銅線は切れることは無かったです。
…軽く溶着してるのか?それだとショートして抵抗値が低くなってる辻褄が合う。




大した量をほどいてませんが、この状態でエナメルを剥がして抵抗値を測ったら57Ωになってました。

…何で1.7Ωから57Ωに復活してんだよ😅

ほどくの飽きて来たのでこれでおしマイケル♪




と言う訳で、故障したリレーをバラしてほどいた訳ですが…
驚く事にこれはただのオマケの作業で、リレーをバラした理由は別にあるんですが…




その前に決定的な事実が判明したので説明致します‼️

コイルや可動接点などを切り取った壊れたリレーの土台…



…ん???


拡大図



なんか付いてる⁉️

どう見てもダイオードっぽい。

とりあえずテスターを当てると、双方向とも導通あり…ダイオードじゃない…

抵抗値を測ってみると…



2.0Ω…?
妙に少ない。
2.0Ωの抵抗入れて何になるんだ?🤔



リレーのコイルは断線しているが、冷間時には切れ目が接触して導通があるが、通電が続いて温まってくると離れてしまって導通が無くなってしまう。
そして、コイルの導通が無い状態でも、この抵抗を電気が流れるためテスター上ではコイルの断線と判定出来なかった訳だ…



テスターは1.7Ωと表示してるけど、コイルは断線していた訳で、1.7Ωはコイルの抵抗値ではなく、この抵抗の測定値だったわけだ。



本来88Ωのはずのコイルが、断線して0Ωならわかるが、1.7Ωと言う中途半端な抵抗値を示していたのはこの抵抗のせいだった訳だ。



でも…それだと壊れてない方のリレーが88.4Ωなのはおかしい。



2.0Ωの抵抗がコイルと並列接続されているなら、この正常なリレーも2.0Ω以下じゃないとおかしい…


埒が明かないので…



こいつをなんとか引っ張り出して確認するしかない。




抵抗ではなくダイオードだ…
ダイオードというのは、本来なら一方にしか導通が無いはずだが、これは双方向導通があるので、このダイオードはパンクしている。

コイルが切れていて、ダイオードもパンクしている…なんだコレ??
2つの故障に因果関係があるとは思えないが…

万が一の逆電流防止の為にダイオードを入れてるんだと思うが…それだと接続方法が変だ…
とりあえずググってみると…👀



なるほど~!
逆電流防止では無く、『逆起電力防止』の為だった!
12Vの逆流では無く、スイッチが切れた時の高圧な起電力の防止だった訳である。
リレーもコイルなので、イグニッションコイルと同じ様に、電流がカットされた瞬間に自己誘導作用で高電圧が発生してしまうらしい。




と言うわけで、話はリレーをバラした所まで戻ります。


ベースのプラスチック部分に配線をハンダ付けします。





配線の反対側は平端子のメスを取り付け、念のためハンダ付けもしておきます。






完成~♪



変則的な5極リレーでは無く、普通の4極リレーにコンバートしました。
このリレーは極めて一般的な規格品です。
因みにエーモン製なので、石黒ホーマやイエローハットでも売ってますので入手が簡単で安価で安心♪






リレーはスポンジを挟んで両面テープで貼り付けにしました。





振動対策です。



保護カバーを被せて出来上がり♪








そしてこちらは、とりあえず正常なフューエルポンプリレー。



今は正常とは言え、今回壊れたインジェクションリレーの隣で同じ環境に30年も置かれていたモノであります。
いつ断線してもおかしく無いので、新品のリレーに席を譲り、あとは捨てられるだけの運命です。


こいつにも別の任務を与えましょう!

まず、バラしてコイルなどを取り外し、コイルに繋がる端子も外します。




裏返して端子にドリルで穴を開けます。





穴に導線を通してハンダ付けします。



あとは元のカバーを被せて完成です!





