個人セッションでクライアントの
変化を目の当たりにすると
「モノゴト」には意味がなく
「モノゴト」に“意味付け“するのは、
モノゴトと対峙しているその人自身だな。
と、つくづく思う。
モノゴトに対する意味付け(捉え方や解釈)
が変わった時に見ている、この世界も変わる。
昨日も初めてお会いするクライアントと
ホテルのラウンジで90分セッションを
させて頂きました。
(基本、セッションといってもペチャクチャ井戸端会議のように楽しく喋っているだけ。笑)
セッション前は
「仕事が楽しいと思った事は1度も無い」
「そのまま楽しく無い人生で終えそう」
「自分自身何がやりたいのか分からない」
と、不安を抱えていました。
このクライアントは、
“仕事“や“業務“や“社員“というモノゴトを
自身の勝手な思い込みで、負の意味付けを
していました。
その結果、
「自分自身には価値がない」
「自分がやっていることが正しいのか」
「仕事=大変・苦労・楽しくない人生」
という、解釈になって、
とても狭い世界で自分自身を捉えていました。
しかし、
セッションを通して、クライアントが
体験して来た人生を、私の捉え方で投げかけ
ペチャクチャおしゃべりを終えた頃には、
「言葉では表現しづらいけど、ココロがスッキリしました!」
「ストンと腑に落ちています」
「やってきた事が自分の強みだと分かった」
「楽しく仕事が出来そう」
「楽しい人生が送れそう」
と、セッション前はとは180度違う
発言をして、キラキラ輝いて帰っていきました。
クライアントが経験してきた
“仕事“や“業務“や“社員“というモノゴトは、
過去のもので、変えようの無い事実。
しかし、その事実に対する捉え方1つで、
モノゴトの意味合いは大きく変わります。
分かりやすい例として、
1つのモノゴトとして、“不景気な業界“
というのがあったとして、
ある経営者は、
「ピンチだ、、、どうしよう、、、」
と捉える人もいれば、
ある経営者は、
「チャンスだ!こうしよう!」
と捉える人もいる。
冷静に考えると、
モノゴトには全く意味が無く、
意味付けしているのは、本人ということ。
ドイツの哲学者である
かの有名なニーチェの名言にも
「全ては解釈(意味付け)」という言葉も
あります。
とは、言っても
気持ちが落ちているときに、
そんなポジティブに捉えることが出来ません。
という人もいると思います。
そんな時は、無理矢理ポジティブに
なる必要もありません。
ただ、そのネガティヴな自分の感情も
ありのままの自分を、受け入れて愛してあげてください。
(ネガティヴはダメだと思わないこと)
人間は感情の生き物です。
誰にも感情の浮き沈みやバイオリズムが
あります。
常にポジティブで全てが完璧で
うまくいっている人は存在しません。
なぜなら、僕達人間は、地球の陰陽を体験
しにきているからです。
陰があるから陽の有り難みが分かる。
陽があるから陰の有り難みが分かる。
全ては1つであり、全ては異なるもの。
陰も陽も、ただただ受け入れて
どちらも○(丸)にしていくと、
人生生きやすくなっていきますよ。




