最も広範囲な顔面移植手術に成功―アメリカ | パンデモニウム

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※何度かのブログフォーマット変更により改行ポイントがずれてしまい、ほとんどのページがガタガタになっております。
読み難くて申し訳ないです。

 ↓ AFP(2012.3.28) より


米メリーランド大学(University of Maryland)メディカルセンターで19~20日、1997

年に起きた銃の事故で上下両唇と鼻そして歯を失った米国人男性の顔面の移植

手術が行われた。

執刀した医療チームによると、これまでで最も広範囲にわたる顔面移植手術だと

いう。

移植手術を受けたのはリチャード・リー・ノリス(Richard Lee Norris)さん(37)。

97年の事故発生以来、再建手術を含め、複数回の手術を受けてきた。

それでも口の機能は制限され、また顔面の下半分と鼻が潰れてしまっているよう

な外見となっていた。



パンデモニウム-リチャード・リー・ノリス01


約36時間を要した手術では、上下両あご、歯、舌の移植が行われた。

同センターはこれまでに行われた顔面の移植手術において、最も広範囲のもの

としている。

整形外科長のエドアルド・ロドリゲス(Eduardo Rodriguez)氏は声明で、「(手術

では)表情を回復させるために下層の筋肉を含む頭皮から首までの顔面全ての

軟組織を、さらに感覚と機能回復のために知覚および運動神経を移植した」と

明らかにし、さらに「我々の目的は見た目の美しさを得ることと機能の回復である」

と述べた。

米テレビMSNBCによると、ノリスさんは過去15年間にわたって家に引きこもり、

買い物は夜間に済ませていたという。

またその際には、医療用マスクを着用して周囲の目を避けていた。

世界で初めて顔面の完全移植手術を行ったのは、スペイン・バルセロナ

(Barcelona)にあるバル・ド・ヘブロン(Vall d'Hebron)病院の医療チーム。

この時に移植手術を受けた患者は2010年7月、記者会見に臨みその姿を見せた。



顔面移植手術は、例を追う毎に技術が高くなっていってる気がしますね。

こうして手術がされれば注目されますが、まだまだ施術を待っている人達が多く

いるのでしょうね・・・



参考記事:「『ベストハウス123 SP』 顔を失った女たち その1:コニー・カルプさん」

      「『ザ!世界仰天ニュース』 その2:顔を失ったアマリア・メンドーサさん」

      「ダラス・ウィーンズさん、全顔面移植手術で新たな顔を手に入れる」

                                                                            

                                                                             

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