これは、シンジ君が言う事を聞かない時に代わりに使います。



…出先でリレーが断線した時に、このダミープラグに差し替える事で強制的に回路を接続してエンジン始動を可能にします。
これにより、出先でのリレー故障でもレッカー搬送に頼らず、3号機の殲滅が可能です。

ただ、有無を言わさず強制的に回路接続するので、イグニッションキー🔑をOFFにしても電源が切れないので、入れっぱなしにするとバッテリー上がりからの暴走を起こす可能性があります。






そして…

リレーついでに前々からの謎も探ってみた。
運転席の足元にあるヒューズボックスには幾つものリレーが刺さっているが、右上のリレーが何なのかずっと分からず気になっていた。

画像検索すると3パターンあった。

まずはそのリレーが無いパターン。

差し込み口はあるが、そもそも端子が入っていない。


同じリレーが並んでいるパターン。

このパターンは下にもリレーが2個付いていてさらに謎。


デカいリレーが刺さってるパターン。


これはウチのパンダと同じなのだが…
そもそもこのデカいリレーは何なのか?

隣のリレーと並べてみると…





明らかに大きい。

最初は、前のオーナーがリレーが壊れて発注するも、違うサイズのが届いて、無理やり突っ込んだんだと思ってたが…
改めて見てみると、これってただの5極リレーにしてはデカ過ぎないか???

と言う訳でカバーを外して中を見てみると…👀





なんじゃこりゃあー⁉️








・トランジスタ3個。
・抵抗5個。
・電界コンデンサー1個。
・大往生1個。
…なんだこの回路????

そして


この接点は端子に繋がっているが…





こちらの接点はどの端子にも繋がっていない!?!?


つまりこのリレーは可動接点(スイッチ)が一個しか無い4極リレーなのに、何故か端子は5極あると言う不思議…これまでのリレーのように、同じ87端子が2個あるわけでも無い…なんだこれ!?!?!?



ケースにはこんな表記がなされている…



『HELLA』と言うのはメーカー名であるが、これは往年のライト💡メーカーとして有名である。

ジジイ世代にはグループBラリーですっかりお馴染みのフォグランプメーカーである♪




なんでライト💡メーカーがリレーなんぞ作っているのか…?




5WD…5輪駆動か!?

4×4のパンダに5輪駆動…?


こんな感じ???






その下にドイツ語でなんか書いてあるが…
すとれうしゅべん…りんがんぐす…すてうらげらっと…
なんの事やらさっぱり分からん😓

埒が開かないので、スマホの『翻訳コンニャク」を使ってみると…



レンズ洗浄制御ユニット…


ヘッドライトウォッシャーのリレーかよ‼️

なるほど…ライト💡関係のリレーだった訳だ。




パンダ4×4にはヘッドライトウォッシャーが装備されてるが、
ヘッドライトウォッシャーのスイッチはない。
このパンダを譲り受けた時、もう取説は無かったので、ヘッドライトウォッシャーは装備されているのにスイッチが無いので困惑した😥

まぁ、ヘッドライトウォッシャーなんて無くても支障は無いから…と思っていたが、トンネル走行中にフロントウォッシャーを出したら、『ブシャー!』と言う音がしてフロントガラスに今まで見た事がない量の水が飛び散った!😱

びっくりして何が起きたのか分からなったが、冷静になるとヘッドライトウォッシャーだと気がついた。
そして『何で急に出たんだよ!?!?』と困惑した。
スイッチが無いんだから、当然スイッチを操作していない。
操作したのは『フロントウォッシャースイッチ』である。

少し考えて理解した🤔
ヘッドライト点灯時に、フロントウォッシャーを噴射するとヘッドライトウォッシャーも同時に噴射されると。
つまり、
『フロントガラスが汚れているなら、当然ヘッドライトも汚れているだろう』
『昼はヘッドライトは使わないんだから、ヘッドライトウォッシャーは必要ない。ライト点灯時だけ噴射すれば良い』
って事だったのである。
中々合理的に考えられている仕様である。

つまり…
ヘッドライトウォッシャーポンプのモーターを作動させる為には、

1.ヘッドライトが点灯している事。
2.フロントウォッシャーのスイッチが押されている事。

と言う2つの要素が揃わないとONにならないリレーが必要なのである。

要はAND回路ってヤツである。



昔習ったなぁ~
具体的に実物見たの初めてだわ。

つまりこの5極リレーの端子は、

1. +電源入力端子
2. ヘッドライトウォッシャーモーターへの出力端子
3. アース端子
4. ヘッドライトスイッチからの入力端子
5. フロントウォッシャースイッチからの入力端子

だったのである。



この画像は、ヘッドライトウォッシャーが装備されていないFF車の物だと思われる。




そしてこちらは4×4の初期モデルだと思われる。
半導体で構成されるAND回路を内蔵したリレーでは無く、普通のリレーを2個使用する事で物理的にAND回路を形成していたんだと思う。



リレーの正体は判明したものの、問題はそこでは無い(爆



そもそも、このヒューズボックスには隙間無くギチギチにリレーが並んでいます。



その中に一回り大きなリレーを入れようとしてもちゃんと入らないんですよ!



