↓ AFP(2016.8.12) より
マレーシアで、牙が通常の上向きではなく下向きに反ったピグミーゾウ
が見つかった。
サーベルタイガーのような牙だと、野生生物当局者は12日、AFPに
語った。
この珍しいゾウは、マレーシアのボルネオ(Borneo)島のサバ(Sabah)
州にあるパーム油プランテーションで、野生生物の専門家チームが
11日に発見した。
サバ州野生生物局のセン・ナサン(Sen Nathan)氏はこのゾウに
ついて「非常に珍しい」、「牙がこうなった理由はわからないが、先天
的な異常かもしれないし近親交配のせいかもしれない」と語った。
野生生物局では、13日にこのゾウをサバ州のゾウ保護区に送る予定
だ。
適切な地域が見つかれば、追跡機器を装着した上で放す方針だと
いう。
ボルネオピグミーゾウ(Borneo pygmy elephant、学名:Elephas
maximus borneensis)
・・・哺乳綱長鼻(ゾウ)目ゾウ科アジアゾウ属アジアゾウ亜種
スマトラゾウ・シノニム(同一とみなされる生物に複数の学名が
存在)
別名:ボルネオゾウ
ボルネオ島固有種
体長:約5.5~6.4m、体高:約2.2~2.5m、体重:最大2,500㎏程
世界最小のゾウとされます。
成熟した雌が群れのリーダーとなります。大人の雄は単独、
または数頭で生活します。
生息数 約1,000~1,500頭
生息地の減少に因り、危機的な状況となっています。
↓ Almrsal.com より(以下2点)
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