こちらはウチのパンダのヒューズボックス。




リレーが斜めになってちゃんと奥まで刺さらないんです‼️

だから端子も曲がってしまってます。



おかしいでしょコレ!?

私はこれを最初に知った時は、前のオーナーがリレーが壊れたので注文したが、一回り大きいリレーが届いてしまったけど、無理やり突っ込んで誤魔化したと思っていたんですよ。

…でもコレは純正装備のヘッドライトウォッシャーリレーだった。
明らかな設計ミスだと思う…と言うか…



普通のリレーを2個使って物理的にAND回路を形成していたのを、半導体のAND回路を内蔵した1個のリレーに変更したが…
サイズがちょっと大きかった…けどヒューズボックスを作り直すのは面倒なので…

斜めで奥まで刺さらないけど…まぁ良いや ♪😅
運転席の足元のヒューズボックスなんて、普通のオーナーは覗き込まないだろうし♪
…って事なんだろう。

さすがイタ車🇮🇹…テキトーと強引で出来ている(爆

日本メーカーなら絶対NGだよな~



まぁ、それが分かったからと言って別にどうでもいいと思うでしょ…?
ところがドッコイ相撲はドスコイ、これがどうでも良くない事態を引き起こしているんですよ😓


こちらはパンダ関係のリレーの寸法です。



・純正鉄ケースリレー
・純正プラケースリレー
・今回買った新品リレー
・ヘッドライトウォッシャーリレー
の順でサイズが大きくなっています。
 

1番小さな純正鉄ケースリレーを刺してすら…

隣のヘッドライトウォッシャーリレーは大き過ぎてちゃんと奥まで刺さらないんですよ。

と言う事は、少し大きい新品リレーを刺すと…



ヘッドライトウォッシャーリレーはまともに刺さりません(怒

ああもう!💢
イタリア人マジでいい加減にしろよ‼️💢👹



どうしてギッチギチの寸法で設計するんだよ!
少しは余裕もった作りにしろよ!
そもそも隣と全く隙間が無いから、リレーを抜き取るのもやりづらいんだよ💢





と言うわけで…


インジェクションリレーアダプター…






ダミープラグ…






に引き続き…


3個目のリレー解体となりました。

まぁ、新品と交換したのを予備として保管していても仕方無いですからこいつもドナーになって貰いましょう。
30年モノですからいつコイルが切れてもおかしくないですしおすし🍣



こいつをバラして切断してみると…



中にはダイオードでは無く、普通の抵抗が入っていました。
カラーコードは【緑 青 茶 金】でググったら1.6MΩでした。
1.6MΩだから何だと聞かれても分かりませんが…😅

ググってみたところ、ダイオードと同じでコイルへの通電OFF時に起こる自己誘導作用による高電圧を防ぐ役割だそう。



ベースの端子に穴を開けて、配線をハンダ付けします。



リレー側は普通の平端子のメスにして、カプラー無しで直でリレーと接続。まぁ、このリレーは室内だし、滅多に作動しないし、壊れても困らないのでこの方法でOK。


あとはヒューズボックスに差し込んで、リレーは両面テープとタイラップで固定して作業完了‼️



いや~色々と疲れたわ😮‍💨


しかし、今回は色々な事も分かったし、対処法も分かったし、ダミープラグも作って万が一の際の自走も確保出来たし、色んなデータも取れたので良かったかもね😅


あと新品リレーの箱に、



・新品リレー
・とりあえず作動する30年モノリレー
・ダミープラグ
がちょうど入るので、このままパンダに積んでおく事にしよう♪




これにて
フィアットパンダのインジェクション補完計画完了‼️

おめでとう~♪👏
おめでとう~♪👏
おめでとう~♪👏
おめでとう~♪👏
おめでとう~♪👏